どこが一番安い?【2019年度】引っ越し業者コストパフォーマンスランキング
引っ越しするなら、安い業者にお願いしたいものですよね。
しかし引っ越し料金は固定されておらず、「荷物量」「移動距離」「引っ越し日時」の3つのことで決まる“時価”。
そのため、一概にどの業者が安いということはできません。
ただ、選ぶ際のひとつの目安にはなります。そこで今回は、オリコンが発表している2019年度引っ越し業者コストパフォーマンスランキングTOP5を紹介します。
【2019年】引っ越し業者コストパフォーマンスランキング
では、さっそくランキングをみていきましょう。
1位 | Akabou(赤帽)引越 | 76.74点 |
2位 | 引越のプロロ | 75.70点 |
3位 | アート引越センター | 74.62点 |
4位 | ハート引越センター | 74.52点 |
5位 | ハトのマークの引越センター | 74.50点 |
1位:Akabou赤帽引越
単身者に人気の、赤帽の引っ越し。赤帽は運送会社のイメージが強いと思いますが、引っ越しサービスもおこなっています。
赤帽の引っ越しの料金は、基本的に上記のように13,750円。たしかに安いですよね。
ただ赤帽は引っ越し専門業者ではないので、“荷物を運ぶ”ことに特化しているといえます。
スタッフは基本的にドライバー1人で、すべての荷物を運び出し・搬入してくれるわけではありません。
つまり、依頼主も引っ越し要員として動かなければならないということもあるのです。
荷物が少ない単身者はとくに、専門業者に頼まず赤帽や宅配便などで安く引っ越すことも可能です。
しかしその場合には、以下のような点に注意しましょう。
- 荷造り・荷解きなどのオプションサービスがない
- 物が壊れても補償はない
- 家を養生してもらえない
2位:引越のプロロ
引越のプロロは、トラック・スタッフのすべてを自社で手配する引っ越し業者です。
長距離便も自社による運行のため、安全でスピーディーに荷物を配送できます。
引越のプロロでお得に引っ越すコツは、「フリーデイ割引」と「フリータイム割引」を利用すること。
プロロでは、北海道・関西・関東・九州便が毎週2~4往復しているので、日付や時間を指定しないことで通常料金より安く見積もってもらえます。
ただ引越のプロロの対応エリアは、北海道や関東圏、東北・関西・九州の一部に限定されているのでご注意ください。
また、プロロは一部、あまりよくない口コミ情報も存在するので、両方の意見を参考に判断してください。
3位:アート引越センター
引っ越し業者の老舗ともいえる、アート引っ越しセンター。コストパフォーマンス部門では3位ですが、2019年オリコン引っ越し会社ランキング(総合)では1位を獲得しています。
アート引っ越しセンターの特徴は、世帯に応じたプランが充実していることです。
【単身者向け】
・学割パック
・レディースパック
・シニアパック
【ファミリー向け】
・おまかせパック
・シニアパック
また、以下のようなサービスも無料で提供しています。
・引っ越し手続きの代行
・家具移動サービス(引っ越し後1年内1度に限り)
・家具を動かした際のふき掃除
・スタッフの指名
アート引っ越しセンターは引っ越し料金の安さとともに、老舗ならではのサービスで、“安心“と”コスト以上の価値“に期待できる引っ越し業者だといえるでしょう。
4位:ハート引越センター
ハート引越センターは、1992年の創業からエリアを拡大していき、2019年には沖縄営業所を開設。
いまでは、北は北海道、南は沖縄まで全国に直営の営業所を持っています。
名前の通り、“ハート”=“気遣い”へのこだわりを持つ引っ越し業者です。
【ハート引越センターのこだわり】
・2007年引っ越し業者の中でもいち早くプライバシーマークを取得
・独自の引っ越し資材と梱包・養生の技術で、大切な荷物と家を保護
・安全性、確実性にこだわってすべての営業所を直営に
引っ越し費用を節約したい方は、ハート引越しセンターの「スタンダートプラン」がおすすめ。
梱包や搬入後の収納など、できることを自分でやれば見積もり額が一段と安くなります。
5位:ハトのマークの引越センター
ハトのマークの引越センターは、全国統一の料金体系を採用している引っ越し業者です。
「関東だから引っ越し料金が高い」「田舎だから安い」ということはありません。
荷物が少ない単身者なら、専門BOXに入る容量ならお得に引っ越せる「小鳩パック」プランがおすすめ。
ファミリー世帯にも、安さ重視の「節約プラン」、一番人気の「標準プラン」、楽をしたい方向けの「楽々プラン」の3つが用意されているので、予算と意向に応じたプランをチョイスできます。
【注意】引っ越し料金は時価!一番安い業者は時期や状況で異なる
2019年度引っ越し業者コストパフォーマンスランキングTOP5をみてきました。
ただこのランキングは、どの業者が安いかを比較したものではありません。
冒頭で述べた通り、そもそも引っ越し料金というのは固定料金ではなく“時価”。そのため、一概に安さを比較することはできないのです。
引っ越し料金を決める3つのこと
引っ越し料金を決めるものは、「荷物量」「移動距離」「引っ越し日時」の3つです。引っ越し料金は、繁忙期には高くなり、閑散期には安くなります。
また移動距離が長くなるほど、荷物が多くなるほど、料金は高くなるのが基本です。
ただ、各社トラックやスタッフの空き状況は常に変動するもの。
そのため業者によって、「この日は近距離の引っ越しなら安くできる」「この時間帯、単身者の引っ越しなら安くできる」などの都合があります。
その時々で一番安い見積もりを出してくれる引っ越し業者は異なるわけですから、大事になってくるのは、複数の業者に見積もりを取ることです。
相見積もりを取って一番安い引っ越し業者を探そう
見積もりを取るのが大事とはいえ、引っ越し業者に直接見積もり依頼することはおすすめしません。
というのも、各引っ越し会社に個別に見積もり依頼をするのは手間がかかるほか、引っ越し業者は、公式HPからの見積もり依頼より、引っ越し一括見積もりサイトからの依頼の方が安い見積もり金額を出す傾向があるからです。
その理由は、「複数社で比較されている」というプレッシャー。
複数の引っ越し業者から見積もりを取ることで、各社、金額で他社に負けないようできる限り安い金額を提示しようとするんですね。
さらに引越しラクっとNAVI ®では、利用者の希望や荷物の量などの情報を専門のコンシェルジュがまとめて各社に伝えることで、引っ越し業者の業務負担を大幅に削減。
その結果、他の一括見積もりサイトより安価な見積もりを提示することが可能です。
窓口を一本化することで、各社に連絡したり、連絡が来たりする手間が省けるというメリットもあります。
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まとめ
今回は、引っ越し業者のコストパフォーマンスランキングを紹介しました。ひとつの目安として活用してください。
繰り返しになりますが、引っ越し料金は変動します。
引っ越し料金が安い業者を見つけたい場合には、そのとき、その状況における各社の引っ越し料金を比較するようにしましょう。