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長距離でも格安で引っ越すための方法は?費用を抑えるための3箇条
引っ越しは、「移動距離」によって費用が変わります。当然ながら、引っ越し先までの距離が長ければ長くなるほど費用は高額です。とはいえ、引っ越し先を変更することはできません。
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引っ越し費用は、引っ越し業者ごとに異なりますが、それは「荷物量」「移動距離」「引っ越し日時」によって変動するため。つまり、引っ越し費用は、業者も含めた諸条件によって決定するのです。あなた引っ越し費用を知るためには、条件をもとにした見積もりが不可欠です。
ただ一般的な引っ越し一括見積もりサイトで価格をしるために見積もり依頼をすると、“しつこい電話営業”がかかってくることも…。本記事では、個人情報をさらさずに、より実質的な引っ越し費用の見積もりを取るための方法を解説します。
続きを読む引っ越し費用の計算方法・完全ガイド!安く抑えるためのコツとは?
引っ越し費用は、荷物の量や日時など様々な要素によって変わってくるものです。 そこでこの記事では、どのように引っ越し費用が算出されるかの計算方法を解説。計算式を構成するものがわかれば、引っ越し費用を抑えるコツが見えてきます。
引っ越し費用の計算方法とは?
引っ越し費用の計算方法は、次の通りです。
引っ越し費用=基本運賃+実費+オプション+その他では、引っ越し費用を構成する4つの要素を詳しくみていきましょう。
基本運賃
「基本運賃」とは、移動距離やトラックサイズによって決まります。
トラックサイズと荷物量の目安
トラックサイズ | 荷物量の目安 |
---|---|
1.5トン車 | 約1.5畳分 |
2トン車 | 約3畳分 |
2トンロング車 | 約4.5畳分 |
3トン車 | 約6畳分 |
4トン車 | 約8畳分 |
引っ越しで使われるトラックのサイズと運べる荷物量は、上記の通り。荷物を減らせば引っ越し費用は安くなりますが、大事なのはトラックのサイズを落とせるほどまで荷物を減らすことです。
実費
「実費」とは、人件費や段ボールなどの梱包資材にかかる費用です。
トラックサイズとスタッフ人数の目安
トラックサイズ | スタッフ人数 の目安 |
---|---|
1.5トン車 | 1人〜2人 |
2トン車 | 2人 |
2トンロング車 | 2〜3人 |
3トン車 | 2〜3人 |
4トン車 | 3〜4人 |
あくまで目安ですが、スタッフの人数は上記のようにトラックの大きさによって決まっています。人件費を減らすにも、やはりトラックのサイズを小さくできるまで荷物を削減する必要があるでしょう。
オプション
引っ越しプランに含まれていないことを依頼すると、オプション費用が割り増しになります。
引っ越しオプションの一例
- 梱包・開梱
- エアコンの取り外し・取り付け
- 吊り搬入(クレーン)
- 自動車・バイクの輸送
- 楽器の輸送
- ペットの輸送
- 不用品処分
- ハウスクリーニング
その他
「その他」とは、引っ越し業者の“状況”による部分です。
たとえば、引っ越し業界では3月・4月が「繁忙期」といわれ費用が割高になります。これも引っ越し業者の“状況”によるもの。
トラックや人手の空き状況が少なければ、引っ越し費用が高くなることは避けられません。
日時によって引っ越し費用が変わるのは、繁忙期以外にもいえることです。そのため引っ越し費用は、引っ越し業者ごとに、引っ越し日時ごとに変動するものだということを理解しておきましょう。
一人暮らし(単身)・二人暮らし・ファミリー世帯の引っ越し費用・相場
引っ越し費用の計算方法をふまえて、一人暮らし・二人暮らし・ファミリー世帯の引っ越し費用が具体的にどのくらいなのかみていきましょう。
一人暮らしの引っ越し費用・相場
※引越しラクっとNAVIでの引越し実績データ(2017年1月1日~2019年6月30日)がもとになっています。
※引越し見積もりは諸条件で変動しますので、実際の料金は見積もりをとって確認してください。
二人暮らしの引っ越し費用相場
※引越しラクっとNAVIでの引越し実績データ(2017年1月1日~2019年6月30日)がもとになっています。
※引越し見積もりは諸条件で変動しますので、実際の料金は見積もりをとって確認してください。
3人家族以上の引っ越し費用相場
※引越しラクっとNAVIでの引越し実績データ(2017年1月1日~2019年6月30日)がもとになっています。
※引越し見積もりは諸条件で変動しますので、実際の料金は見積もりをとって確認してください。
引っ越し費用を抑えるためには計算式の「その他」の部分が大事
引っ越し費用を抑えるために大事なのは、実は、計算式の構成要素の「その他」の部分。
基本運賃や実費、オプション費を下げることで引っ越し費用は抑えられますが、荷物を減らすのも、自分でできることにも限界があります。
「その他」の部分によって引っ越し費用を抑えるためには、引っ越し業者側の“状況”を考えた見積もりの取り方をしなければなりません。
相見積もりを取る
引っ越し業者に引っ越し費用の見積もりを取るときは、必ず複数の業者に相見積もりを取るようにしましょう。
相見積もりを取る理由は、次の2つです。
各社を比較する
引っ越し費用の計算式の「その他」の部分は、引っ越し業者の状況によって左右するものです。つまり、忙しければ高く、空きがあれば安くなるということですね。
引っ越し業者が忙しいのか空きがあるのかは、見積もりを取らないことにはわかりません。相見積もりを取って日々変動する各社の引っ越し料金を比較すれば、安く引っ越せる可能性が高いのです。
各社にプレッシャーをかける
見積もりを取るときは、引っ越し業者ごとの窓口からそれぞれ依頼するのではあまり意味がありません。
大事なのは、同じ窓口から相見積もりをとって「比較するぞ」ということを各社に知らせること。「比較される」とわかった引っ越し業者は、できる限り安い見積もり額を出そうとするんですね。相見積もり時には、引越し一括見積もりサイトを利用すると便利です。
日時に幅を持つ
相見積もりを取るときは、日時の指定はせず、希望日に幅を持たせて見積もりを取るようにしましょう。
日時を指定してしまうと、「この日の午後便ならちょうど引っ越しルートを通るトラックがあるから安くできるのに…」という情報を見逃してしなうことにもなりかねません。
できるだけ安い見積もりを取りたいときは、「○月○日~○月○日の間で時間もお任せするので、一番安い日程と料金をお願いします!」と伝えるのがベスト。
平日休めないという方は、土日祝の中でも複数候補を出して時間指定しないだけでも見積もり額は大きく変わってくるので、ぜひ試してみてください。
まとめ
引っ越し費用は、「基本運賃+実費+オプション+その他」。
基本運賃や実費を抑えるために荷物量を減らすことも大事ですが、トラックのサイズを小さくするまで荷物を減らすのはなかなか難しいでしょう。
また「自分でなんでもやる!」とオプションを一切使わないと決めてしまうと、予想以上の負担になってしまうこともあります。
どんな時期でも誰でもできる引っ越し費用を抑えるコツは、引っ越し業者への見積もりの取り方を工夫すること。その結果、計算式の「その他」の部分を抑えることができ、引っ越し費用が安くなるのです。
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