引っ越し繁忙期明けで料金がぐっとお安く!5月の引っ越しのおすすめポイント

5月の引っ越し

3月から4月にかけてのいわゆる「引っ越し繁忙期」が明ける5月ですが、この時期に引っ越しを検討している方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

5月は繁忙期に比べると数万円単位で相場が安くなりますが、一方でゴールデンウィーク中は限定的に引っ越し料金が高くなったりと、注意するべき点もあります。

そこでこの記事では、5月の引っ越し事情や料金を抑えるために知っておきたいこと、そしてこの月に引っ越しをするメリット、デメリットなどについてお伝えしていきます。

引っ越し見積もり料金 簡易シミュレーション

  • 1引っ越し時期
  • 2移動距離
  • 3引っ越し人数
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平均
 円
最安値
 円
最高値
 円
  • ※引越しラクっとNAVI ® の実際の引っ越しデータから算出しています。
    期間:2017年1月~2019年6月実績
  • ※引越し見積もり料金や、実際の引越し料金を保証するものではありません。
    お引っ越しの際には、見積もり取得をお願いします。

5月の引っ越し事情

それではまず、引っ越し繁忙期明けとなる5月の引っ越し料金相場が、他の月と比べてどのようになっているか見てみましょう。月ごとの平均料金がこちらです。

1人2人
1月61,97896,401
2月46,59291,938
3月107,927208,244
4月80,069102,780
5月57,379108,753
6月56,78898,846
7月58,474128,002
8月44,48287,276
9月54,35076,111
10月48,67966,676
11月44,76865,555
12月50,05855,885

※引越しラクっとNAVIでの引っ越し実績データ(2017年1月1日~2019年6月30日)がもとになっています。

※引っ越し見積もりは諸条件で変動しますので、実際の料金は見積もりをとって確認してください。

なお3人以上のお引っ越しについては、条件によって料金が大きく変動しますので、下記フォームからお問い合わせください。

無料お見積もりのお申込み:引越しラクっとNAVI

5月の引っ越しはゴールデンウィークの影響大!

5月の引っ越し料金相場は、単身の方にとっては繁忙期の4月と比べて2万円以上安くなっており、料金的には引っ越しがしやすくなる時期であると言えます。

一方でお2人での引っ越しについては、ご覧の通り4月よりもむしろ高くなっています。これはなぜかと言えば、5月初旬のゴールデンウィーク(以下、GW)はご家族で引っ越しをする人が多く、繁忙期同様に料金が高い傾向にあるためです。

特に上記のデータを取得した2019年は、新天皇の即位に伴い、この年に限って5月1日が祝日になったことから、4月27日から5月6日にかけて10連休(2020年は5連休)に。共働きをしているご家族などの引っ越しが集中したことから、この時期の料金に引っ張られる形で、月の相場も上がっています。

GWを過ぎれば料金も落ち着くため、引っ越し人数に関わらずそれ以降の引っ越しの検討をおすすめします。

賃貸物件の価格交渉などがしやすい時期

また、お部屋探し情報サイト「Rooch(ルーチ)」によれば、5月は「かなり引っ越しやすい時期」であるとして、その理由に以下のような点を挙げています。

(1)1月~4月より家賃や費用を交渉しやすい

(2)掘り出し物件が見つかりやすい

(3)梅雨入り前で気候が穏やか

(1)については、『5月以降は(3~4月に比べて)引っ越す人が格段に減るため、大家さんや不動産屋は「家賃や費用が多少安くなったとしても、空室よりマシ」と考えて、交渉に乗ってくれやすく』なる、とのこと。 (2)については、「新築や駅近物件など、条件が良いのに空室になっている掘り出し物件が見つかりやすい」としています。また(3)については、 「5月は梅雨入り前で降水確率が低く、気温が高すぎないため、お部屋を探しやすい穏やかな時期」であるとも。

その上で同サイトでは、繁忙期に余った条件の良い掘り出し物件に入居できる可能性があるとして、『「自分が気になっているお部屋は、必ず他の人も気になっている」と考えて、何部屋かまとめて内見するのではなく、気になるお部屋はすぐに内見すべき』としています。

5月に引っ越したい方必見!時期の特徴や部屋探しの注意点

5月の引っ越しのメリット・デメリット

繁忙期明けでぐっと料金相場が下がる5月の引っ越しですが、メリットがあればデメリットもあります。

ここからは、5月の引っ越しのメリットとデメリットについて説明していきます。

5月に引っ越しをするメリット

  • 3~4月よりも引っ越ししやすい
  • 賃貸物件も探しやすい

5月に引っ越しをするメリットとしては、引っ越し業界が春の繁忙期を過ぎてひと段落した頃合いであることから、引っ越し会社の人員やトラックにも比較的余裕があり、料金が安くなる&予約が取りやすくなるという点が挙げられます(GW期間を除く)。

新居の物件探しにおいても同じことが言えます。不動産会社の繁忙期は2~4月なので、それを過ぎた5月は不動産会社に相談に乗ってもらったり、要望に応えてもらったりしやすくなる傾向があります。

