梅雨の時期は引っ越し費用も安くなる!?6月の引っ越しのおすすめポイントと注意点
雨が続く梅雨の時期というイメージが強い6月ですが、この月に引っ越しを検討している方もいらっしゃるかと思います。
天気の心配がつきまとう6月の引っ越しですが、実はこの時期の引っ越しは意外とお勧め!この記事では、6月の引っ越し事情や、そのメリットデメリットなどをお伝えしていきます。
6月は安価で引っ越しできる狙い目の時期!
賃貸住宅情報サービスを手掛ける株式会社CHINTAIが運営する「Woman.CHINTAI」によれば、6月は夏のボーナスを使って引っ越しを考える人がいるため、 一人暮らし向けの物件の空きが出やすくなっているとのこと。
引越し時期は6月がおすすめ? 1年で最もお得になる理由とは【月別解説付き】 【Woman.CHINTAI】
また同サイトでは、6月はジューンブライドをきっかけに結婚をするカップルが一緒に暮らし始める時期でもあるので、一人暮らし向けの物件が空く時期である、とも。
そしてそれに伴い、6月はファミリー向けの物件の募集が始まる時期でもあり、結果的に一人暮らしを始める方にも、ファミリー向け物件を探している方にも、住みたい家が見つかりやすい時期であると説明しています。
6月は引っ越し料金も安く抑えられる
一方で引っ越し業界の通常期にあたる6月は、繁忙期に比べると格安で引っ越しを行うことができる可能性があります。
就職や進学で新生活を始める方が多い3月〜4月は、引っ越し業界では繁忙期にあたるので、引っ越しの費用が高めに設定されています。さらに、引っ越しを行う方が多いので、なかなか希望日に引っ越しができないということも。
それ以外の5月〜2月までは通常期と呼ばれ、繁忙期に比べるとお得な料金で引っ越しを行うことができる上に、希望する日程で引っ越しを行うことができる確率も高くなります。
6月とその他の月の相場比較
それでは6月の引っ越し料金の相場を、他の月と比べてどのようになっているでしょうか?月ごとの平均料金がこちらです。
月 | 1人 | 2人 |
1月 | 平均61,978円 | 平均96,401円 |
2月 | 平均46,592円 | 平均91,938円 |
3月 | 平均107,927円 | 平均208,244円 |
4月 | 平均80,069円 | 平均102,780円 |
5月 | 平均57,379円 | 平均108,753円 |
6月 | 平均56,788円 | 平均98,846円 |
7月 | 平均58,474円 | 平均128,002円 |
8月 | 平均44,482円 | 平均87,276円 |
9月 | 平均54,350円 | 平均76,111円 |
10月 | 平均48,679円 | 平均66,676円 |
11月 | 平均44,768円 | 平均65,555円 |
12月 | 平均50,058円 | 平均55,885円 |
※引越しラクっとNAVIでの引っ越し実績データ(2017年〜2019年)がもとになっています。
なお3人以上のお引っ越しについては、条件によって料金が大きく変動しますので、下記フォームから無料お見積もりをご依頼ください。
ご覧のように、引っ越し料金が年間を通して最も高いのは前述の繁忙期にあたる3月と4月です。5月のGWが過ぎた頃からだんだんと料金が下がり、6月の引っ越し料金は繁忙期に比べると、低く設定されている場合が多いようです。
7月は夏休みが始まる時期のため、引っ越し業者が混み合う傾向にあり、それに伴い引っ越し料金も若干高くなります。さらに8月になると猛暑の中での引っ越しとなる上にお盆時期とかぶる可能性もあるため、6月中に引っ越しを済ませてしまうのは、賢明な判断と言えるかもしれません。
6月の人数×距離別引っ越し料金相場
6月は比較的お得に引っ越しができる可能性がある月であることをご覧いただきましたが、さらに人数×距離別の引っ越し料金相場も、弊社サービス「引越しラクっとNAVI」をご利用いただいた方の実績データから見てみましょう。
距離 | 1人 | 2人 |
~15km以内 同一市区町村内程度 | 平均38,204円 | 平均68,586円 |
~50km以内 同一都道府県内程度 | 平均35,494円 | 平均60,210円 |
~150km以内 同一地方程度(当日着) | 平均62,049円 | 平均144,720円 |
