引越しを安くできる都道府県とぼったくられる都道府県ランキング。

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こんにちわ

先日、金融広報委員会が、金融リテラシー調査の結果を発表していました。そのデータの中では様々なデータが出ていたのですが、僕が注目したのは、

・生命保険加入時に他の商品と比較した人の割合
・借入れ時に他の商品と比較した人の割合
・資金運用を行う際に他の商品と比較した人の割合

という、お金を借りたり、家よりも高い買い物になる可能性のある生命保険の加入時に、慎重にいろいろと比較をするのか、それともいいなりになるのか?という数値でした。

ある程度、上位の都道府県には傾向がでるのかな?と思ったのですが
 

生命保険加入時に他の商品と比較した人の割合のトップテン

千葉県 59.5
鹿児島県 59.1
神奈川県 58.9
宮崎県 58.6
北海道 58.0
兵庫県 58.0
長崎県 58.0
東京都 57.9
茨城県 56.6
滋賀県 56.6
 

借入れ時に他の商品と比較した人の割合のトップテン

茨城県 65.3
長崎県 63.2
富山県 61.1
京都府 60.4
滋賀県 60.0
埼玉県 59.8
栃木県 59.6
兵庫県 59.1
宮崎県 58.6
群馬県 58.3
 

資金運用を行う際に他の商品と比較した人の割合のトップテン

高知県 70.0
山口県 69.9
神奈川県 69.7
三重県 69.6
鹿児島県 68.4
香川県 67.9
富山県 67.4
岡山県 67.3
福島県 67.1
愛知県 67.1
京都府 67.1

と、いまいち傾向がみえにくい結果となっていました。

 

繰り返しになりますが、生命保険の加入や借入など、かなりおおきな金額がうごく商品でいろいろと比較検討をするのは当たり前だと思っていたのですが、意外にもそうでもなく、生命保険でも約半数の人々が、比較検討をせずに加入しているようです。

まあ、生命保険の場合、親族のコネクションという見えない糸でつながっているのかもしれませんが。

で、前置きが長くなりましたが、この調査の結果から、金融商品を比較する人は、引越しの比較もするだろうと勝手に予想しまして、今回のランキング上位は引越しでも比較検討するお得な都道府県、下位は比較をしない、引越し会社のいいなりな都道府県であろうと予想できます。

というわけで、上記の3つ項目は全て割合ですから最高点が100点でおなじですので、今回はこれらを単純に足し合わせて、都道府県のランキングを作って見ました。

お得な引越し料金で引越しているであろう都道府県ランキング(満点は300点)

1 鹿児島県 185.0
2 神奈川県 184.0
3 京都府 183.3
4 茨城県 181.9
5 長崎県 181.5
6 兵庫県 180.6
7 千葉県 179.9
8 宮崎県 179.9
9 富山県 179.8
10 北海道 179.2
11 三重県 178.4
12 滋賀県 177.5
13 埼玉県 177.1
14 高知県 176.6
15 東京都 176.1
16 愛知県 173.8
17 山口県 173.4
18 岡山県 173.4
19 福岡県 173.4
20 群馬県 172.5
21 栃木県 172.0
22 福島県 170.3
23 福井県 169.5
24 佐賀県 169.3
25 広島県 168.8
26 静岡県 167.5
27 岐阜県 166.3
28 大分県 165.3
29 沖縄県 165.0
30 香川県 164.2
31 秋田県 163.9
32 宮城県 163.7
33 奈良県 163.4
34 島根県 162.9
35 大阪府 160.3
36 長野県 156.3
37 愛媛県 153.8
38 和歌山県 153.1
39 青森県 152.6
40 岩手県 150.1
41 鳥取県 149.4
42 石川県 149.1
43 山梨県 149.0
44 熊本県 147.7
45 新潟県 147.0
46 山形県 146.1
47 徳島県 138.0

上位が、引越し料金も比較検討する、”引越し料金がお得な都道府県”で、下位が比較をしないので、料金は引越し会社のいいなりになる、”おいしいお客がたくさんいる都道府県”となります。

徳島県や山形県は、引越し会社のいいなりになっちゃう人が多そうです。石川県もそうですね。しっかりと比較検討することも大事ですよ。

お金に対して、しっかりしている都道府県ランキング

上記では、比較するかどうか。という点で都道府県別に調べてみました。続いては、お金に対して”計画的か”という点で見てみましょう。チェックする項目は以下の3つです。

・緊急時に備えた資金を確保している人の割合
・1か月の支出を把握している人の割合
・期日に遅れずに支払いをする人の割合

この3つも、全て割合ですので、上記同様全て足し合わせて、満点300点でのランキングを作成すると、こうなります。

 

1 香川県 223.2
2 山口県 220.7
3 奈良県 220.6
4 徳島県 220.4
5 京都府 219.5
6 岐阜県 218.5
7 岡山県 218.1
8 和歌山県 217.5
9 広島県 215.7
10 鹿児島県 215.4
11 福井県 215.2
12 滋賀県 214.9
13 兵庫県 214.0
14 熊本県 214.0
15 北海道 213.3
16 千葉県 213.0
17 三重県 212.9
18 神奈川県 212.8
19 宮崎県 212.0
20 東京都 211.7
21 高知県 211.7
22 愛知県 211.4
23 静岡県 211.4
24 大阪府 211.1
25 島根県 211.1
26 岩手県 210.4
27 群馬県 209.7
28 宮城県 209.7
29 大分県 209.6
30 埼玉県 209.6
31 栃木県 209.0
32 青森県 208.8
33 富山県 208.5
34 秋田県 208.5
35 新潟県 208.5
36 福岡県 207.6
37 佐賀県 207.5
38 愛媛県 207.3
39 福島県 205.4
40 長野県 205.4
41 茨城県 205.1
42 長崎県 204.0
43 山形県 203.5
44 沖縄県 200.7
45 石川県 200.5
46 鳥取県 200.1
47 山梨県 199.9

なんと、比較検討しないランキング最下位の徳島県は、お金に対してしっかりとしているランキングでは、堂々の4位入賞です。このランキングは、どちらかといえば、上位はほとんど西日本の都道府県となりました。

徳島県は、比較検討はしないけど、お金に対しては計画的に考える県民ということでしょうか?

また、僕の故郷の石川県はとっても恥ずかしい結果になりまして、お金に関して計画的ではない、借りたお金を返さない県民性のようです。というわけで、僕にはお金を貸さないようにお願いします。

こんなニュースもでましたし、残念ながら 森元総理も石川の方なので、お金に対する感覚がおかしいのかもしれません。

まとめ

とはいえ、どんな調査結果を出しても、最終的には 人による。 と言えるんですけどね。

だって、これを血液型で判断したとして、何か意味があるでしょうか?もう、都道府県とか、地域性なんかではまとめることが出来ないくらいの多様性のある世の中ですし、ネットがあるので情報の共有はできるんです。

ですから、情報弱者が多いかどうか。みたいな調査結果になっていそうですが、今の高齢者はネットに慣れていないので、ネットに慣れた世代が高齢者になる時代には、こういった都道府県による比較はほとんど意味にをなさない時代になりそうですね。

 

最後に、この調査元のサイトから、金融リテラシーのクイズ(全5問)を受けることができます。いちど、受けてみてはいかがでしょうか?

僕も、クイズをやってみました。結果は・・・

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ニヤリっ!

金融広報中央委員会 金融リテラシー調査2016

著者投稿者 横川
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