引っ越し訪問見積もり3社限界説。営業電話と負担を減らすコツ

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引越し一括見積もり営業電話を減らすコツ

複数の引越会社に対して、簡単にネットで相見積もりの申し込みができる一括見積もりサイト。便利ですが、登録した途端、引越会社からしつこく営業電話がかかってくるのは困りものです。では、なぜサイトに登録すると、営業電話がかかってくるのでしょうか。また、こうした営業電話に煩わされずに見積もりを取る方法はあるでしょうか。

引っ越し一括見積もりサイトを使うと営業電話がすごい理由

最近では、引っ越しをしようとするとき、さまざまな 引越会社 の見積もりを一括で申し込める、インターネットの一括見積もりサイトを利用する人が増えています。引っ越し会社にとっても、こうしたサイトは顧客を獲得するための重要なツールです。

ところが、引っ越し一括見積もりサイトにユーザー登録すると、たくさんの 引越会社 から昼夜を問わず、ひっきりなしに営業電話がかかってきた……という声をよく聞きます。なぜこんなことが起きるかといえば、これらのサイトの多くでは、登録した個人情報が 引越会社 に流れているからです。

見積もり希望者の個人情報は販売されている

引っ越し一括見積もりサイトに登録すると、氏名や住所、電話番号など、個人情報の入力が求められます。引っ越し一括見積もりサイトは無料で利用できますが、サイト運営者はこの個人情報を1件あたりいくらかの料金を取って、 引越会社に販売することで利益を得ているのです。

こうしたビジネスモデルのため、サイト運営者はなるべくたくさんの 引越会社 に個人情報を販売しようとします。その結果、最大で10社程度の会社に見積もり希望者の個人情報が流れてしまうというわけです。

時間も手間もかかる引っ越し訪問見積もりは3~4社が限界

実際のところ、引っ越し一括見積もりサイトでは、ネットに情報を入力するだけで各社の見積もりが出ることはほとんどありません。たいていは何社かの引越会社を選んで直接連絡を取り合い、訪問見積もりをしてもらうことになります。訪問見積もりには事前の準備や当日の立ち合いが必要になり、ファミリー世帯の場合だと、所要時間は30分から1時間ほど。時間と手間がかかるので、複数の業者に相見積もりを取るとしても、多くて3~4社が限界でしょう。各引越会社は、この3~4社という訪問見積もりの枠になんとか入れてもらおうと、必死で営業電話をかけてくるのです。

引っ越し一括見積もりサイト利用前には規約の確認は必須!

引っ越し見積もり一括サイトは便利ですが、このように自分の個人情報がそのまま引越会社に流れてしまい、しつこい営業電話に悩まされるリスクもあります。

ただ、サイトによっては、ユーザーが同意した業者にだけ個人情報が行くようになっているところもあります。利用にあたっては、各サイトの評判なども調べて信用できるサイトなのかを判断したうえで、利用規約をよく読んで、落とし穴がないかどうかも確認しておくと安心です。

引っ越しの訪問見積もりは絶対必要?

ところで、引っ越しの訪問見積もりは絶対にしなくてはならないのでしょうか。 引越会社 にとって訪問見積もりは、自宅前の道路の道幅、積み荷の量や内容をプロの目で確認し、必要なトラックの大きさ、作業員数を確定するためのものですが、目的はそれだけではありません。

訪問見積もりは、顧客候補の家に上がって自社の引越しサービスを売り込む、またとない機会なのです。しかし、もし一人暮らしの引っ越しで荷物の量が極端に多くなければ、2トントラックロングに積み込めることがほとんどですので、訪問見積もりは必要ありません。 ちなみに、2トン トラックロングに積み込める荷物量の目安は、1DK・1LDK・2Kくらいの間取りの部屋の荷物量です。

単身者の場合

引越会社 の中には、学生や一人暮らしの人向けに、格安の単身パックを用意しているところがあります。利用条件は会社によって違いますが、荷物が一定の大きさのコンテナワゴンに収まること、積み荷の段ボールが一定数以下であることなどが一般的です。

ワンルームマンションや1Kの部屋に収まる荷物量で、大きな家具などなければ、こういった単身パックを利用するのも一つの方法です。規定のワゴンに荷物が収まる単身パックであれば、荷物量がはっきりしているため、基本的に訪問見積もりは不要です。

ファミリー世帯や荷物が多い場合

反対にファミリー世帯の場合、また、単身者でも荷物の量が多かったり、大きな家具やピアノなど特殊な荷物があったりする場合、訪問見積もりが必要となります。

電話やネットだけで見積もりが完結できるケースもありますが、プロの目で荷物を確認してもらった方がいいでしょう。なぜなら、適正な大きさのトラックや作業員数を手配できるため、結果的にリーズナブルな料金での引っ越しに繋がるからです。

いちばん避けたいのは、見積もりを安くしようと電話で荷物を少なめに申告すること。引越し当日にトラックに荷物が乗り切らない…なんて事態になると、その時点でトラック確保ができるかどうかの調整が必要になり、最悪の場合、当日引っ越せないことも。手間も増えたうえ、プラス料金までかかるという状況に陥らないためにも、二人暮らし以上の場合は、訪問見積もりをしてもらうのがおすすめです。

見積もり比較ができて営業電話を受けない方法

ネットで複数の引越会社の見積もり比較ができて、それぞれの会社から煩わしい営業電話を受けない方法として、コンシェルジュ付き引っ越しサービス「引越しラクっとNAVI」があります。

「引越しラクっとNAVI」に会員登録すれば、電話での一度だけ。あとは、専任のコンシェルジュが代わりに引越し会社と連絡を取ってくれるので、ストレスなく、各 引越会社 の見積もり比較ができます。コンシェルジュは中立の立場にあり、ほかの多くの引っ越し見積もりサイトと違って個人情報が各会社に流れることもないため、営業電話に悩ませる心配もありません。

また、「このオプションに対応している引っ越し会社はどこ?」「不用品の処分をしたいのだけど…」「車やバイクの輸送はお願いできる?」「 ◯月◯日~◯月◯日の土日であれば時間は問わないのだけれど、いちばん安く引っ越せるのは?」など、いちいち調べなくても、コンシェルジュにその場で質問したり相談すれば、あなたの代わりに引っ越し会社を探してくれるので、引っ越しがグッとラクになりますよ。