今年は本気でやばいかも。2017年の3月は、引越し難民が出る予想。

こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。

今日は、皆さんにお願いです。

3月の後半は、お引越しをやめてください。

世間一般では、3月の引越しの時期は、引越し料金も高くて、売上も上がって、利益も上がるんだろう?と思いますよね。今までの3月であれば、そうなのですが、今年は様相がちょっと変わっております。

どういうことかというと、今年の3月後半のお引越しは、引越し会社が対応する件数を絞ってきているのです。

その結果、引越しをしたくても、引越し会社が見当たらず、引越しできない、引越し難民 が発生する可能性が非常に高くなりそうです。

引越し会社が、件数を絞る理由

引越し会社が、ここ数年で一番、引越し件数を絞っている理由は、大きく二つあります。順に見ていきましょう。

ECによる物流の増加

これは、よく言われているので、ご存知の方も多いと思います。最近は、配送量が多くなった宅配スタッフが、荷物を乱雑に扱う動画が公開されたりして、業界の苦しさが内部の人間だけでなく、一般社会でも見られるようになってきました。

こういうニュースは、心が痛いです。仕組みを変えるか、誰かが、送料をしっかりと負担しないと、問題の先送りは続きます。

このように、引越し会社が絞っているというよりも、物流の方にトラックを取られていて、手配できる件数に制限がある。という回答の方が正しいかもしれません。

労働環境の改善

このニュースにある通り、大手企業でも労働環境を改善するような指導が入っています。物流の業界でも同様に労働環境改善が行われており、具体的には残業時間の抑制が浸透しつつあります。

その結果、繁忙期であろうとも、残業を行わないことで、物理的に対応できる件数が減少して、引越し需要に対して、供給が追いつかない。という、可能性が非常に高くなってきております。

 

これは、無理のない労働環境で、しっかりとした引越し業務を行なってもらえる。というメリットがある反面、価格面においては、上昇する可能性を多いに秘めております。

これまでの3月の引越しのピークについては、引越し業界が、一丸となって残業をしてでもユーザーの引越し依頼に対応するぞ!という対応でしたが、今後は、残業をしない範囲で受けることができる件数を、ユーザー同士で奪い合う業界へ!と変貌してく、始まりの年と言えそうです。

現状のご報告

というわけで、今年の3月のピーク時期についてご報告を差し上げると、

すでに大手の引越し会社さん(物流系)が全面ストップに入ったり、引越し専業の企業さんでも、地域によってはストップしています。

こちらをご覧ください。

大手のみならず、中小の引越し会社でも、受付がストップし始めています。どの引越し会社もNGを出しているのは、3月18日〜4月10日の、最繁忙期です。ちなみに、この写真に掲載していないだけで、当社のホワイトボードには、NGの地域や、引越し会社の詳細が日々更新されております・・・

不安を煽るようで心苦しいのですが、3月18日〜4月10日にお引越しを検討している方は、最悪の事態も想定してください。この時期、レンタカーでトラックを借りるのも大変なので、引越し元のお部屋の契約を、延長して4月に引越しをする。という選択肢を心のどこかに、残しておいてください。

あとは、タワーマンションなどの一斉入居については、敬遠する引越し会社が多いです。特にこの超繁忙期では、対応してくれる幹事会社に依頼するのが、ベターな選択かもしれません。

まとめ

今年の繁忙期は大変ですよ。と煽りも含めて、毎年、言っているのですが、今年はちょっと違うと感じています。

業界としては、残業抑制によって適正な労働環境を手に入れるのでしょうが、果たして市場で受け入れられるのか?一つの大手引越し会社が、受付を止めると、他の大手にドッと流れて、さらにその大手もストップするという、負の連鎖が毎年のパターンです。

この2月末から、大手の引越し会社の負の連鎖が始まるかもしれません。。。ちなみに、3月末は、普段引越しをしていないような物流系の運送会社も、高額な引越し料金につられて、参加してきます。

下手な作業や、絶対に利用されない、運送保険など、問題がある小さな引越し会社も多いので、みなさん、気をつけてくださいね。

絶対に手配できますよ!とは、言えませんが、ご相談には乗れますので、どうしても超繁忙期に引越しをしたい方は、ご登録くださいね。

引越しラクっとNAVI

著者投稿者 横川
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