5月に引っ越しをするデメリット

  • GWは引っ越し料金が高い
  • GWは高速道路なども渋滞する

5月初旬のGWはこの期間を利用して引っ越しをする人が多く、繁忙期同様に料金が高い傾向にあります。中でもGWの前半は、後半に片付けができるため、特に家族での引っ越しでは人気が高くなります。

また連休中ということで道路も混みやすく、特に移動距離の長い引っ越しでは、トラックの到着や荷物の搬入、そして自身の移動が遅れる可能性があるので注意が必要です。

5月に引っ越しをする際に気をつけるべきポイント

  • GWの引っ越しはなるべく避けるべき

上記のように、5月初旬のGW期間中は引っ越し料金が3月・4月の繁忙期並に高くなる可能性があります。 特にご家族での引っ越しは、この時期を狙う方も多いため、予約も取り辛いかもしれません。

人が大勢動く行楽シーズンですので、公共の交通機関や高速道路も混雑しやすく、車で新居まで移動する場合、渋滞に巻き込まれてしまうと、トラックが先についてしまい荷物の受取ができないこともあります。

GW中の引っ越しは、料金面においても引っ越しのスケジュール面においてもなるべく避けたほうが無難ですが、どうしてもこの時期でなければいけないという場合は、常に時間に余裕を持って行動するほか、新居への移動に飛行機や新幹線のチケットなどが必要であれば、できるだけ早めに確保してください。

5月の引っ越しで安い見積もりを取るためのアドバイス

ここまで見てきたように、5月は引っ越し料金の相場が3~4月に比べると落ち着き始める相場になりますが、そんな中でも引っ越し前にわずかな工夫や手間によって、さらに引っ越し料金を安く抑えることができます。

そこでここからは、5月の引っ越しをできるだけお得な料金で行う方法をご紹介していきます。

「引っ越し料金は時価」が前提

その前にまず、これは記事前半でも少し触れましたが、引っ越し料金は一般の商品のように料金が予め決まっているものではなく、「引っ越し日時」「移動距離」「荷物量」という3つの組み合わせによってその都度決まる“時価”であることを改めて覚えておいていただければと思います。

その上で、この「引っ越し日時」「移動距離」「荷物量」 それぞれについて、どんな工夫をすればいいか、見ていきましょう。

引っ越しの荷物量はなるべく減らそう

引っ越しの荷物量が増えると、見積もりの料金はその分高くなります。

というのも、荷物の量が増えると、荷物を運ぶために必要なスタッフの人数が増えたり、荷物を運搬するトラックのサイズが大きくなったりするからです。

現地スタッフは、1人あたりで人件費がかかっているので、必要人数が増えればその分人件費が増えてしまいます。

またトラックについては、少ない荷物量であればミニバンや軽トラックなどでも運べますが、運搬に必要なトラックのサイズが大きくなるにつれて、車両のチャーター料金が高くなります。

そのため、引っ越し料金を安くするためには、引っ越し前になるべく不用品を処分して、荷物の量を減らすことをおすすめします。

荷物を捨てる

一般ごみであれば、自治体のごみ回収日に合わせて処理すれば、追加でお金が発生することはありませんが、大型家電を処理する場合には注意が必要です。

1998年に制定された、家電リサイクル法によって「エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機」に関しては、メーカーがリサイクルして資源に戻すように法律で制定されています。


家電リサイクル法の概要

家電リサイクル法に当てはまらない大型家電や、大型家具の処理については、お住まいの自治体のホームページ等で確認して処理する必要があります。

荷物を売る

お金を払って荷物を処分するのであれば、お金にして引っ越し料金の足しにすることも一つの手段です。

実店舗を持つリサイクルショップ「トレジャーファクトリー」や「ブックオフ」に持ち込むのも良いですが、昨今ではフリマアプリ「メルカリ」「ジモティー」「ラクマ」を利用するケースが増えています。直接交渉ができるので、お店に持ち込むよりも高額で売れることがあります。

不用品を処分してくれる引っ越し会社を利用する

なお、上記の「トレジャーファクトリー」が運営していて、弊社提携先でもあるトレファク引越さんのように、引っ越しと同時に不用品の買取や処分を行ってくれる引っ越し会社さんもあります。引っ越し手続きと不用品処分の手続きをまとめて行いたい方は、こうした引っ越し会社に依頼するのも良いですね。

長距離の引っ越しは「帰り便」等利用でよりお得に

引っ越しの移動距離については、転居先が既に決まっている場合は日程や荷物量と違って自分たちで調整することが難しい要素ですが、長距離の引っ越しの場合は、「混載便」や「コンテナ便」「帰り便」などを使うことで、引っ越し料金がお得になる可能性があります。

ただしこれらのサービスは(1)取り扱っている引っ越し会社が限られている(2)引っ越し先(エリア)によってはそもそもサービスが提供されていない(3)運行スケジュールがシビアである、などの理由により、利用者側から利用を指定することが難しく、あくまで「タイミングが合えば利用できる」ものとなっています。

また引っ越し会社のトラックや人手が混み合う繁忙期においては、そもそも提供自体が行われていない可能性が非常に高いため、本記事では割愛させていただきます。詳細については、下記の記事などをご覧になってみてください。

引っ越しのプロが教える!引越し費用を抑える6つのテクニック

引っ越し日時について

月初、月中、月末?

