安いスーパーの近くに住もう！【目黒編】

生活費を抑えるために、まず食費を節約しようとする人も多いのでは？　生活費のなかでも、食費が占める割合は大きいもの。安いスーパーが近所にあれば、食費を上手に節約できて、生活費の削減にもつながりそうです。そこで、東京・目黒区の安いスーパーが充実したエリアをピックアップ。目黒の街の特徴とともに解説します。

目黒って、こんな街

中目黒、自由が丘……「住みたい街ランキング」常連の街を抱える人気タウン

東京23区の東南部に位置する目黒区は、おしゃれなカフェやショップが並ぶ中目黒、自由が丘といった「住みたい街ランキング」常連の街を多く抱える人気タウンのひとつです。

渋谷区、品川区、世田谷区、大田区に接していて、面積は14.67㎢と、23区のなかで16番目の広さ。2019年12月1日現在、28万1573人が住んでいて、女性の比率が高いのが特徴です。

目黒区には、渋谷駅と横浜駅を結ぶ東急東横線のほか、東急目黒線、東急大井町線など、複数の路線が走っていますが、意外にも目黒区にある鉄道の駅はたったの9駅（目黒駅は、品川区内）。23区内でもっとも少ない駅数です。

といっても、東急東横線は東京メトロ副都心線や日比谷線、東急目黒線は東京メトロ南北線や埼玉高速鉄道、都営三田線に乗り入れていて、路線バスも充実していることから、都心へのアクセスは良好。交通の便で不自由することはなさそうです。

住みやすさの証？　物件相場が高くても、住民の定住意向は高め

目黒区には中目黒や自由が丘のほかにも、碑文谷、柿の木坂、八雲といった、都内でも有数の高級住宅街があります。目黒の落ち着いた町並みは人気で、賃貸物件の家賃も、新築・中古物件の販売価格も高めの印象です。

それでも 住民の定住意向は高く、平成29年に実施された「第45回目黒区世論調査」では、住民の定住意向の割合は「ずっと住んでいたい」、「当分の間は住んでいたい」を合わせて95.0％。 平成元年以降、連続して90％を超えているのだとか。実際に住んでいる住民にとっても、目黒区は住みやすい街のようです。

前述した閑静な住宅街が広がる一方、東急目黒線の洗足駅、東急東横線の学芸大学駅、祐天寺駅をはじめ、にぎやかな商店街のある街も多い目黒区。

また、桜の名所として知られる目黒川沿い、日本民藝館や旧前田侯爵邸のある駒場公園、豊かな自然に触れられる碑文谷公園など、街歩きを楽しめるスポットも多数あります。カフェや居酒屋など、飲食店も充実していて、住むほどに街の魅力を感じられそうです。

目黒に多いのは、こんなスーパー

駅近にあって利用しやすい、私鉄系スーパー「東急ストア」

東急グループのスーパーマーケットチェーン「東急ストア」。中目黒に本店があり、目黒区内では、駅から離れたお店も含めて8店舗あります。

東急ストアの強みは、なんといっても駅近にあること。祐天寺駅や学芸大学駅、洗足駅、大岡山駅など、ほとんどが駅前で、通勤・通学帰りに立ち寄れて便利です。生鮮食品からナショナルブランドの商品、2つのプライベートブランド「東急ストアプラス」、「Vマークバリュープラス」の商品を取り扱っているので、日常の買い物には困りません。

ポイントが貯まりやすい「TOKYU CARD ClubQ JMBカード」、「TOKYU POINT CARD」も好評です。「TOKYU CARD ClubQ JMBカード」は、クレジット払いで200円（税抜）ごとに3ポイント、「TOKYU POINT CARD」は200円（税抜）ごとに1ポイントが貯まります。月の買い物金額に応じて、翌月5日にボーナスポイントがもらえるサービスも嬉しいですね。

