もめるUQWiMAX、結局ネット契約はどうしたらいいの？
UQWiMAXがもめています。それもかなりの炎上っぷりです。きっかけはこのブログですね。
すごーく簡単にまとめますと、
１）WiMAXは、変な制限もなくとてもいいサービスでした。
２）UQ < WiMAX2+をスタートするよー
・月間のデータ量制限ないよ
・３日で１ギガ使うと制限します。は、まだやらないよー（いつかやるかもしれないよー）
・最高速度は220MBpsだよー（ちょっと前のフレッツ光200MBps）
３）User < WiMAX2+にのりこめー
４）UQ < ３日で３GBの制限するよー
５）User < … 解約するぞー！！！（怒）
６）UQ < 違約金よろしく！（ゝω・）
という流れにもかかわらず、UQさんがあいかわらず「制限なし！」とか広告をうってるものだから、Userさんがきれちゃって、現在集団訴訟準備中。というところまで来ている模様です。
UQさんの対応
これはいかん！と感じたUQさん。代表取締役社長 野坂章雄さんのお名前で、HP上へ今後の対応について発表しました。
要約すると、「３日で３G」は昔から言ってたじゃん。本当は、３日で１Gだったのに、３倍に緩和してるんだよ！広告表現については、誤解を招かないように改善します。
という内容を発表しました。
たしかにWiMAX2+が発表された時点では、2015年4年から３日で１G制限しますよ。って言っていたのですが、販売現場では、「実際には制限はかからない」という売り方がなされたようで、それもまた火に油を注いだようです。
それにしても、デカデカと「ギガ放題一度知ったら、やめられない！月間データ量制限なし！」とうたっていると、どんな制限もなく、たくさん早く使えると思ってしまいますよね。
Userは集団訴訟へ
先ほどのUserさんのブログを読んでもらえれば、いろいろ書かれていますが、抜粋してみると、
誤解その1.「モバイルルーターを光回線代わりにして大容量のデータを転送するほうが間違っているんじゃないの？」
=7/11 23:00 追記修正部分
A.UQコミュニケーションズは「ADSL・光回線のかわりに使える」ことを大々的にアピールしており、前身の「WiMAX」ではそれを実際に実現していました
そうですよね。無制限で利用できて、光回線と同じとなると、外に持ち出せる方が便利だよねーということになります。それを認識できるUserには、刺さっていたサービスですし、実際にWiMAX（WiMAX2+ではなく）の時代は40Mbpsで、何の制限もなかったという実績が皮肉にも今の怒りにつながっていると想像できます。
誤解その2.「携帯は1ヶ月7GBだけど、俺は制限にかかったことがない。3日で3GB、1ヶ月で30GBも使うやつはわざとやってるかP2P（ファイル共有ソフト）でもやってるんだろ？」
A.PCとモバイルではみなさんの想像より何倍も転送量が違います。絶対制限にかからないと思っている人でも実際に使うとほとんどの場合ひっかかります。
モバイルとパソコンは、全然データの転送量が違いますよね。仕事で使うなら、なおさらです。添付ファイルで大きめなものを送られたり、OSのアップデートでも、データ量は結構なものになります。最近だと、アプリケーションが動くことも多いのでOSだけじゃなく、アプリのアップデートでも容量は取られてしまいます。
他にもありますが、一番根が深いのは、３日で３G制限を、言った言わないの話ですよね。言われたけど、実際には制限は入らないとか、そもそも聞いてないとか。で、サイトをチェックすると、データ転送量無制限と書いてあるわけです。
でも実際には、３日で３G制限があるので、３１日でも、３１Gしか使えないわけです。（おそ〜くても大丈夫なら、もっともっと使えるかもしれませんが、、、）これを無制限と呼んでいいのかは、微妙ですよね。
そんな集団訴訟。すでに1,400人を超える人数が集まっているみたいですね（2015年7月18日時点）
【7/15】 UQWiMAXに対しての今後の活動方針 – モバイル健全化への一歩 http://t.co/ImwRtnqKS2 今後の活動について書きました
— 【現在1400人超】WiMAX問題発起人 (@wimaxuser) 2015, 7月 15
まとめ
WiMAX2+だけじゃなく、Y!mobileでも、モバイルルーターのサービスはありますが、どちらもデータの転送量の上限はない！でも、1日あたりの使用量の制限がある。これは、実質のデータ転送量の上限と同じです。
となると、ユーザーとしては、モバイルルーターはそんなものだ。と捉えて、光回線の代わりとして考えるのは、やめた方がいいと思います。
これからのインターネット環境は、おうちでは光やCATVの高速通信を無線でも飛ばして、スマホのデータ使用量を減らしつつ、回線は固定回線を選択し、外出先ではモバイルか、格安SIMで乗り切るという組み合わせが、よさそうですね。
（まだ検証していませんが、、、）
UQさんの肩をもつわけじゃないのですが、こういった速度制限を行う理由は、数％のヘビーユーザーが、トラフィックの大半を締めると言われているので、実質の上限を作っているわけですが、そのあたりをピンポイントで対策できれば、もっともっと一般ユーザーへ優しくなるサービスなはずなのですが、携帯キャリアもそうですが、難しいんでしょうね。。。
広告の表示の問題は、対岸の火事ではなく、他社だけの問題ではないと、身を引き締めたいと思った、日曜日でした。それにしてもガチャピンとムック、青く塗られた上に、とんだ災難ですね。
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