一般的に引っ越しは、1日から始まる新生活に向けて、その前に引っ越しを済ませておこうと考える人が多いため、毎月末に引っ越しの需要が高まります。

また、月末に引っ越しを検討していたものの、引っ越し会社の日程が埋まっていたり、料金が高かったりで、翌月の月初を薦められることも。ということはつまり、月末月初は比較的引っ越しのニーズが高い時期になりがちであると言えます。

中でも5月は、月初にGWというスペシャルイベントがあり、料金面で言えばその期間中の引っ越しは決して得策とは言えません。引っ越し料金を少しでも抑えたい方は、なるべくGWが明けてから月末を迎えるまでの間に引っ越しをすることをお勧めします。

曜日は?

これは5月に限ったことではありませんが、土日祝日は引っ越し会社のスケジュールが混みますので、平日に比べると割高になります。

NHK放送文化研究所が調査した「2015年国民生活時間調査」にある国民全体の「平日、土曜日、日曜日」の時刻別行為者率によると、日本人が仕事をしている曜日は、平日が52.9%、土曜日が34.9%、日曜日が23.5%となっています。

つまりは、国民のうちの5割程度が平日に働いており、土曜日には3割程度、日曜日には2割程度の人が働いていることになります。

さらに、月曜日と金曜日は、土日と連休で休みをとって3連休にして、引っ越しをする人も比較的いらっしゃいます。

ですので、引っ越しをするとすれば、休みの人が少ない火曜日、水曜日、木曜日がお勧めです。ただし例外として、「大安」の引っ越しは平日といえども高くなる傾向にありますので、ご注意ください。

時間帯は?

一般的に、引っ越し会社は一日の作業時間帯を「午前便」「午後便」「フリー便」の三つに分けていて、このうち一番安い見積もり料金になるのが「フリー便」です。

フリー便とは、引っ越しをする日にちだけを決めておいて、作業の開始時間は引っ越し会社の都合に合わせるプランです。

現場のトラックや作業員の状況に合わせるため、価格を抑えることができますが、作業の開始時間は午後からになることが多く、場合によっては夕方や夜からとなる場合もあるため、時間に余裕を持ってスケジュールを立てましょう。

なおフリー便の詳細は下記記事でも解説していますので、もしよろしければご参照ください。

引っ越しフリー便はなぜ安い? 時間指定が割高な理由

引っ越し会社へ見積もりをお願いしよう!

以上、5月の引っ越し料金を少しでも安くする方法について、「荷物量」「移動距離」「引っ越し日時」という3つの観点から見てきましたが、もう一つとても重要なポイントがあります。

それは、引っ越し会社から見積もりを取る際、必ず複数社から見積もりを取ることです(これを相見積もり、と言います)。

引っ越し会社は、お客様から複数社の間で比較検討されている場合、他社との価格競争に打ち勝たないと受注ができないため、各社に個別で見積もりを依頼するよりも、安めの見積もりが出てくる可能性が高くなります。

また、引っ越し料金はいわゆる“時価”。1社のみの見積もりではその金額が安いのか高いのかわからないだけでなく、以前安かったA社が、今回も安いとも限りません。

逆に同じ条件での引っ越しでも「その日なら、ちょうど帰りのトラックが押さえられるから、安く提供できる」という具合に、タイミングによって引っ越し料金が安くなることもあります。相見積もりの重要性、お分かりいただけましたでしょうか?

この相見積もり、今ではかなり一般的になっていて、不動産会社のFJネクストが2020年に実施した「令和の引っ越し事情」アンケート によると、約8割以上の方が複数の引っ越し会社から見積もりを取っています。


出典: 株式会社FJネクスト 「令和の引っ越し事情」アンケート より

これを見ても、複数の引っ越し会社の見積もりを比較検討する重要性が、広く認知されている、と言えるのではないかと思います。

「引越しラクっとNAVI」はここが便利!

とはいえ複数社を相手に、一社ずつ見積もりを取るのは面倒くさいという方もいらっしゃるかと思います。そんな方には、弊社の「引越しラクっとNAVI」 がおすすめ!

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まとめ:5月は引っ越しにお勧めの月の1つ

いかがでしたでしょうか?5月は引っ越し繁忙期が明けて料金的にお得感が増すことから、引っ越しにはおすすめの月の1つとなっています。特に3月ごろから料金の高さが理由で引っ越しを躊躇していた方には、待望のシーズンと言えるのではないでしょうか。

新天地での生活を安心してスタートさせるためにも、早めに複数社からの見積もりを取って、各社の料金やプランをしっかりと確認し、十分に比較検討を行って引っ越し会社を選ぶようにしましょう。

そして最後に改めて、複数の引っ越し会社から相見積もりを取る時間がない、という方は、ぜひ下記リンクから弊社までご相談ください。お客様の目線に立って、納得のいくお引っ越しをサポートさせていただきます!

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著者投稿者 引越しラクっとNAVI編集部
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