引っ越し先の病院探しに失敗しないための準備とコツ

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引越し先の病院探し

遠方への引っ越しで、いままで通っていた病院に行けなくなる場合、新居の近くで新しいかかりつけ医を見つける必要があります。持病があって定期的に通院しているような場合はとくに気をつける必要があります。引っ越し先での新しいかかりつけ医はどうやって探せばいいのでしょうか。

引っ越し先の病院を探すタイミング

新しいかかりつけ医(ホームドクター)は、引っ越した後や、新居が決まってから探す人も多いかもしれませんが、できれば引っ越しすることが決まった時点、物件探しの段階で探しておくほうが賢明です。

とくに持病があって定期的に通院する必要があったり、小さなお子さんがいるような場合は、家探しをする段階で、医療機関の所在地や通院の便も考慮した上で新居を決めるようにしましょう。

ペットを飼っている方は、動物病院についてもあわせて探しておくと安心です。

引っ越し先のかかりつけ医を探す方法

そうはいっても、土地勘のないエリアで信頼できるかかりつけ医を見つけるには、どうすればいいのでしょうか?

引っ越し先のかかりつけ医を見つけるには、いままでのかかりつけ医の先生に新居の近くにある自分の症状に合った信頼できる医療機関を紹介してもらう方法や、各都道府県が開設している「医療情報ネット」を使って探す方法などがあります。

現在の「かかりつけ医」に紹介してもらう

いままで住んでいた土地にかかりつけ医がいる場合は、その先生に転居先の医療機関を紹介してもらう方法があります。

専門医の全国的な横の繋がりがあるため、医療機関のリストは担当医が持っています。
信頼できる医療機関を紹介してもらえることもあります。
新居から通える範囲でどこに医院があるか、相談してみましょう。

ただし、大病院ならともかく、小さな医院や診療所では、かかりつけ医が全国津々浦々の専門医の評判や信頼度などを、くわしく知っているわけではありません。

単に新居から通える医療機関をいくつか教えてもらえる程度ということもあり得えます。

これまでのかかりつけ医に引っ越し先の医療機関を紹介してもらう際には、紹介状を書いてもらいましょう。

紹介状は正式には「診療情報提供書」といい、患者の既往症や治療経過、その患者を診察する際の留意点などが記載されているほか、検査結果などのデータが添付されることもあります。

この紹介状を引っ越し先での新しいかかりつけ医に渡せば、初診時の診察が短縮されたり、直近に受けた検査を重複して受ける必要がなくなるなど、スムーズに治療が引き継がれます。

ネットで情報収集をする

各地域の自分に合った医療機関をネットで探せる公的な検索サイトとして「医療情報ネット(医療機能情報提供制度)」があります。

2007年施行された改正医療法により創設されたシステムで、各都道府県から地域の医療機関に関する情報が提供されており、それぞれの医療機関について、診療科目や診療日、診療時間、対応可能な疾患や治療内容などを参照し、客観的に比較することができます。

このネットが創設される以前は、住民や患者が医療機関の情報を得るには、それぞれの医療機関の広告やウェブサイトなどを探すしかなく、その情報の内容も医療機関や地域によって差がありました。

そこで、法改正により、病院などは医療機能に関する情報を都道府県に報告するよう義務づけられ、報告を受けた都道府県はその情報を住民に提供することになったものです。

医療情報ネットと併せて、各都道府県には住民・患者向けに、医療機関に関する相談対応や助言を行う「医療安全支援センター」も設置されています。

一方、ネット上には医療機関を評価する口コミサイトがあり、地域ごとの病院・医院の評価が書き込まれています。

ただ、こうした書き込みは必ずしも客観的な評価とは言い難く、匿名の書き込みには個人的な主観による偏った評価や、中傷なども混じっているので注意が必要です。あくまで参考程度に留めましょう。

地元の人に評判を聞く

引っ越し先の土地に親類や知人が住んでいるようであれば、その地域の評判の良い医療機関を聞いてみるのも一つの方法です。

また、新居探しで現地を訪れた際などに、地元の人に評判の良い医師を教えてもらうのも良いかもしれません。

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