東京駅に通勤しやすい駅やエリアは？電車とバスの路線を調べてみた！

東京の玄関口である、東京駅。1日平均4,000本もの路線が発着し、都内各地へつながる路線の始点となる駅です。

東京駅にアクセスしやすい地域はたくさんありますが、通勤しやすく、住み心地がいいエリアはどこになるのでしょうか？

この記事では、電車やバスを利用しておおむね20分以内で東京に通勤できる、おすすめエリアをピックアップしてまとめています。

東京駅まで20分以内で電車通勤できるおすすめの駅5選

東京駅から乗車できるのは、JRと東京メトロの以下の路線です。

JR

東京メトロ

東京駅は、始発の路線が多いため、ホームで少し待てば座って通勤できる可能性は大。そこで、東京まで乗り換えなしで通勤しやすい駅を5つピックアップしてみました。

東京まで乗り換えなし！ 通勤しやすい駅 5選

西日暮里駅

東京駅～西日暮里駅

東京駅から西日暮里駅までは、JR山手線で約14分。7つ目の駅です。

西日暮里駅には、JR以外に千代田線や日暮里舎人ライナー、京浜東北線が乗り入れており、各地へのアクセスも良好。利便性が高いわりに賃料が安い、穴場スポットです。

西日暮里は「谷中銀座商店街」など商店街が多く、買い物や食事するのにも不自由しません。「日本医科大付属病院」や「東大病院」など、大きな病院も近くにあります。

ただ「飲み屋街」のイメージが強いエリアなので、ファミリー層というよりは単身者におすすめの駅だといえるでしょう。

新小岩駅

東京駅～新小岩駅

東京駅から新小岩駅まで、JR総武本線で4つ目、13分ほどで到着します。総武線は各停・快速ともに乗り入れており、新宿駅や吉祥寺にも乗り換えなしで行くことが可能です。

駅前には「西友」や「ルミエール商店街」があり、日々の生活には困りません。深夜遅くまで営業している飲食店も多いため、単身者におすすめです。

駅から少し離れると、下町ならではの風情があり、学校や幼稚園、公園も多くあります。お子さんがいる家庭や若いご夫婦も、なじみやすい街です。

後楽園駅

東京駅～後楽園駅

東京駅から後楽園駅まで、丸の内線で約9分。東京駅から5つ目の駅です。乗り入れている路線は、東京メトロ丸ノ内線と南北線のみですが、後楽園駅から600mほど南に歩くと、中央総武線・都営三田線が運行している水道橋駅に出られます。

駅前には、スパ・アトラクション・ショップが入っている融合型商業施設の「ラクーア」や「メトロ・エム後楽園」があり、日々の買い物のみならず、楽しく休日を過ごすことも。後楽園駅がある文京区は教育機関が充実しているため、ファミリー層におすすめです。

田町駅

東京駅～田町駅

東京駅から田町駅まで、京浜東北線かJR山手線でいずれ9分ほど。隣駅の浜松町よりも家賃相場が安く、山手線の中では穴場のエリアだといえるでしょう。田町駅からは徒歩ですぐに三田駅まで行けるので、都営浅草線、都営三田線も利用できる非常に便利な駅です。

田町駅前には、買い物や食事に便利な複合施設「msb-ムスブ」があります。深夜遅くまで営業している飲食店も多いため、単身者におすすめです。

上野駅

東京駅～上野駅

東京駅から上野駅までは、JR山手線・東京上野ラインで8分ほど。山手線では東京駅から4つ目、東京上野ラインでは東京駅の次の駅です。

上野駅はJRに加え日比谷線や京浜東北線、銀座線、常磐線も通っており、渋谷や中目黒、北千住方面など各地へ出やすいところが魅力的です。すぐ近くにある京成上野駅からは、千葉方面にも出やすくなっています。

