今回は横浜市内のおすすめランニングコースを紹介します。横浜は、海を眺めながら走ることができるなど、景観が美しいコースがたくさん。ぜひお気に入りのランニングコース探しの参考にしてください。
新横浜公園
新横浜公園には、ランニングコースとして、園内の日産スタジアムの周囲を回る940mのコース、草地広場や野球場を回る1745mmコース、日産フィールド小机やフットボールパークを回る2200mコースの初心者向きコースと、これらを隅から隅まで走る5kmコースが設定されています。
天気の良い日には、みなとみらいや丹沢・富士山などの絶景も望むことができます。
ランナーが多いため、公園内では「ランニングマナー宣言」として、
- 集団行動はしない
- 横に広がらず、狭いところは1列で
- 反時計回りで走る
- 園路は歩行者優先
- 追い抜き・追い越しは一声かけて
などのルールが設けられています。これらを順守して走りましょう。
最寄り駅はJR横浜線の小机駅か、新幹線・横浜線・地下鉄の新横浜駅。近くには大病院や新横浜ラーメン博物館などもあり、横浜市街や東京へのアクセスも良いので、住むにも最適です。
三ツ沢公園(神奈川区)
三ツ沢公園は1949年に公開され、国体や1964年東京五輪の会場としても使われた歴史ある運動公園です。ラグビーの試合が開催されるニッパツ三ツ沢球技場や、陸上競技場、テニスコート、馬術練習場、体育館などさまざまな運動施設があるほか、園路には本格的なトリムコースが設置されており、健康作りを楽しむことができます。リードを付ければペットと一緒に走ることもできます。
2種類のランニングコースが用意されていますが、公園の外周も信号が少なく走りやすいコースとなっています。外周は1.7kmで高低差21mと起伏の多いコースです。
陸上競技場と補助競技場には、それぞれ個人利用日が設けられており、受付を済ませれば、運動靴やスパイクシューズを履いてトラックを走ることができます。
また、園内には多くの桜が植えられ、花見の名所となっています。最寄り駅は市営地下鉄の三ツ沢上町駅で、公園まで徒歩15分です。
みなとみらい地区
JR桜木町駅・関内駅の海側に広がるみなとみらい地区にあるランニングステーションから、北西に日本丸メモリアルパークを経由して高島中央公園へ向かい、そこから南西方向に新港埠頭の赤レンガ倉庫の前を通って、海沿いに南西の山下公園へと回る、横浜の観光スポット一週コースです。すべてを回るコース距離は6.7m。高低差は5mと比較的平坦で、初心者にもお勧め。
出発地点の最寄り駅は横浜高速鉄道みなとみらい線の日本大通り駅か馬車道駅。最終地点の山下公園近くには中華街もあります。
海の公園・野鳥公園(金沢区)
横浜市南部の金沢区は、同じ横浜の海沿いでも市の中心部とはかなり趣が違い、美しい海の景色を楽しむことができます。「海の公園」は、1988年に整備された、市内唯一の海水浴場を持つ公園です。海辺には約1kmにわたる砂浜が広がっていますが、これは千葉県から運んだ砂で人工的に作られたもの。現在はカニやアサリなど多くの生き物が生息し、夏の海水浴だけでなく、春には潮干狩りを楽しむこともできます。
金沢シーサイドラインの八景島駅を出発点に、沖合の八景島シーパラダイスを横目に見ながら「海の公園」内の砂浜沿いに歩道を南へ、野鳥公園を目指します。野鳥公園の展望台からは富士山や房総半島まで望めます。コース全長は6.4km。高低差は54mとかなりの起伏があります。
「海の公園」内には1周約2kmのジョギングコースが設けられており、四季の変化を味わいながら気持ちよい汗を流すことができます。
最寄り駅は八景島駅のほか、京急の金沢文庫駅。金沢文庫から品川までは快特で38分と、東京への通勤にも便利なので、海沿いに住んで夏は海水浴を楽しみたい人にはお勧めです。