安いスーパーの近くに住もう！【世田谷編】

今回は、東京・世田谷のなかで、安いスーパーが充実した暮らしやすいエリアをピックアップ！ 高級住宅街というイメージがあるかもしれませんが、じつは庶民的なエリアも多いんです。

毎日の生活に役立つ安いスーパーは、世田谷ではどこにあるのか？ 世田谷の街の特徴とともにご紹介します。世田谷に住もうと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

世田谷って、こんな街

東京23区内で人口は1位！ 住みたい街ランキング常連の人気タウン

世田谷は、東京23区の西南部に位置する街。面積は58.05㎢と、23区のなかでは大田区に次いで2番目の広さを誇ります。人口は91万7595人（2019年12月1日現在）と、東京23区のなかで1位。テレビや雑誌などの「住みたい街ランキング」では、常に上位にランクインする人気の街のひとつです。

世田谷は、「世田谷地域」、「玉川地域」、「北沢地域」、「砧地域」、「烏山地域」の5つに分けられています。

人気の街・三軒茶屋、大学のある経堂駅や駒沢大学駅があり、若者の活気にあふれる「世田谷地域」、再開発が済んでより便利になった二子玉川駅周辺、緑豊かな等々力渓谷を有する「玉川地域」、サブカルの街・下北沢がある一方、閑静な住宅街も多い「北沢地域」、高級住宅街として知られる成城があり、自然環境にも恵まれた「砧地域」、世田谷のなかでは最も都心から離れた北西部にあり、物価も手ごろな「烏山地域」と、同じ世田谷でも地域によって特徴や文化はさまざま。

世田谷というと、まず成城や二子玉川、代沢など、高級住宅街をイメージしがちですが、三軒茶屋や下北沢といった若者でにぎわうエリアも多く、庶民的で暮らしやすい地域もたくさんあるのです。

複数の路線が走り、鉄道でのアクセスの良さは随一！

世田谷が人気の理由のひとつは、鉄道のアクセスのよさが挙げられます。

新宿駅・渋谷駅を起点に、京王線、小田急線、京王井の頭線、東急田園都市線、東急東横線が、西へ放射線状に伸びています。京王線は都営地下鉄新宿線、小田急線は東京メトロ・千代田線、東急田園都市線は東京メトロ・半蔵門線など、鉄道各社との乗り入れもあるため、とても便利です。

ただし、南北を走るのは2両編成の路面電車・東急世田谷線のみ。少々不便ですが、その分、南北を走る路線バスが充実しているので上手に利用するといいでしょう。

自然がいっぱい。公園の数も都内トップクラス

都心部にありながら、豊かな自然に恵まれているのも世田谷の特徴です。

区制100周年を迎える2032年までに、みどり率（緑が地表を覆う部分＋水面＋公園内の緑に覆われていない部分の面積が、地域全体の面積に占める割合）33％をめざす取り組み「世田谷みどり33」を行っており、今後ますます緑豊かな街になりそうです。

世田谷に多いのは、こんなスーパー

世田谷に本社を構える地域密着型スーパー「オオゼキ」

世田谷区で13店舗を展開する「オオゼキ」は、世田谷区・北沢に本社を構えるスーパー。

店舗面積は平均で400～650㎡前後とそれほど大きくないものの、総商品アイテム数は、約3万点弱。しょうゆだけでも約80アイテム並ぶなど、豊富な品ぞろえを誇ります。

なかでも 野菜や魚など、生鮮食品は質がいいと評判です。徒歩や自転車で毎日気軽に来られるように、駅近くに店舗を展開しているのが特徴で、お客の多くがリピーターだとか。 

年会費無料のキャッシュバックカード「OZカード」も好評。100円の買い物につき1ポイントが貯まり、1ポイント1円として利用できるほか、月1回の換金日には100ポイント100円で現金と交換できます。

