夫婦、カップル、友人同士、2人暮らしの世帯が引っ越しをする場合の料金相場をご存知ですか? 引っ越し費用は時期や方法によっては大幅に節約可能。本記事では、2人暮らしの引っ越し費用の相場と、安く抑えるためのコツをわかりやすく解説していきます。
【距離別】2人暮らしの引っ越し費用の相場
まずは、2人暮らしの引っ越しの距離別の相場価格を見ていきましょう。
引越しラクっとNAVI ®での引っ越し実績をもとに、算出したものです(対象期間:2017年1月~2019年6月)
引っ越し費用に影響するものといえば、時期以外に“距離”があげられます。
隣町に引っ越す場合と、県をいくつもまたいで引っ越す場合では、引っ越し費用に大きな差があります。距離が遠くなればなるほど、引っ越し費用の相場は高くなっていくことがわかります。
そして繁忙期とそれ以外の時期の価格差もまた、距離が遠くなるほどに大きくなっています。
2人暮らしの引っ越しで安く抑えるには、やはり繁忙期を避けるのが一番だといえるでしょう。
転勤など、繁忙期の引っ越しを避けられない理由もあるでしょうが、結婚や出産のための引っ越しは、安い時期を狙ってみるといいかもしれませんね。
2人暮らしの引っ越しを相場より安く抑える3つのコツ
引っ越し費用は時期と距離に大きく影響を受けますが、実は、どんな時期でも、どんな距離でも、お得に引っ越すコツがあります。
1.家具・家電の購入は引っ越し先で
2.引っ越しの日は2人で有休を!
3.引っ越し費用は相見積もりを取る
それでは、ここから3つのコツを具体的に見ていきましょう。
相場より安く引っ越すコツ1.家具・家電の購入は引っ越し先で
引っ越し料金を決めるものは、日時と距離のほかにもう1つ大事なことがあります。
それは、荷物の量です。2人暮らしといっても、荷物の量は世帯によって大きく違うものでしょう。
引っ越しを機に家具や家電を買い揃えたい、一新したいという方も少なくないはずです。
しかし引っ越し前に荷物を増やして、引っ越し料金が割り増しになってしまったらもったいないですよね。
新しい家具・家電を買うのなら、引っ越した後がおすすめです。その方が、新居で家具を配置してみて、雰囲気や大きさのあったものを買うこともできます。
相場より安く引っ越すコツ2.引っ越しの日は2人で有休を!
諸条件によって変動はありますが、平日は休日に比べて引っ越し費用が安い傾向にあります。
ただし平日とはいえ、日時や午前便・午後便を指定してしまうと、割高になってしまう可能性も。
費用を抑えるポイントとなるのは、引っ越し日を「この日!」と定めないで、いくつか候補を上げたり、「○月上旬」など日程に幅を持たせたりして見積もり依頼することです。
できることなら、引っ越しの日が決まった時点で2人で有休を取る前提で、柔軟に日程を考えておくことをおすすめします。
相場より安く引っ越すコツ3.引っ越し費用は相見積もりを取る
2人暮らしの世帯が引っ越し費用を抑えるコツの3つ目は、引っ越し費用の見積もりを1社で決めずに、複数社から取ることです。
当然のことですが、引っ越し業者は引っ越しを受注しないことには収益は上げられません。
相見積もりを取る目的は、同じ条件で最安提供できる引っ越し業者を探すことと、引っ越し業者に「ライバルがいる」と思わせること。
なんとか受注したいと考える引っ越し業者は、ライバルに負けないようにできる限り安い価格で見積もってくれるようになります。
※上記は、実際のお客様事例です。現在の見積もり金額とは異なる可能性があります。データ元:引越しラクっとNAVI ®の2018年ご利用実績
相見積もりを取るメリットは、価格を比較できるだけではありません。各社のオプションサービスや対応力を比較できることもまた、メリットとしてあげられるでしょう。
2人暮らしの引っ越しの場合は、荷物量が多いため、複数社に訪問見積もりを依頼するのがおすすめです。
ざっくりとした荷物の量から簡易的な見積もりを取ることもできますが、実際に担当者に訪問してもらって荷物の量を見てもらえば、より実質的な引っ越し費用を把握でき、当日の割増料金発生トラブルなども防げます。
また訪問してもらえば担当者の雰囲気やマナーなども確認できるため、お2人の大切な荷物を安心して任せられる業者か見極めることもできるでしょう。
まとめ
ライフスタイルの変化が多い大人2人の世帯は、引っ越す機会も多いもの。
引っ越し費用の相場と安く抑えるためのコツを知っていれば、お2人が引っ越したい時期の中で、できる限り安くお得に引っ越せます。
相見積もりを取る方法でおすすめなのは、引越し一括見積もりサービスを活用することです。上手に利用して、満足のできる引っ越しを目指しましょう。