71%の引っ越し会社が受注減を実感、現場の感染対策も本格化 コロナの影響浮き彫りに

新型コロナウイルスによる社会不安が広がる中、当サイト「引越しラクっとNAVI」では2020年3月16日~19日の期間、提携中の引っ越し会社を対象に「新型コロナウイルスの影響についてのアンケート調査」を実施。引っ越し業界における同ウイルスの影響や、引っ越し現場における感染防止対策の現状が明らかになりました。

「受注件数が昨年より増えた」はわずか3社

今回の調査は、当社が推進する引越しプラットフォームプロジェクト『HAKOPLA』に参画している引っ越し会社50社中45社を対象に、オンラインで実施したもので、31社から有効回答がありました。今年の3月~4月における受注件数への影響について、対昨年比で尋ねたところ、「とても減った(80%以下)」が2社(6.5%)、「減った(81%~99%)」が20社(64.5%)となり、受注件数の減少を実感している企業が71%に上るという結果になりました。

【受注件数への影響】今年の3月~4月引越しの受付、受注件数は、昨年に比べていかがでしょうか?(昨対比〇〇%)

※引越しラクっとNAVI調べ

その他「変わらない(100%)」が6件(19.4%)、「増えた(101%~119%)」、「とても増えた(120%以上)」がそれぞれ1件(3.2%)、2件(6.5%)となっています。

また、新型コロナに起因すると思われる、受注後のキャンセルへの影響についても昨対比で尋ねたところ、「変わらない(100%)」が最多の13社(41.9%)、以降は「減った(81%~99%)」の8社(25.8%)、「増えた(101%~119%)」の7社(22.6%)、「とても増えた(120%以上)」の2社(6.5%)、「とても減った(80%以下)」の1社(3.2%)と続いています。

【キャンセルへの影響】今年の3月~4月引越しのキャンセル件数は、昨年に比べていかがでしょうか?(昨対比〇〇%)

※引越しラクっとNAVI調べ

上記2問の回答を掛け合わせてみると、受注件数に比べて、キャンセル件数の昨対比が上回っている(例:受注件数は「減った」、キャンセル件数は「増えた」)企業が14社と45.1%に上ることがわかりました。加えて受注件数とキャンセル件数が同水準で推移している(例:受注件数もキャンセル件数も「変わらない」)企業が15件(48.3%)を数える一方で、受注件数に対してキャンセル件数の昨対比が下回っている(例:受注件数が「増えた」、キャンセル件数が「変わらない」企業はわずか2社(6.5%)に留まるなど、いわゆる「引っ越し繁忙期」にあっても受注件数が伸び悩む中で、キャンセル件数が増えている引っ越し業界全体の苦境が浮かび上がってきます。

【受注件数とキャンセル件数の昨対比推移】

受注件数に比べて、キャンセル件数の昨対比が上回っている14社
受注件数とキャンセル件数が昨対比で同水準で推移している15社
受注件数に対してキャンセル件数の昨対比が下回っている2社

新たな引っ越しピークは4月下旬から?

本調査では併せて、新型コロナ の影響により延期となった引っ越し案件についてもヒアリング。合計で67.3%にあたる20社が、引越しを延期した顧客が「いる」と回答しました。延期時期については、このうち17社が4月下旬としており、残る3社は5月に延期になったと回答しています。

本件の影響でピーク期(3月~4月上旬)の引越しを延期されるお客様はいらっしゃいますか?一番多い延期時期はいつ頃でしょうか。

※引越しラクっとNAVI調べ

このことから4月から5月にかけて、想定外の「第二の引っ越し繁忙期」が訪れる可能性もあるため、これから引っ越しを考えているユーザーにおかれては十分な注意が必要です。それにしても、国土交通省が推進していた引っ越し時期分散の取り組みが、このような形で実現を果たすとは誰も予想できなかったのではないでしょうか。

現場でのコロナ感染防止へ各社対策を本格化

一方で引っ越しにあたっては作業スタッフと対面で作業をする必要があるため、 我々消費者が最も気になるのは、果たして「各引っ越し会社がどのような新型コロナ対策を取っているのか」ということではないでしょうか?そこで今回のアンケートでは、各社の具体的な対策内容についても「社内」と「作業現場」に分けて質問。回答した31社全てが、対策を実施していることがわかりました。

社内対策の主流は手洗い、消毒

まず 「社内でコロナ対策として実施していること」について記入形式で尋ねたところ、最も多かったのが「マスクの着用」と「消毒」です。マスクの着用を実施しているのは15社。消毒については、手洗いやアルコール消毒、事務所の除菌などを含めると、実に26社が実施していると答えています。

その他の対策としては、「 万が一37.5度以上の発熱があれば、休む 」( 株式会社ホームハンズ・マツモト)、「 社内ドアノブ・トイレ内・電灯スイッチ等共有部分の除菌の徹底 」( 株式会社岡田運輸 )、「 毎日体温計による検査」(株式会社スタームービング )、「事務所内に大型の空気清浄機を導入」(社名非公開)といった回答も寄せられました。引っ越し会社としても不特定多数の方と接触する業務が多いだけに、社内感染を防ぐ様々な手段を講じていることが窺えます。

作業現場での対応策はマスクと消毒、手洗いで二分

それでは引っ越し作業の現場では各社どのような対策を取っているのでしょうか?「 引越しの作業現場で、コロナ対策として実施していること」について同じく記入形式で尋ねたところ、28社が具体的な対策を行っていると回答。内訳としてはマスク着用の義務化あるいは推奨が15社、消毒や手洗いの実施が15社と対応が分かれました。

その他の対応としては「 見積の際のマスク。お客様との距離をとる 」( アーク引越センター株式会社 )、「接近しないで対応」(株式会社しあわせ )、 「 トラック運転席内の換気への注意」( 株式会社岡田運輸 )。「 作業メンバーは出勤時に体温計測する」(広島陸送株式会社 )、 「全車トラックへ消毒液配布し作業前、作業後に消毒」( 株式会社スタームービング )、「 現場作業時にお客様がマスク着用を希望される場合は、そのようにします」 ( 株式会社ホームハンズ・マツモト) などの回答も。「 マスクを着用して作業したいが、お客様によっては不快に感じさせてしまいかねないので気を遣う」(社名非公開)という声もある中で、顧客とスタッフとを守るために、各社工夫を凝らしている様子が見て取れます。

作業スタッフとお客様が、長ければ一日中作業を共にする引っ越しにおいては、どうしても感染への懸念が生じがちですが、各引っ越し会社がそれぞれ最大限の対策を取っていることは、一つの安心材料と言えるでしょう。

引越しラクっとNAVI ®でお見積もりが取れる引っ越し業者さんも、今回のアンケート結果のように新型コロナウイルスへの対策を実施しています。新型コロナが気になるという方も、一度お気軽にコンシェルジュへご相談ください。

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著者投稿者 引越しラクっとNAVI編集部
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