上野駅周辺には「アメ横」「上野フロンティアタワー」「UENO3153」「上野動物公園」など、ショッピングが楽しめる大型複合施設自然がたくさん。

路地裏に入れば閑静な住宅地があるため、単身者にもファミリー層にもおすすめです。

東京駅までバス通勤する人におすすめな穴場エリア5選

東京駅からバスに乗車するためには、丸の内南口・北口、八重洲南口・北口、日本橋口を利用します。運行している路線バスは以下の通りです。

上記のバスのうち「メトロリンク日本橋Eライン」は、東京～浜町・人形町・兜町エリアを結ぶ、区民のための無料巡回バスです。無料で乗車できますが、運行時間が8時～18時までになります。

通勤コストの削減にはなりますが、乗車時間には注意が必要となるため、通勤時には「都営バス」か「東急バス」の利用をおすすめします。

それではここからは、バスで通勤できる東京駅周辺のおすすめの穴場エリアを5つ紹介します。

勝どき駅

東京～勝どき駅：ファミリー層に人気のエリア

東京駅から勝どきまで、都営バスで16分ほど。都営バスには、東京駅八重洲口か丸の内南口から乗車できます。

勝どき～東京間は電車移動もできますが、乗り換えや徒歩移動が必要。勝どきから乗車できる都営バスは停留所が多く、東京駅のみならず新橋や亀戸行きも出ているため、バス便を使えば都内各地へ移動可能です。

勝どき駅前の隣にある停留所「晴海トリトンスクエア前」で降車すれば、目の前に大型複合施設の「晴海トリトンスクエア」があります。

交通の便や買い物にも不自由しない上、児童館や公園も多いことから、勝どきはファミリー層に人気のエリアです。

永代通り沿い

東京～永代通り沿い（茅場町～東陽町三丁目）：生活しやすい住環境

東京駅の丸の内北口から、錦糸町方面の都営バスに乗車すると「永代通り」という通りを直進します。この通り沿いはバス停が多く、「東陽三丁目」あたりまでは東京駅から20分ほどで通勤可能。

永代通り沿いは、ドラッグストアやリーズナブルな飲食店が多いため、帰宅時の買い物や食事に便利です。一歩道を入れば閑静な住環境が整っているので、都心ながらもゆったりした生活を送りたい人におすすめです。

東京大学周辺

東京～東京大学周辺：学生と単身向け物件多数

文京区本郷にある東京大学。東京駅丸の内北口から、荒川土手行の都営バスに乗車して15分～20分ほど移動すると、東京大学周辺のバス停に複数停車します。

バス停が集中している「本郷通り」は、食料品から日用雑貨まで取り扱っているお店が充実しています。

東大の近くなので、学生と単身者用の物件が多い街です。夜間でも街全体が明るく、治安もいいので、女性の単身者でも安全に暮らせます。

晴海～豊洲エリア

東京～晴海・豊洲エリア：オリンピックで人気急上昇エリア

東京駅八重洲口から、深川車庫前行きの都営バスに乗車して15～20分のところに晴海・豊洲エリアがあります。晴海付近は再開発により街が整備され、歩道が広く商業施設が増えました。

晴海は橋を渡らないと勝どき駅や豊洲駅に出られないので、周辺より賃料相場は低め。豊洲駅・勝どき駅から電車で東京駅に行くとなるとしても乗り継ぎが必要になるので、東京駅まではバスの方が好アクセスだといえるでしょう。

晴海～豊洲は、豊洲市場や東京オリンピック開催などの影響で、ぐんぐん人気が高まっているエリアです。オリンピックの選手村の跡地に建設される「晴海フラッグ」にも、賃貸住宅があるようですよ。

江戸通り沿い

東京～江戸通り沿い：商店街が多い歴史あるエリア

東京駅八重洲口から南千住車庫前行きの都営バスに乗車すると、「江戸通り」という道を直進していきます。浅草駅周辺までは、東京駅からバスで20分ほど。

江戸通り沿いは歴史ある宿場町で、昔から商店街が多く、駅から距離がある場所でも買い物や飲食に不便しません。

墨田川沿いの道なので、リバービューが楽しめるマンションも多くあります。夏に開催される 隅田川花火大会の絶景スポットでもあるため、季節のイベントを楽しみながら生活したい人におすすめ です。

まとめ

東京駅は、電車路線のみならずバス便も豊富です。バス利用も考えて、通勤に便利で住みやすい穴場スポットを見つけてみましょう。