引っ越しするなら中旬!4月の引っ越しのおすすめポイント

3月から続く引っ越し繁忙期である4月、新年度を迎えるこの時期に引っ越しを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか?
4月は1年間の中でも3月の次に引っ越し料金が高くなる時期なのですが、時期を選ぶことで料金を抑えることもできます。
この記事では、4月の引っ越し事情や4月の引っ越しのメリットデメリットなどをお伝えしていきます。
引っ越し見積もり料金 簡易シミュレーション
4月の引っ越し事情
それではまず、引っ越し繁忙期にあたる4月の引っ越し料金相場が、他の月と比べてどのようになっているか見てみましょう。月ごとの平均料金がこちらです。
| 月 | 1人 | 2人 |
| 1月 | 61,978 | 96,401 |
| 2月 | 46,592 | 91,938 |
| 3月 | 107,927 | 208,244 |
| 4月 | 80,069 | 102,780 |
| 5月 | 57,379 | 108,753 |
| 6月 | 56,788 | 98,846 |
| 7月 | 58,474 | 128,002 |
| 8月 | 44,482 | 87,276 |
| 9月 | 54,350 | 76,111 |
| 10月 | 48,679 | 66,676 |
| 11月 | 44,768 | 65,555 |
| 12月 | 50,058 | 55,885 |
※引越しラクっとNAVIでの引っ越し実績データ(2017年1月1日~2019年6月30日)がもとになっています。
※引っ越し見積もりは諸条件で変動しますので、実際の料金は見積もりをとって確認してください。
なお3人以上のお引っ越しについては、条件によって料金が大きく変動しますので、下記フォームからお問い合わせください。
4月の引っ越しは中旬がお得!
4月は3月から引き続いて、大勢の方が新年度・新学期に合わせて新居を構えるため、全国的に引っ越し件数が多い時期です。
また、新社会人の入社や大学入学に合わせての引っ越しだけでなく、転勤や子供の新学期に合わせて新天地での生活をスタートさせる方もいらっしゃるため、引っ越し業界は大忙し。料金も割高になりますが、引っ越しの多い春休み期間(4月5日ごろまで)が終わると、一旦引っ越し料金の高騰も落ち着きます。
ですが、ここで注意して欲しいのが、4月下旬からのゴールデンウィーク(以下、GW)期間です。この時期は大型連休を利用したファミリーの引っ越しが急増するため、引っ越し料金が再び割高になってきます。4月の引っ越しで料金にこだわりたい方は、まずは中旬を軸に引っ越しを検討してみましょう。
4月の引っ越しのメリット・デメリット

新生活のスタートにふさわしい4月の引っ越しですが、この時期に引っ越すことによるメリット、デメリットがあります。
4月に引っ越しをするメリット
- 3月の“超”繁忙期よりお得
4月の頭は3月に引っ越しができなかった方の駆け込み需要があるため、引っ越し会社も忙しい時期となりますが、中旬を過ぎると3月から4月上旬に比べればだいぶ落ち着いた料金で引っ越しができる可能性があります。
ただし先述したGW期間の割高料金にもご注意を!結果的に4月中旬~GW前という限定的な期間にはなりますが、この時期に予約を取ることができれば、いわゆる「引っ越し繁忙期」の中では比較的お得な料金で引っ越しができる可能性があります。
4月に引っ越しをするデメリット
- 4月5日ごろまでは“超”繁忙期内
- 下旬になるとGW価格に!
- 引っ越し期間に余裕がない
繰り返しになりますが、4月の頭は繁忙期であるため、引っ越し料金が非常に高く設定されています。1年を通して見ると、引っ越しニーズが一番高い3月ほどではないものの、最安値の8月に比べるとほぼ2倍の金額になります。
また不動産会社にとっても繁忙期となるので、中旬までは物件をゆっくりと探すこともできないかもしれません。どうしてもこの期間に引っ越したい方はかなり早めに物件を探し始めるようにしましょう。
また、下旬になるとGW期間に突入してしまうため、料金もGW価格に高騰します。ですので、4月中でお得に引っ越しができる期間は中旬~GW前ということになり、料金にこだわる場合はその期間中に会社選びや物件選びをすることになります。
4月に引っ越しをする際に気をつけるべきポイント

4月の引っ越しの注意ポイント
- 上旬・下旬の繁忙期は避ける
- 見積もりは1日でも早く取る
上旬・下旬の繁忙期はできれば避ける!
4月の引っ越しの最大の注意ポイントは引っ越し料金の変動です。1ヶ月の間に2回も料金が変動するので、引っ越し時期の見極めが重要となってきます。お得期間になるのは「4月5日以降から25日過ぎ程度まで」と考えておきましょう。
また、GW前やGW期間は交通渋滞が予想されるため、引っ越しを行う場合は時間に余裕も持って行動するように心掛けましょう。
見積もりは1日でも早く取る
引っ越し会社が忙しい繁忙期はもちろん、通常期であっても条件の良い引っ越し会社さんを自分の日程に合わせてお願いするには、早めに見積もりを取ることが大切になってきます。少しでも気になる会社を見つけたらすぐに相見積もりを取るようにしましょう!
4月の引っ越しで安い見積もりを取るためのアドバイス

