引越しをシェアする。引越し放題。CtoC引越しの可能性を探る。

こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。

今日は、将来の引越しのサービスを妄想してみたいと思います。考えるべくは、カーシェアリングなどに代表される、引越しをシェアするサービス。何度も引越しができる、引越し放題。個人間取引で引越しができる、CtoCの引越し。の3点です。

引越しをシェアするとは?

まずは、引越しをシェアするサービスを考えてみましょう。とはいえ、もともと引越しを所有しているわけではないので、今回のシェアとは、複数の人のお引越しをまとめて行うシェアという形で考えてみましょう。

実はこの引越しのシェアサービスは、良くある話で、例えば寮からの一斉退去などの際に、1台のトラックに複数の人の分の荷物を積んで、複数の場所で荷下ろしをするケースがあるのです。

この場合、トラックを2人でシェアする形になりますので、車両代金が半額になります。もしくは、トラックはシェアしなくても、荷物を積み込むスタッフをシェアすることができたりします。2人のお引越しがあった時に、それぞれ別々に手配をすると、1台のトラックに2人ずつ、スタッフがつくことになります。これ普通の話です。ですが、荷物を積み込む際に、同じ建物であれば、まとめて行うことができます。

つまり、引越しのスタッフが4名いるので、1人目の荷物を4人で積み込んで、2人目の荷物も4人で積み込むことで、通常よりも早い作業が可能なのです。料金は同じでも、作業スピードが倍になったりします。

これを一般ユーザー向けに考えてみると、近くの個人と個人をマッチングさせて、一つの引越し会社でまとめて作業をしてもらうサービスができるかもしれないですね。

とはいえ、リスクもあって、同じトラックに荷物をまとめちゃうと、どっちがどっちの荷物なのか?を間違える可能性が出てきちゃいます。となると、単身パックのように、カーゴごとに分けるような形でないと、難しいかもしれません。

また、作業員をシェアするために、新築マンションの一斉入居という形が存在します。一斉入居については、こちらのエントリーをご覧ください。

トラブル多発の引越しの一斉入居。あなたのお引越しは大丈夫?

引越し放題

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引越し放題。某白い犬の携帯キャリアが付けそうなネーミングですが、これは、どうでしょうか?何度、お引越しをしても、定額料金なサービスになりますが、法人では確実に需要はあるのですが、受ける引越し会社がありませんね。。。

ただし、先日ご紹介した、車を49800円で利用できるサービスのように、

引越しをしてもしなくても、月額課金で、引越しが発生した場合は無料です。

みたいなサービスであれば、利益の出ている法人さんならば、なくはない。かもしれません。都度発生する経費を、前払いできるようなイメージになりますから。とはいえ、やりすぎると国税局さんに睨まれるので、まあ、難しいでしょうね(笑)車のようにリースという契約もできませんし。。。

CtoCのお引越し

これは、Airbnbや、メルカリのように個人間取引の場を用意するようなイメージです。

引越しをしたい人と、引越しを手伝いたい人をマッチングさせるというイメージになりますが、引越しを手伝いたい人が、果たしてどのくらいいるのか。。。いや、いませんね。(笑)

荷物を壊したらどうなるんだ?みたいな懸念点もありますが、その辺は保険という仕組みがあるのですが、引越しは免許が必要ですからね。。。難しいだろうなぁ。いまのUBERみたいに、簡単には導入できなさそうですね。

このサービスは、既存業界からの大反発にあいそうな上に、そもそもマッチングしなさそうなので、ちょっと難しそうですね(笑)

単純な他業界のサービスは引越し業界には当てはまらない

どうやら引越し業界には、他業界で流行っているモノをそもまま持ち込んでも難しそうです。であれば、どういったサービスがウケるのでしょうか?

DMMの亀山会長もおっしゃっていますが、引越しに縛られず、「出張」。リンク先の「DUFL(ダフル)」というサービスは、出張時に余計な荷物を持たなくていいサービスです。

ユーザーはまず、自身の衣類や靴、スポーツ用品などを、あらかじめDUFLのクラウドクローゼット(倉庫)に郵送して預けておく。そして、出張や旅行の際に、DUFLアプリを立ち上げ、クローゼットから「シャツ2枚」「靴下3枚」など必要なものを選び、滞在先のホテルなどを受け取り場所に指定すると、宿泊当日までにDUFLスーツケースに入った荷物がホテルに届く。

出典:リンク先より

ここまで極端でなくとも、長期出張というニーズはとてもあります。そんな時に、家具家電を必要な時に必要な分だけ取り出して、法人には使った分だけ請求がいくようなサービス(レンタル家電)があってもいいですよねー

特に引越し会社は、廃棄物として家具や家電を引き取ることがあります。倉庫が必要になりますが、倉庫業者と手を組んで、長期出張や、荷物の保管について、もうちょっとニーズを掘り起こすと、少しはオリジナリティーのある、お引越し会社になるのではないでしょうか。

そんなわけで、本日は、未来の引越しサービスについて考えてみました。

著者投稿者 横川
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