グラスもお皿も絶対割らない!見たら納得する引越しのプロの超梱包術(前編)

引越しの際に、グラスもお皿も割りたくない!という人のために、ダック引越センターさんへ梱包の極意を聞いてきました。もちろん、包み方だけじゃなく、詰め込み方についても聞いています。ただ、またちょっと長めのエントリーになりますので前編と後編に分かれます。

今回の先生は、ダック引越センターにお勤めの、阿久津みのりさんです。
そして、お伺いした内容をもとに、引越しラクっとNAVIの中の人、マエストロ見習いの横川でもできるかどうか、チャレンジしてみました。これであなたも割らずに梱包できますよ!

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まずは準備

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プロの梱包では、クレープ紙(クレープペーパー)という梱包資材を利用します。クレープ紙とは、シワの入った紙で、このシワによる伸張性で、引っ張り強度が増すそうです。
一応、お約束っぽく書くと、スウィーツのクレープの包み紙じゃないです。(笑)

今回は楽天で販売していたので購入してみました。100枚で750円なので、1枚7.5円です。もちろん、クレープ紙じゃなくても、新聞紙でも代用可能とのことでした。

また、クレープ紙の他には、エアーキャップ(プチプチ)やコンビニやスーパーでもらえるビニール袋があると便利とのことです。使用するダンボールは小さめのものを用意しましょう。食器類は重量がかさばりやすいので、大きいダンボールだと、持ち運びが大変でかつ割れやすくなります。小さなダンボールを複数用意してください。

グラス、お皿などの割れ物梱包術

では早速、割れ物の代表格である食器類から梱包術を教えてもらいます。
グラスの梱包では、クレープ紙1枚で梱包します。

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・グラスを横に寝かせます。
・クレープ紙を上から包み転がすように梱包します。
・ふちの部分は弱いので、気をつけましょう。
・転がしながらクレープ紙を中に入れ込みながら包みます。
・底の部分も転がしながら包み込みます。
これでグラスは完了です。動画にするとこうなります。

続いて、ワイングラスの梱包では、クレープ紙を1、2枚使います。

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・足の部分は非常に弱い部分なので、クレープ紙を巻きつけます。
・横に寝かし転がすように梱包します。
・最後にグラス同様底の部分も包んで完成。
ダンボールに詰める際には、極力他の食器と抱き合わせない様、ワイングラスのみで詰めるようにします。

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次にティーカップやマグカップは、取っ手の部分が非常に弱いので、部分的に強化して包み込んだ後、全体を包み込みます。

包丁やナイフは刃の部分を先に包んだ後、全体を包み込みます。柄の部分が分かるように少し出しておくのがポイントです。
また、刃物は包み終わった後に刃物と分かるように記入しておくとベストです。

お皿は同じ大きさであれば、3枚~5枚をまとめて包みますが、慣れていない場合は1枚づつ包みましょう。

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その他の食器類はざっといきますね。
・徳利やガラス瓶はグラス同様に包みましょう。
・ホーロー鍋はダンボールに梱包した際に、中でカタカタと音がするようであれば、本体と蓋の間にクレープ紙を当てましょう。
・土鍋は購入時の箱があればその箱に入れてしまえばOK。なければエアーキャップがあれば本体と蓋を別々に梱包しましょう。
・ワインボトルはエアーキャップで包むのがベストです。
・電球や化粧品、香水の瓶などの小さな割れ物は、スーパーやコンビニのビニール袋にクレープ紙を2、3枚敷いて、割れ物を入れます。袋を縛り、ダンボールへ入れる際は、斜めにならないように気をつけましょう。
・額縁は、ダンボールがあれば1枚に広げて包みます。
・鏡はエアーキャップで包んで、更にダンボールを広げて包みましょう。

というわけで、前編は食器を梱包する方法でした。後編では、梱包した食器をダンボールへ詰める際のテクニックや、食器以外の梱包術を学びます。
ぜひ、後編もお楽しみに!

著者投稿者 横川
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