ここまで見てきたように、繁忙期の4月はどうしても3月を除く他の月より引っ越し料金が高くなってしまうものの、そんな中で少しでも引っ越し料金を安く抑えられるとしたら?
そこでここからは、4月の引っ越しをできるだけお得な料金で行うために、気を付けていただきたいポイントをご紹介していきます。
「引っ越し料金は時価」が前提
その前にまず、これは記事前半でも少し触れましたが、引っ越し料金は一般の商品のように料金が予め決まっているものではなく、「引っ越し日時」「移動距離」「荷物量」という3つの組み合わせによってその都度決まる“時価”であることを改めて覚えておいていただければと思います。
4月引越しで特に重要な「引っ越し日時」を中心に、どんな工夫をすればいいか、見ていきましょう。
引っ越しの荷物量はなるべく減らそう
引っ越しの荷物量が増えると、見積もりの料金はその分高くなります。
というのも、荷物の量が増えると、荷物を運ぶために必要なスタッフの人数が増えたり、荷物を運搬するトラックのサイズが大きくなったりするからです。
そのため、引っ越し料金を安くするためには、引っ越し前になるべく不用品を処分して、荷物の量を減らすことをおすすめします。
ただし、4月は料金が高騰しやすい時期と、比較的料金を抑えやすい時期の差が大きいため、不用品の選別に時間がかかりそうな場合は「とりあえず4月中旬でトラックだけ確保して、引越し先でゆっくり整理する」という選択肢もあります。
とはいえ、引越し先ではゴミの分別ルールや収集日が今の地域と大きく異なることも少なくありません。
4月は新生活の準備・手続き・環境の変化などで忙しくなりがちな時期です。
そこに不用品整理まで一気に片付けようとすると負担が大きくなってしまうため、引越しが決まった段階から少しずつ片づけを進めておきたいですね。
荷物を捨てる
一般ごみであれば、自治体のごみ回収日に合わせて処理すれば、追加でお金が発生することはありませんが、大型家電を処理する場合には注意が必要です。
1998年に制定された、家電リサイクル法によって「エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機」に関しては、メーカーがリサイクルして資源に戻すように法律で制定されています。