コンビニの気軽さで利用できる都市型スーパー「まいばすけっと」

イオングループが手掛ける都市型の小型食品スーパー「まいばすけっと」。東京と神奈川で展開していて、目黒区には26店舗あります（2019年12月16日現在）。野菜や肉、魚などの生鮮食品をはじめ、ナショナルブランドの商品、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の商品も多数。早朝から深夜まで営業しているお店が多く、コンビニ感覚で利用できるのが特徴です。

買い物には、イオンが提供する電子マネーWAONを利用するのがお得。WAONで支払い、または、現金・交通系電子マネーの支払いでWAON POINTカードを提示すると、200円ごとに1ポイントが貯まります。あらかじめ会員登録が完了しているWAONなら、200円ごとに2ポイントを付与されるので、さらにお得です。

個食ニーズにも対応、近くて便利なミニスーパー「ミニピアゴ」

「ミニピアゴ」は、東京と神奈川で展開する都市型ミニスーパー。以前は「99イチバ」、「みんなのイチバ」という名前で、目黒区内には、駅から少々歩くお店も含めると4店舗あります。

コンセプトは“一番近くて便利な「美味しい」があるお店”。こだわりの生鮮食品や肉、牛乳、パンといった食料品、惣菜、弁当のほか、安心安全・低価格を実現したプライベートブランド「スタイルワン」の商品を販売しています。簡単で便利な使い切り商品も充実しているので、ひとり暮らしの人に好評です。

安いスーパーが充実！生活しやすい目黒の駅

目黒区のなかで、スーパーがたくさんある駅をピックアップしました。近くにスーパーが多いと買い物の選択肢が広がり、スーパー同士の価格競争もあるため、お得に買い物できることもあります。

東急東横線・都立大学駅

東急東横線で渋谷から5駅、わずか10分ほどという立地の都立大学駅。人気の自由が丘駅、学芸大学駅に挟まれた高級住宅街ですが、各駅停車しか停まらないこともあり、素朴さの残る街並みが広がります。

スーパーも目黒区内でもっとも多く、駅前の「東急ストア」、24時間営業の「肉のハナマサ」をはじめ、「オオゼキ」、「いなげや」、「イオンスタイル」、「まいばすけっと」と９店舗あり、買い物には便利。

また、自由が丘、駒沢オリンピック公園も徒歩圏内で、ショッピングを楽しんだりピクニックをしたり、豊かな休日を過ごせそうです。

東急東横線・祐天寺駅

東急東横線、渋谷から3駅の祐天寺駅。人気の中目黒の隣の駅ですが、家賃は比較的手ごろで、穴場の街だと言われています。

2018年に開業した駅ビル「etomo」内の「東急ストア」をはじめ、生鮮食品が評判の「オオゼキ」、地元密着型スーパーの「スーパー三和」、「まいばすけっと」など、6店舗あります。

さらに商店街もにぎやかで、買い物に困ることはないでしょう。電車のほか、恵比寿や三軒茶屋、目黒方面へ出るなら路線バスも利用できるので、交通アクセスも良好です。

東急東横線・学芸大学駅

東急東横線の中目黒と自由が丘の中間にある学芸大学駅。1964年まで、東京学芸大学がこの地にあったことが駅名の由来です。急行の停車する駅で、急行を利用すれば、渋谷から約7分という好立地。

駅の改札前には深夜25時まで営業している「東急ストア」があり、駅から徒歩圏内の距離に「まいばすけっと」も3店舗あります。商店街も活気にあふれ、昔ながらの商店やチェーン店のほか、個人営業のおしゃれなカフェやバー、ショップもたくさん。

夜遅くまで営業しているお店も多く、生活するのに便利な街と言えそうです。駅前は人通りが多くにぎやかですが、少し離れると閑静な住宅街が広がっています。

目黒区・その他の駅とスーパー

目黒区は、人気エリアが多数あります。目黒、中目黒、自由が丘…、住んでみたいエリアがある方は、家賃とともにスーパーなどの事情もチェックしておきましょう！