同棲が不安な人が確認すべき7つの事項

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同棲

初めて同棲するときは不安がつきものです。後悔しないためにも、同棲を始める前に確認すべきことはして、共通認識を持っておきましょう。同棲を始める前にチェックしておくとよいと思われるポイント7つをまとめたので、参考にしてみてください。

1. 同棲の目的を明確にする

同棲するにあたっては、まずその目的をはっきりさせておくことが大切です。

将来結婚する可能性を視野に入れて「お試し」で同居するのか、あるいは相手の経済力を当てにしてのことなのかなど、何のために同棲するのかを自分で明確にしておきましょう。

「結婚のお試し期間」と思っていたら、相手にそのつもりがなくてあとで揉める…なんてことのないようしましょう。

2.親にあいさつをする

同棲を始めるにあたり、互いの両親にはきちんとあいさつをし、同棲する理由や相手を真剣に思う気持ちなどを伝えましょう。

将来結婚を予定しているのであれば、そのことを伝えた上で、同意が得られるよう説得しましょう。

結婚するつもりがない場合は親を心配させることになるかもしれませんが、なぜ同棲するのかと問い詰められた場合に、きちんと答えられるようにしておきましょう。答えられないような場合は親の心情を思うと隠しておいたほうがいいかもしれません。

3.住む家を決める

勢いで同棲を始めてしまっても、狭いワンルームで毎日顔をつきあわせていると相手のアラも見えてきて、やがて互いの気持ちが冷め、同棲が嫌になってしまうことがよくあります。

同棲にあたって新居を探す場合は、なるべく互いのプライベート空間を持てるような広めの家にしておいたほうが、関係が長続きすることでしょう。

それまで一人暮らししていた同士が同棲することになって相手の部屋に転がり込む場合には、注意が必要です。単身者向けアパート・マンションには複数人の居住を認めていないところも多いので、家主や近隣の住人に同棲の事実を悟られないよう、昼間は出入りしないなど慎重に行動するようにしましょう。下手をすると契約違反を理由に部屋を追い出される恐れもあります。

4. 家に運ぶもの、捨てるものを決める

2人で共用できるものはどちらかが持ち寄ることにして、不要になった物は処分しましょう。ただ、将来結婚するつもりがないような場合には、いずれ関係が破綻して別居するときに備えて、同棲で不要になった家財を実家に預けておいてもよいでしょう。あるいはトランクルームに預けておくという方法もあります。

とくに女性の場合は、衣類や美容関係の家財をあまり多量に持ち込むと、部屋が狭くなり、相手にも嫌がられるので、できる限り持ち込む荷物を絞り込みましょう。

5. お金の分担を確認する

お金に関するトラブルは最も嫌なものです。家賃や光熱費をはじめ、同居生活にかかる費用をどのように分担するかは、同棲を始める前にきちんと話し合って決めておきましょう。

将来結婚する予定があるのなら、双方でお金を出し合って挙式費用も貯蓄しておきましょう。

6. 家事に関する役割を決める

トラブルの原因になりがちな家事の分担。料理や洗濯、掃除、ごみ出しなど、家事を2人の間でどのように分担するか、あるいは当番制で交代でやるかなどについても、同棲を始める前に話し合ってきちんと決めておきましょう。

片方が几帳面で、もう片方がずぼらな性格だったりすると、事前に決めておいた役割分担のルールがないがしろにされ、やがて関係の破綻を招く恐れがあります。

7. 生活する上でのルールを確認する

これまで親元で暮らしたり一人暮らしをしていた人が同棲生活を始めると、生活スタイルが大きく変わることになります。互いに相手にストレスを与えないよう、起床・就寝時間は何時ごろにするか、食事はいつごろ取るか、どちらが先に入浴するか、室内での喫煙を認めるか、それぞれの友人・知人を家に招くことを認めるかどうかなど、生活する上でのルールを事前に話し合って決めておきましょう。

また、無断で相手のパソコンやスマートフォンの内容を見ないとか、勝手に秘密の引き出しを開けないとかいったルールを定めておくことも重要です。

これまで一人暮らししていた人が初めて同棲生活するときに、気をつけたいのが話し声です。集合住宅では、夜中に窓を開けたまま会話すると近所中に響いて迷惑となる上、隠しておきたい私生活が周りに知られてしまいます。

喧嘩をするときも大声を出さず、窓を閉めてから言い合うようにしましょう。

まとめ

同棲をスタートさせるときは、気持ちも高まり楽しいことばかりを考えがちです。しかし、どんなに愛する相手でも育った環境の違う人と一緒に住むと、多かれ少なかれ価値観の違い、生活習慣の違いは出てくるものです。

いつまでも仲良く一緒に住めるように、最初に話し合いをしておきましょう。

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