家電リサイクル法の概要
家電リサイクル法に当てはまらない大型家電や、大型家具の処理については、お住まいの自治体のホームページ等で確認して処理する必要があります。
荷物を売る
お金を払って荷物を処分するのであれば、お金にして引っ越し料金の足しにすることも一つの手段です。
実店舗を持つリサイクルショップ「トレジャーファクトリー」や「ブックオフ」に持ち込むのも良いですが、昨今ではフリマアプリ「メルカリ」「ジモティー」「ラクマ」を利用するケースが増えています。
4月は新生活が始まる時期で、3月中に家電や家具をそろえきれなかった学生さんが中古品を探していることも多いです。
そのため、時間に余裕がありそうであればフリマアプリを活用してみるのもおすすめですよ。
距離について
金額が上がりやすい長距離の引っ越しの場合は、一部の引越会社が提供している「混載便」や「コンテナ便」を利用することで、お得にできる可能性があります。
「混載便」は、トラックの空きスペースに別の依頼者の荷物も積み込み、まとめて輸送することでコストを抑えるプランです。
「コンテナ便」は、大きなボックス(コンテナ)に荷物を詰め、貨物列車で運ぶプランです。
どちらも、混載便は他の依頼者のスケジュール、コンテナ便は貨物列車の運行スケジュールに合わせる必要があるため、荷物が届くまで日数がかかる可能性があります。
予定の調整ができるのであれば、4月中旬に引越できるように動くのが理想ではありますが、「4月中旬を逃してしまったけれど、GWまでには引越をしたい」というような場合は、これらのプランを検討してみるのも良いでしょう。
引っ越し日時について
月初、月中、月末?
一般的に引越し料金は、月末や月初に高くなる傾向があり、中旬は金額が安くなります。
4月は特にこの傾向が強く、月初は「3月末に引越しきれなかった人(いわゆる引越難民)」や「春休み期間に引越しをするファミリー層」が集中するため、1年で最も混み合う“超”繁忙期となります。
また、月末もGWに向けた引越しが増えるため、春休みほどではありませんが料金が高くなりやすい時期です。
そのため、可能であれば4月中旬のお引越しをおすすめします。
なお、通常は不動産の契約サイクルに合わせて月末に引越しをする方が多いものの、4月に限っては月初が最も高騰しやすい点も押さえておきましょう。
曜日は?
一般的には「何曜日に引越しをするのが、安くなるのか?」でご紹介している通り、土日祝日より平日のほうが安く、平日の中でも火・水・木曜日は料金が抑えやすい傾向があります。
先ほどの日程も踏まえると、「4月中旬の火・水・木曜日が一番金額を抑えやすい」ということになりますね。
なお、月初・月末は春休みやGWでお休みの人が多いため、曜日を問わず金額は上がりやすくなります。
そのため、まずは日程を最優先。さらにお得に引越したい人は曜日も着目してみましょう。
時間帯は?
多くの引っ越し会社では、一日の作業時間帯を「午前便」「午後便」「フリー便」の三つに分けていて、このうち一番安い見積もり料金になるのが「フリー便」です。
フリー便とは、引っ越しをする“日付だけ”を決め、作業の開始時間は引っ越し会社の都合に合わせるプランのこと。
現場のトラックやスタッフの稼働状況に合わせて動くため、特に4月中旬のように混雑度が落ちる時期は、より費用を抑えやすくなります。
一方で、4月下旬のGW期間は荷物が多いファミリー層の引越が増えるため、午前便は特に人気が高く、早めに埋まりやすい傾向があります。
4月末に午前便で引越したい方は、早めの予約をおすすめします。
4月上旬は一年で最も忙しい繁忙期にあたるため、フリータイム便のみの案内となる可能性もあります。
さらに、フリータイム便の時間幅も広がり「8時~20時の間で作業スタート」といった、通常期よりも大きな幅で案内されるケースもありますのでご注意ください。
フリー便の詳細は下記記事でも解説していますので、もしよろしければご参照ください。
引っ越し会社へ見積もりをお願いしよう!
以上、4月の引っ越し料金を少しでも安くする方法について、「荷物量」「移動距離」「引っ越し日時」という3つの観点から見てきましたが、もう一つとても大事なポイントがあります。
それは、引っ越し会社から見積もりを取る際、必ず複数社から見積もりを取ることです(これを相見積もり、と言います)。
引っ越し会社は、お客様から複数社の間で比較検討されている場合、他社との価格競争に打ち勝たないと受注ができないため、各社に個別で見積もりを依頼するよりも、安めの見積もりが出てくる可能性が高くなります。
また、引っ越し料金はいわゆる“時価”。1社のみの見積もりではその金額が安いのか高いのかわからないだけでなく、以前安かったA社が、今回も安いとも限りません。
特に年度初めの4月は、引越会社が料金の見直しを行っている可能性もありますので、お引越しのたびに相見積もりを取ることが重要です。
「引越しラクっとNAVI」はここが便利!
とはいえ複数社を相手に、一社ずつ見積もりを取るのは面倒くさいという方もいらっしゃるかと思います。そんな方には、弊社の「引越しラクっとNAVI」 がおすすめ!
こちらでは、弊社のコンシェルジュにお電話1本でご希望の条件をお伝えいただくだけで、複数社の見積もりを一括で簡単に取ることができます。
また、お荷物が多い方やご家族でのお引越しの場合は、ビデオ通話でのお見積もりにも対応しています。
訪問見積もりを何社も受けると、それだけで貴重な土日が丸一日つぶれてしまいがちですが、「引越しラクっとNAVI」のビデオ通話は平日の夜などにも予約枠があり、無理なく効率よく準備を進められます。
その結果、金額が落ち着きやすい4月中旬でのお引越しが実現しやすくなります!
さらに、4月上旬・下旬が高くなりやすいという大まかな傾向は毎年同じですが、「今年は何日頃まで混みやすいのか?」といった細かい部分は年によって少しずつ違います。
引越しラクっとNAVIのコンシェルジュは日ごろから各引越会社とやり取りをしているため、
「今年は7日以降のほうが落ち着きそう」
「今年はこの引越会社が、繁忙期でも比較的安い」
といったその年ならではの情報なども把握しています。
そのため、価格が変動しやすい4月でも最適な見積もりをご提示しやすくなっています。
さらに、コンシェルジュがお客様の引っ越しにおける全ての窓口を務めさせていただくことで、引っ越し会社の繁忙期の窓口業務を一部削減!その分お客様に、4月でも比較的安価な見積もりをご提示することが可能となっています。
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まとめ:お得な「4月中旬引っ越し」を実現するために

いかがでしたでしょうか?
3月中旬〜4月5日ごろの春休み、そして4月下旬のGWは、一年の中でも特に混み合う繁忙期です。料金をなるべく抑えることを考えると、4月の引越しは「中旬」を中心に検討するのが理想的です。
そのためにも、引越しが決まった段階で、できるだけ早く引越会社から見積もりを取っておくことがとても大切です。4月のお見積りは、だいたい1月末~2月上旬から取ることが可能です。
春からの新生活を気持ちよくスタートできるよう、早めに複数社へ見積もりを依頼して、料金や条件をしっかり比較しながら、自分に合った引越会社を選んでくださいね。
そして、「複数社へ依頼する時間がない…」「見積もりの手間を減らして、不用品整理などに時間を使いたい」という方は、ぜひ下記リンクからお気軽にご相談ください。
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