人生とは挑戦であり、挑戦とは人生である。
「人生とは旅であり、旅とは人生である。」と、元サッカー日本代表の中田英寿さんが綴っていました。僕がそのテンプレートを利用させてもらうと、タイトルのようになりました。
地元、石川県で就職をして、このまま居心地のいい石川県で人生を終えるのか？と考えたときに、それではダメだ！と思ったのが、27歳の時。遅い決断だったかもしれませんが、東京へ上京してきました。
地元では、そこそこ有名なメーカーに勤めて、東京に転勤を直訴して上京した結果、東京支店の営業マンとして、第1位の成績を残すことができた若者は怖いものしらずで、なんでもできると勘違いしていました。
営業マンとして１位が取れるならば、もっと給与のいいところに行って、一旗上げてやろう。そのさきに、自分の会社を持って故郷に錦を飾ろう。なんて、意気揚々と何の商品を販売しているのかわからない営業会社へ移籍しました。
入社してわかったことは、某H通信から出資を受けている会社で、売る商品はコピー機と電話回線。そもそも、そんな世界があることを知らない僕は、与えられた商品を販売すべく、毎日同僚と営業をしていました。
この、某H通信出身のベンチャー経営者は、僕にとっては衝撃的でした。ほとんど年齢も変わらない社長からでてくる言葉に、僕は感銘を受けて、年齢が変わらないこの人は、なんてすごいんだ！僕はなんて遠回りをしたんだ！と悔やんだ日もありました。
ですが、某H通信出身の経営者の化けの皮が剥がれるのは早く、嘘で塗り固められた経営が行き詰まるのは、火を見るよりも明らかでした。
僕はそんな某H通信出身の経営者が経営する会社から離れるべく、再び移籍を画策していたところ、いまのリベロの前身となる会社に拾われ、今日に至ります。
余談ですが、いま、この某H通信出身の会社は既に消滅しており、僕が抜けた1年後には、事業規模を大きく縮小して、80人いた社員は、5人になっていました。ですが、この会社で得た経験は、反面教師として、いまでもすごく重要な経験となっています。
このように、会社を移籍する。ということは、僕の人生においてとても大きな挑戦でした。まあ、なんども移籍するのもどうかと思いますし、いまの仕事では、移籍以上の挑戦ができるので、戦い方が、変わったと言えるでしょう。
事業としては、BtoBtoCから始まって、BtoB、そしてこの引越しラクっとNAVIで、BtoCを挑戦中ですし、さらなる商品開発、業務提携、新規契約を挑戦中です。
ですが、たまにはビジネスとは違う方向で挑戦したくなる時があります。
それが、東京マラソンでした。
長距離走が大嫌いな僕が、マラソンに出ることは学生時代には想像もできませんでしたが、東京マラソンを完走したことで、仕事以外でのチャレンジと、達成感を得ることができました。
東京マラソン2016に応募すらできなかった反動から、100kmのウルトラマラソンにチャレンジするなど無謀なことも行いましたが、無謀なチャレンジは、無残な結果に終わります。
この100kmマラソンに挑戦した理由の一つに、「誰でも参加できる」というものがあります。東京マラソンは、応募者が多く、毎年抽選となっており、最近の倍率は10倍を超えています。
つまり、挑戦したくても、できないこともあるのです。このような挑戦には、運が必要なのです。
また、マラソンのみならず、挑戦したくてもできないことがあります。今の会社で新規事業を立ち上げたいと思っていても、会社の状況や、決済者の機嫌などで、出来るかどうか、わかりません。決済者の機嫌次第で、出来るかどうかわからないなんて、運でしかありませんよね。
どんなに入社したい会社があっても、あなたが転職をしたい時期に、該当の企業が求人を募集していなければ、入社できません。
自分が考えた企画を通して、予算をとって、実際に挑戦する。これは、「運」の要素も多分にあるのです。
そういった意味では、僕の「運」は強い方なんだと思います。そんな、「運」がいい僕が、新しいチャレンジを手にすることができました。
「金沢マラソン2016」：当選
また、カラダ作りから始めなきゃ。
本日は、以上です。
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