※引越しラクっとNAVIでの引っ越し実績データ(2017年〜2019年)がもとになっています。
こちらも3人以上のお引っ越しについては、条件によって料金が大きく変動しますので、下記フォームから無料お見積もりをご依頼ください。
上記はあくまで平均値ではありますが、ぜひ引っ越し検討時のご参考にされてみてください。
6月の引っ越しのメリット・デメリット
6月の引っ越しは雨にさえ気をつければ、繁忙期に比べ格段に低い価格で引っ越しを行うことができる可能性がある、お得な月です。
ですが、メリットがあればデメリットもあります。ここからは、6月の引っ越しのメリットとデメリットについて説明していきます。
6月に引っ越しをするメリット
- 引っ越し料金が安い
- 希望日時で引っ越しができる
- 料金交渉がしやすい
先ほども説明しましたが、6月は引っ越し業界の通常期ですので、3月〜4月の繁忙期に比べると引っ越し料金が安くなります。
新生活を始める方も落ちつく頃で、引っ越し希望者も少ない時期なので、希望日の引っ越しの予約が取りやすくなり、予定が立てやすくなります。
さらに、引っ越し希望者が比較的少ないことで、引っ越し業者への値引き交渉もしやすくなり、納得のいく料金を提示してもらえる可能性が高くなります。
6月に引っ越しをするデメリット
- 梅雨のシーズンである
- 荷物が濡れる可能性がある
- 祝日がない
6月は梅雨の時期ですので、天候に不安があります。雨の中の引っ越しは荷物が濡れてしまうことがあり、濡れてしまった家具や家電の拭き取りなど、天気が良ければしないで良い仕事が増えてしまうので、手間がかかることも。
また、GW以降は7月の「海の日」まで祝日がひとつもありません。「土日で引っ越して、祝日にゆっくりしてから会社へ(または学校へ)…」といった余裕のある引っ越しはできないことができないので、無理をせず計画的に引っ越しを行うようにしましょう。
6月に引っ越しする際に気をつけること
梅雨の時期である6月の引っ越しならではの注意ポイントがいくつかあります。これらのことに気をつけて快適に引っ越しを行うようにしましょう。
6月の引っ越しの注意ポイント
- 天気予報をチェック
- 荷物の防水対策は万全に!
- 荷物はしっかりと拭き取り
- 新居の除湿対策や家具選びで防カビ効果を高める
- 夏に向けて新居の防虫対策
天気予報はしっかりチェック
言うまでもなく6月は、雨の多い梅雨のシーズンです。近年では突然のゲリラ豪雨で激しい雨が降り出すこともあり、雨の予測を立てることが難しいとされています。
小雨程度であれば問題ないのですが、災害を伴うような大雨の場合、引っ越しが延期になるケースも。見積もり時などに、キャンセルに関する規約はしっかり確認しておくことをお勧めします。
また、引っ越しの途中で大雨になることも考えられるので、引っ越し当日の雨が心配な場合は、荷物に防水対策を施しておくと良いでしょう。
新居へ荷物を運び入れる際の床養生もしっかりとしておくと、新居を汚すリスクを最小限にすることができます。
参考:気象庁 令和元年6月の天候:
https://www.jma.go.jp/jma/press/1907/01c/tenko1906.html
荷物には防水対策を
衣類や本などの雨に濡れては困るものは、ビニール袋などに入れた上で段ボールに収納し、しっかりと梱包するようにしておくと安心です。
家具や家電などは、引っ越し業者に梱包方法や対応を聞いておくのがお勧めです。引っ越し業者によっては防水シートでカバーしてくれることもあります。
・家電製品
家電製品の内部に水が入ると故障の原因になるので、エアーキャップやエアーキャップのついた段ボール箱などを使って梱包する。
・段ボール
濡れてしまうと強度が落ちてしまう段ボールは、荷物を入れている状態で壊れてしまう可能性があります。大きめのゴミ袋などで濡れないようにしておくと安心です。
・家具
木製のタンスやベッド、机などは湿気に弱く濡れたままの放置は厳禁です。搬入後は素早く拭き取りを行い、風通しの良い場所で乾かすようにしましょう。
ソファなどの革製品は、濡れてしまうとシミになってしまうため、ビニールなどでしっかりと梱包するように!革製品が湿気に弱いので搬入後は速やかに開梱し、乾燥させましょう。
新居でのカビにご注意!