できたての惣菜が好評！人気急上昇中の「サミットストア」

激戦が続くスーパー業界のなかで、近年、人気が急上昇しているのが「サミットストア」。1963年にサミットの食品スーパー1号店が誕生したのは、世田谷区・野沢でした。世田谷内には17店舗あり、駅前のほか、砧や成城、下馬など、住宅街の近くに展開しているのが特徴です。

コンビニ感覚で利用できる小型スーパー「まいばすけっと」

「まいばすけっと」は、イオングループが手掛ける都市型小型食品スーパー。“毎日使う商品をいつでも買える、地域の冷蔵庫のようなお店”を目指して展開しています。

野菜や肉、魚といった生鮮食品、ナショナルブランドのアイテムほか、イオンのプライベートブランド「トップバリュ」の商品も多数。

買い物の際、電子マネーWAONで支払い、または、現金・交通系電子マネーの支払いでWAON POINTカードを提示すると、200円ごとに1ポイントが貯まります。あらかじめ会員登録が完了した電子マネーWAONなら、200円ごとに2ポイント付与されるので、さらにお得です。

安いスーパーが充実！生活しやすい世田谷の駅

世田谷のなかで、スーパーが多い駅をピックアップしましたので、順に見ていきましょう。近くにスーパーが多いと買い物の選択肢が広がり、スーパー同士の価格競争もあるため、お得に買い物できることもあり、住民としてはいいことが多いですね。

三軒茶屋駅

東急田園都市線／東急世田谷線

渋谷まで電車で2駅、世田谷のなかでも人気の街・三軒茶屋。駅直結の商業ビル・キャロットタワー内にある 「三軒茶屋とうきゅう」をはじめ、「サミットストア」や「西友」、「肉のハナマサ」、「まいばすけっと」など、駅からやや歩く店舗も含めて12のスーパーがあります。 

人気の街である分、家賃はやや高い傾向にありますが、食品や生活用品を買うには選択肢が多くて便利です。「西友」や「肉のハナマサ」は、24時間営業でいつでも買い物できるのもポイントです。

小田急線・経堂駅

新宿から急行で3駅目（平日下り18:00～22:00は通過）の小田急線・経堂駅。

また、「農大通り商店街」や「経堂すずらん通り商店街」など、商店街も複数あり、買い物にはまず困りません。近くには東京農業大学や私立の中学校・高校があり、学生が多く、庶民的で活気にあふれた住みやすい街として人気です。

小田急線・祖師ヶ谷大蔵駅

経堂駅の2つ先、小田急線・祖師ヶ谷大蔵もスーパーの多い駅です。

こちらも駅前には「祖師谷みなみ商店街」、「祖師谷商店街」、「祖師谷昇進会商店街」の3つの商店街、総称「ウルトラマン商店街」があり、買い物には便利です。少し歩けば祖師谷公園、砧公園があるなど緑も豊かで、暮らしやすいエリアだと言われています。

京王線・千歳烏山駅

新宿から準特急で3駅目、京王線の千歳烏山駅は、世田谷の穴場とも言われる駅です。隣の仙川駅からは調布市に入るため、京王線では世田谷区の最西端。家賃も世田谷では比較的手ごろですが、24時間営業の「西友」、「オオゼキ」、「ライフ」、20分ほど歩けば、いま注目の「業務スーパー」があるなど、スーパーが充実しています。さらに、駅前にはにぎやかな商店街が伸びていて、買い物にはとても便利なエリアです。また、駅近くに世田谷区の「烏山総合支所」があるため、暮らしにまつわる手続きもここで済みます。

そのほかの世田谷の駅とスーパー

東北沢駅

下北沢駅

世田谷代田駅

梅ヶ丘駅

豪徳寺駅

千歳船橋駅

成城学園前駅

喜多見駅

桜上水駅

代田橋駅

明大前駅

上北沢駅

八幡山駅

芦花公園駅

池ノ上駅

池尻大橋駅

駒沢大学駅

桜新町駅

用賀駅

二子玉川駅

若林駅

松陰神社前駅

世田谷駅

上町駅

松原駅

下高井戸駅

九品仏駅

尾山台駅

等々力駅

上野毛駅

学芸大学駅