本記事では、東京~主要都市の引っ越し料金相場と、東京から各地に格安で引っ越しするための方法についてわかりやすくまとめています。
東京から引っ越しを検討されている人、また「引っ越し料金を格安にしたい!」と考えている人はぜひ参考にしてみてください。
東京から各地域までの引っ越し料金の相場と到着日
東京から各主要都市までの距離と、引っ越し時の荷物の到着日数の目安は以下の通りです。
発着地 | 移動距離 | 到着目安 |
---|---|---|
東京→名古屋 | 300km | 翌日着 |
東京→大阪 | 600km | 翌日着 |
東京→福岡/札幌 | 1,200km | 中二日 |
東京から各地への引っ越し料金相場を確認するときは、まず距離を確認しましょう。「距離」は引っ越し料金が決まる大きな要素です。
目安ですが、荷物の到着日は移動距離が600km以内であれば翌日着、601km以上であれば中1~2日ほどかかります。
また、引っ越しの「日時」も引っ越し料金に与える影響は大きいものです。3月・4月の繁忙期は転勤や就学などによる引っ越しが多いので高額に、それ以外の時期は通常期といわれ比較的料金が格安になる傾向にあります。
東京~名古屋の引っ越し料金相場
東京~名古屋の距離は、約300km。東京の北だと仙台市あたりまで、中部地方だと長野県全域が~約300kmとなります。
※引越しラクっとNAVI での引っ越し実績データ(2017年1月1日~2019年6月30日)がもとになっています。
※引っ越し見積もりは諸条件で変動しますので、実際の料金は見積もりをとって確認してください。
東京~大阪の引っ越し料金相場
東京~大阪の距離は、約600km。岩手県や石川県も同じくらいの距離です。基本的に、荷物搬出日の翌日には新居へ荷物が到着します。
※引越しラクっとNAVIでの引っ越し実績データ(2017年1月1日~2019年6月30日)がもとになっています。※引っ越し見積もりは諸条件で変動しますので、実際の料金は見積もりをとって確認してください。
東京〜福岡・札幌の引っ越し料金相場
東京~福岡の距離は1,200 km。東京~札幌間も同じくらいの距離です。
福岡・札幌~東京の移動だと、荷物が到着するのは中二日。つまり、荷物搬出日と到着日の間に二日挟むことになります。
※引越しラクっとNAVIでの引っ越し実績データ(2017年1月1日~2019年6月30日)がもとになっています。※引っ越し見積もりは諸条件で変動しますので、実際の料金は見積もりをとって確認してください。
<h2>東京から格安で引っ越しするために知っておくべき5つのこと</h2>
東京からの引っ越しに対応できる業者は多く、設定料金もさまざま。引っ越しする前には複数社に見積もりを取らないと、格安な業者やプランを見逃してしまいます。
各社の料金を比較するときには、次の5つのことを意識するようにしましょう。
相見積もりを取る
引っ越し料金が格安な業者やプランを見つけるためには、まずは“相見積もり”を取りましょう。
相見積もりとは、複数の業者に見積もりを依頼すること。複数社の料金を比較できることはもちろん「他社からも見積もりを取ってる」とアピールすることで、各社に競争意識を持たせることができ、料金が格安になる傾向があります。
荷物を減らす
引っ越し料金を左右するものとして、「距離」と「日時」に加えて「荷物量」があります。荷物量を減らせば、引っ越しにかかるコストを削減できるんですね。
ただし、荷物を少し減らしただけで極端に安くなるというものではありません。引っ越し料金を格安にしたい場合は、「トラックのサイズが変わる」「スタッフを1人減らせる」くらいまで荷物を減らさないと効果はでません。
引っ越しに際して家具や家電の買い替えを考えている方は、荷物を減らし、増やさないためにも、引っ越し前に処分して引っ越し後に新たなものを購入するようにしましょう。
日時指定しない
引っ越し料金は、「○月○日午前」などと時間指定すると割高になります。とくに、午前の便は引っ越し作業がしやすいため人気が高く、料金が割高です。
時間帯にこだわりがなければ、日時指定しないで見積もりを取りましょう。
希望日に幅を持たせる
引っ越し見積もりは、日時指定をしないだけでなく、ある程度、日程に幅を持たせるのがポイントです。
「日時指定なし」+「日程の幅を持たせる」これが引っ越し料金を格安にするのに、かなり効果的。「〇月〇日~〇月〇日までの間で、いつでもいいです」と見積もり依頼すると、この間で一番安い業者と日時を知ることができます。
休みの日に引っ越し日をあてるのではなく、引っ越しの日に合わせて休みを取るようにすれば、格安で引っ越せる可能性が高まります。
長距離引っ越しを格安にするポイント
東京~大阪、東京~福岡、東京~札幌など、600kmを超える長距離引っ越しは、どうしても料金が高くなってしまいがち。できるだけ引っ越し料金を格安にするためには、引っ越し業者が用意している長距離向けのプランを比較しましょう。
- 同じ方面へ運送する荷物をまとめて詰み合わせる「混載便」
- トラックや人を貸切る「チャーター便」
- 列車での運送する「コンテナ便」
- トラックの空きスペースを利用して運んでもらう「帰り便」
この中でも、チャーター便はトラックや人を貸し切るのでやや値が張ります。ただ、その他の便は、引っ越し業者や日時によっては運行がないことも。長距離引っ越しを少しでも格安にするためにも、やはり各引っ越し業者の見積もり額を比較することが大切です。
まとめ
東京からの距離が長ければ長くなるほど、引っ越し料金は割高になります。
東京から各地への引っ越し料金を格安にするためには、今回お伝えした5つのことを意識して複数の引っ越し業者に相見積もりを取ってみてください。