6月はカビが一番生えやすい季節です。万が一、雨の日に引っ越しを行う場合は新居をエアコンで除湿しておくことをお勧めします!
新居に運び入れた荷物は、乾いた雑巾やペーパータオル、吸水性の高いタオルなどで雨水をきっちりと拭き取りましょう。クローゼットやタンスには除湿剤を設置しておくことも忘れずに。
衣類や家財道具にカビが生えると場合によっては、再着用できなくなったり、腐敗や故障の原因にもなります。
衣類は、梱包する前に一度洗ってしっかりと乾かしておきましょう。汗や汚れ、水分が残っているとカビが発生しやすくなります。
また、新居で収納する際には「脱酸素入りの収納袋」に入れて保管することでカビの発生を防ぐことができます。
また、家具はカビが発生してしまうと洗うことが難しいので、新居に設置する際に壁から少し離して配置するようにしましょう。
新しく家具を購入する場合はキャスターや脚のついたデザインのものを選ぶと隙間を作りやすいので、カビも発生しにくくなりますよ。
防虫対策も万全に!
本格的に暑くなる夏へ備えて、防虫対策も行っておくことも重要です。新居はもちろん、旧居で使用していた家具や家電の防虫対策もしておきましょう。
引っ越し業者によっては、荷物の運搬の際にトラック内で殺虫の薬剤を散布してくれるオプションもあるので、確認しておくといいですね。
引っ越し業者へ見積もりをお願いしよう!
6月の引っ越しが決まったら、まずは引っ越し業者へ引っ越しの見積もりをお願いしましょう。
そもそも引っ越し料金には業界標準の料金体系はないため、引っ越し業社によって料金が大きく異なって来ます。そのため引っ越しの見積もりは、一社だけでなく数社から見積もりをとる「相見積もり」を行うことが基本です。
とはいえ複数の引っ越し会社を相手に、一社ずつ見積もりを取るのは面倒くさいという方もいらっしゃるかと思います。そんな方には、弊社の「引越しラクっとNAVI」 がおすすめ!
引越しラクっとNAVI:https://hikkoshi-rakunavi.com
「引越しラクっとNAVI」はここが便利!
こちらのサービスは、弊社のコンシェルジュにお電話1本でご希望の条件をお伝えいただくだけで、複数社の見積もりを一括で簡単に取ることができる便利なサービスです。
お見積内容はWEB上で簡単に比較していただき、ワンクリックで発注も済ませることができる上に、発注を入れた会社以外には自動で失注が伝わるようになっているので、断りの連絡を自分で入れる必要もありません。
さらに、コンシェルジュがお客様の引っ越しにおける全ての窓口を務めさせていただくことで、引っ越し業者の窓口業務を一部削減!その分お客様に安価な見積もりをご提示することが可能となっています。
ご興味をお持ちいただけるようでしたら、ぜひ下記リンクから無料お見積もりをお申込みください。お客様の目線に立って、納得のいくお引っ越しをサポートさせていただきます!
まとめ:6月の引っ越しは相見積もりでさらにお得に!
1年間の中でも比較的引っ越し料金が安く住む6月。雨の多い梅雨のシーズンだからと敬遠しないで、しっかりと雨対策を取っておくことでお得に引っ越すことができます。
ですが、引っ越しの準備を間違えてしまうと予想外の出費に繋がってしまうことも…。そんなことにならないためにも、相見積もりで各社の料金を確認すると同時に、雨天時の引っ越しの対応も確認して十分に比較検討を行い、納得のいく引っ越し業者を選ぶようにしましょう!