引っ越し費用が高騰?「引っ越し難民」にならないためにできること

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引っ越し費用高騰で悩む男

近年では、人手不足などの影響で引っ越し費用が高騰しています。また「引っ越し難民」という言葉ができるほど、時期によっては引っ越し業者がつかまらないのが現状です。

そこでこの記事では、引っ越し費用はなぜ高騰しているのか?引っ越し難民にならないためにできることはなにか?という点を解説します。

引っ越し費用が高騰している理由

朝日新聞では、サカイ引越センターの2019年3月期決算を見ると、1件あたりの引っ越し単価は前年より4.6%増、5年前と比べて18%も上昇したと報じています。

サカイ引越センターの費用だけが高騰しているわけではありません。同社は、引っ越し業界の最大手企業。引っ越し費用の高騰は、大手、中小問わず業界的に起きていることなのです。

引っ越し費用が高騰している背景には、次のようなことが考えられます。

人手不足

引っ越し費用が高騰している大きな原因は、人手不足です。多くの業界で人が不足している状況ですが、引っ越し業界ではとくにトラックドライバーや作業員の人員が足りていません。

国土交通省によれば、トラックドライバーの有効求人倍率は2.91倍です。つまり求職者1人につき、2.91社の求人があるということ。
2.91社がトラックドライバーの求人を出しても、1社にしか求職者が現れない状況にあります。

人手不足の状況だと人件費が上がり、引っ越し費用に転嫁されるために高騰しているというわけです。

働き方の見直し

さらに、近年進んでいる「働き方改革」も引っ越し費用が高騰している要因の1つです。働き方改革の影響で、あらゆる業界や企業で労働時間や日数の見直しが進んでいます。

これは引っ越し業界も例外ではなく、たとえば「引っ越しサービスに定休日を導入する」などの対策をしている引っ越し業者もあります。

つまり、人手不足&労働時間の短縮によって、各社が受注できる引っ越し可能件数が減少しているということです。

結果として「供給(引っ越し可能件数)」よりも「需要(引っ越ししたい人)」が多くなるので、引っ越し費用の高騰につながってしまいます。

その他の要因

近年の度重なる消費税増税によって、引っ越しに伴う物流や人件費、梱包材などさまざまなコストが上昇しています。

ネットショッピングの台頭もまた、引っ越しに関わらず物流コストを上昇させている要因の1つだとえるでしょう。

結論をいえば、1つの要因ではなくさまざまなことが相対的な要因となって、昨今では引っ越し費用が高騰しているのです。

繁忙期には“引っ越し難民”も

引っ越し費用が高騰する中、繁忙期の3月・4月には「引っ越し業者が見つからない」という“引っ越し難民”も出てきています。

引っ越し希望者がとくに多い繁忙期は、引っ越し業者の予約はいっぱいいっぱいの状況になります。

引っ越し業者は個人の顧客のみならず法人も相手にしていますが、費用単価の高い法人を優先するという傾向も繁忙期はより顕著になるのです。

中には「引っ越し予約は取れそうだけど高額すぎて払えない」という人も。

とくに繁忙期は「引っ越し業者が見つからない」「高すぎて引っ越せない」という引っ越し難民になってしまう可能性があるので、引っ越し検討者は十分に注意しなければいけません。

引っ越し費用が高騰する中、安く確実に引っ越すための方法

引っ越し費用が高騰し、かつ引っ越し難民も出てきているいまの状況の中で、どのようにしたら安く、確実に引っ越せるのでしょうか?

そのための方法は、次の3つです。

なるべく繁忙期は避ける

1つ目の方法は、なるべく繁忙期を避けて引っ越しすることです。引っ越しはとくに3月中旬から4月上旬に集中するため、その期間は引っ越し難民になりやすい傾向にあります。
シンプルですが、できるだけ繁忙期は避けて引っ越しすることが引っ越し難民にならないための方法です。

「分散引っ越し」は国土交通省も促しているほど。できることなら、1週間でも2週間でも引っ越しが集中する期間を避けるようにしましょう。

一刻も早く見積もり依頼する

引っ越しを確実に、できるだけ安くするためには、早め早めの見積もり依頼が大切です。

引っ越し難民になる理由は、要は引っ越し業者の人員とトラックを確保できないから。

早めに見積もりを取って申し込みを済ましておけば、あとから引っ越し業者にキャンセルされることはありません。イス取りゲームのように、限られた席を先に取っておくことが繁忙期はとくに大切です。

引っ越し先がまったく決まっていないレベルでは、見積もり自体が不可能ですが、具体的な住まいが決まっていなくても、市区町村レベルで大まかな引っ越し先が決まっていれば、引っ越し費用の概算見積もりを相談してみるのも一つの方法。

「転勤先は決まっているけどまだ住まいが見つかっていない」このような状況でも、まずは見積もりだけでも取っておくべきでしょう。

引越しラクっとNAVI ®を利用する

引っ越し業者に見積もり依頼するときは、引越しラクっとNAVI ®を利用しましょう。

引越しラクっとNAVI ®を利用すると、「引っ越し費用を抑えられる」「繁忙期でも予約が取りやすい」ことで引っ越し難民になることを高確率で防げます。

コンシェルジュ制度によってスムーズに安い見積もりが取れる

引越しラクっとNAVI ®には、利用者に代わって見積もりを取る専任のコンシェルジュがいます。

利用者はコンシェルジュと1回電話するだけで、後はなにもしなくても複数社の見積もりをもらえるので手間がかかりません。 複数の引っ越し業者に同じ条件を何度も説明する必要がない わけです。

一般的な引越し一括見積もりサイトの場合、見積もり依頼をするタイミングでは一括ですが、結局、引っ越し業者から個別の連絡が入って、繰り返し条件説明をして疲れ果てる…というのは、引っ越しあるあるの苦労話。

引越しラクっとNAVIは、申し込みを確定させた企業にしか個人情報を渡さないため、営業電話に悩まされることもないので安心です。

このように、コンシェルジュが、引っ越し業者側の業務負担削減の役割も担うため、結果としてスムーズに、他サイト以上に安い見積もり額が提示されるのです。

法人対応可能な引っ越し業者だから安心

引越しラクっとNAVI ®では「転勤ラクっとNAVI」という法人向けサービスも展開しています。転勤の多い企業のお引っ越しを、お部屋探しから引っ越し、申し込みから進捗までを管理でき、総務・人事の業務や、転勤者本人の負担が軽くなるというもの。

個人向け引っ越しの「引越しラクっとNAVI ®」も、法人対応可能な引っ越し業者ですので、任せて安心です。

まとめ

引っ越し費用が高騰している要因は、人手不足や働き方改革です。引っ越し可能な件数は限られているので、繁忙期は引っ越し難民になってしまう可能性もあります。

「引っ越しできない」「高すぎる」という事態を避けるためには、できる限り繁忙期を避け、引越しラクっとNAVI ®を上手に利用し、より安く、限られた席を確保しましょう。

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