転勤が夫婦の愛を深める!?妻が思う「夫が転勤族でよかったこと」

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転勤が夫婦の愛を育てる!?

「転勤族の夫と結婚した妻=転妻」。転妻というと、引っ越しが多く、見知らぬ土地を転々としなければならない、なかなか仕事が決まらないなど、ネガティブなイメージを抱きがちです。でも、実はいいこともたくさん!今回は、夫の転勤が家族に与えるいい影響、転勤族だからこその嬉しいポイントなど、転妻のメリットをまとめます。

転勤も悪くない! 転妻のメリット

苦労が多いと言われがちな転勤族の妻。でも、転勤族にはメリットもたくさんあるのです。ここでは、転勤族だから得られる、転妻のメリットをピックアップしました。

夫婦の絆が強くなる

転勤による慣れない土地での暮らしには、夫婦ふたりの協力が欠かせません。引っ越し準備や片付けのためにふたりで話し合う機会も多く、コミュニケーションは自然と密に。転勤という苦労をともに乗り越えたことで、「夫との絆が強まった」と感じる転妻は多いようです。

子どもにいろいろな経験をさせられる

美しい景色を見たり、食文化に触れたり、祭りや行事に参加したり……。その土地土地で、子どもにさまざまな経験を積ませてあげられるのは転勤族の特権です。転校や転園は子どもたちにとってつらいことかもしれませんが、それ以上に貴重な体験もたくさんあるはずです。

定番スポット以外も、時間をかけて観光できる

旅行だと定番の観光スポットを駆け足でまわるぐらいですが、転勤でその土地に住むようになると、時間をかけて見られるのが◎。地元の人しか知らないスポットを教えてもらえたりと、その土地の魅力にじっくり触れられます。各地の特産品やご当地グルメが味わえるのも、転勤族ならではの楽しみと言えるでしょう。

全国各地に友だちができる

新しい土地に行くたび、新しい出会いがあるもの。人間関係の幅がぐんと広がり、全国に新しい友だちができます。たとえ再び転勤で離ればなれになってしまっても、いまの時代ならSNS等で簡単に連絡を取り合うことができますよね。転妻同士で仲よくなることも多く、転妻のコミュニティができて、お互いの悩みを相談しあうケースもあるようです。

人間関係をリセットできる

反対に、気が合わない人との人間関係をリセットできるのも転勤族ならでは。ご近所さんやママ友など、たとえ苦手な人がいても、次の転勤までの期限付きだと思えばガマンできるはず。人間関係のストレスは少なくて済みそうです。

実家とのトラブルが少ない

どんなに仲がよくても、実家から過度な干渉を受けるとストレスがたまるもの。その点、転勤族は拠点が決まっていないため、同居を求められることもなく、両家の実家とほどよい距離感を保てます。トラブルも少なく、自分たちのペースで暮らしやすいでしょう。

断捨離が上手になる

引っ越しは、不要なものを処分する絶好のチャンス! 転勤族は何度も引っ越しをしなければならず、荷物はできるだけ少ないほうが、引っ越し準備も片付けもラクになります。すると、自然と必要なもの、不要なものを見極めるクセがつくように。断捨離がうまくなることで、普段から部屋はすっきり片付き、気持ちよく暮らせます。

夫が出世しやすい

転勤は出世による異動の場合が多く、転勤族の夫は、会社の出世コースを歩んでいる可能性大! さまざまな部署や現場を経験した後で本社へ呼び戻され、重要な役職を与えられるというのは多いパターンです。転勤が多いうちは大変ですが、出世をすれば、当然お給料が上がります。しっかり支えてあげましょう。

家賃補助が出る

転勤族の場合、転勤先の住居の家賃は会社から一部補助が出るケースがほとんど家賃補助の割合は会社によってまちまちですが、家賃の3割から7割程度が多く、なかには全額負担してくれる会社も。家計を預かる妻にとって、この家賃補助は有難いですよね。もちろん、引っ越す際の引っ越し費用も会社が負担してくれます。

転勤族の夫に朗報! 転妻の86%は「転妻になったことを後悔していない」

東急住宅リースの「ビジネスパーソンの転勤事情に関する調査2019」によると、転妻500人に「転勤族の妻になったことを後悔しているか」を聞いたところ、「している」と答えた転妻が14.2%だったのに対し、「していない」と答えた転妻が85.8%という結果に!大多数の転妻が、転妻になったことを後悔していないことがわかりました。

転勤族の妻になったことを後悔しているか(ビジネスパーソンの転勤事情に関する調査2019)
出典:ビジネスパーソンの転勤事情に関する調査2019(東急住宅リース)

大変なところばかりがクローズアップされがちな転妻ですが、メリットも多く、転勤族の暮らしを満喫している転妻も多いようです。もし夫の転勤が決まって憂鬱になってしまったら、これらのメリットを思い出して、転妻の暮らしを楽しんでくださいね。

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