引越屋はミタ #007 〜営業マン編〜

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今回は前回に続いて、くらうど引越センターの川村さんに、お話をおうかがいしていきます。

お名前:川村さん
性別:男性
引越し会社名:くらうど引越センター
引越し営業歴:約24年
引越し見積件数:約30,000件

 

ーー 川村さんがお引越会社へ入社した経緯を教えてください。

川村さん(以下、川村) もう、24年前ですが、社会人のスタートは公務員でした。ですが、やりたいことをしたくて、公務員を辞めて一般企業へ就職しました。すると、誘われて入った企業が、入社後1年で倒産してしまいました。

嫁も子供もいたので、どうしようかと考えたところ、自分自身が15回も引越しをした経験があったので、この経験が活かせるのではないか?と考え、引越し会社へ就職をしました。こんなに長く続くとは思いませんでした(笑)

 

ーー 最初から、くらうど引越センターさんではないということですよね?

川村 はい。私は別の引越し会社に入社しまして、主に関東で働いていました。ご縁があって、くらうど引越センターで働くことになりまして、創業時からお仕事させてもらっています。

 

ーー くらうど引越センターさんでの業務内容は何をされていますか?

川村 営業と管理業務ですね。ただ、なんでもやっているというのが、現状かもしれません(笑)今日も、一般のお客様宅にお見積に行ってきましたし、法人営業も7年ほど担当していました。今は別の社員に任せていますが。

大手の企業さんの場合は、まずは私が窓口となって、ある程度運用が落ち着くまで担当し、その後引き続くという流れができています。

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ーー 今までの30,000件以上のお見積経験で、印象的なお客様はいらっしゃいますか?

川村 初めて、営業マンとしておうかがいしたお客様ですね。初めてのお客様は、東京の麻布十番のお客様でした。

まだまともに研修も受ておらず、とりあえず行ってこいという感じだったので、お客様には、ご迷惑をおかけするかもしれませんが、自分はお引越しのお見積が初めてなのです。ということを素直に伝えました。すると、お客様も予算があるから、その予算内だったら君にお任せするよ。と言ってくださり、すごく嬉しかったです。

お引越し自体は千葉と都内に半分づつ荷物を分けるお引越しでして、お見積時間も1時間半くらいかかりました。会社と連絡を取りながら、必死にお客様の予算内に収まるようにお見積を出して、結果受注することができました。2トントラック4台分のお引越しでした。

 

ーー 最初のお客様は、やはり印象的ですよね。他にはいらっしゃいますか?

川村 3月のこの日でないと、ダメだから絶対にこの日に引越しをしてくれ。と言われるお客様がいらっしゃいました。自分たちの営業所のトラックは埋まっていたので、どうにもならなかったのですが、お客様もその日にできるなら、予算は上がってもいいとおっしゃるので、静岡の営業所にトラックが空いていたので、静岡から手配をしました。

料金は、かなり上がりましたが、お客様の希望日程に添えることができ、満足していただけました。バブルが弾けてすぐの頃ですから、引越し代金はかなり高かったですね。

 

ーー では、これまでに一番高額なお引越しは、どんなお引越しでしたか?

川村 もう20年以上前のお話ですが、横浜から熊本まで。3月の繁忙期で、4トン車+2トン車(2トン車は植木のみ)で約140万円(当時)でした。当時の引越しは営業マンが10人で1日あたり、2,000万くらいの売り上げがありました。今思うとすごいですね。法人のお引越しは別として、最近は、こんな高額になることはありませんね。

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ーー この20年で引越し代金はどう変化しましたか?

川村 引越し業界に入ったのがバブルの弾けた後でしたが、若干バブルの余韻はあったと思います。ですので、そこから約20年かけて、どんどん引越し代金は下がってきています。一番安い時期だと、7割引くらいになっているんじゃないでしょうか!昔は、電話帳がメインだったので、インターネット上で比較することはなかったですから。

 

ーー 震災後のお引越しでは、どんなことがありましたか?

川村 2011年は3月の震災から、7月くらいまではずっと忙しい時期が続きましたね。エレベーターが止まった建物の14階まで上がる引越しも行いましたし、震災で亀裂が入ったマンション(現在はすでに解体済)のお引越も行いましたし、見積もり時でも、ヘルメットをかぶって行いましたし、余震が起こるとみんなで一斉に避難するという状況の中のお見積もりから、お引越作業まで、やはり異常ですよね。

他にも、沿岸地域のお引越の場合、1階が津波でダメになってしまい、2階のお荷物を出して欲しいというご依頼がありました。

また、新築を購入した途端に、被災して津波で住宅が住める状態ではない状況になってしまったお客様もいらっしゃいます。

ご家族は、津波が来たというトラウマがあって、建て直しても同じ場所に住みたくないという希望があったそうですが、他の地域に土地を買おうにも、被災した土地の地価が下がったので売るに売れず、売れないから他の土地も買えず、泣く泣く今のおうちに住んでいらっしゃる方もいらっしゃいます。

 

ーー ここ最近のお引越事情はいかがでしょうか?

川村 ここ最近は、震災復興で予算がついたのか、新築ラッシュですね。沿岸部なんかは、地元の企業だけでは、仕事が追いつかないようで、全く別の地域の建設会社が家を建てています。全く、知らない建設会社がたくさん来ていますよ。

 

ーー 仙台市が借り上げて被災者に貸し出している、みなし仮設住宅の退居が迫ってきていますね。また、一斉に引越しが行われるのでしょうか?

川村 そうですね。その場合、またパニックになるので、できれば時期をずらしてくれると入居者さんにとっても、料金的にも、他の引越をする方にとっても、我々引越し会社にとってもいいのですが、年度末が期限だったりするんですよね。。。

 

ーー 2015年のお引越はどうでしたか?

川村 やっと、落ち着いたかな?という感はありますが、それでも大手さんの引越し単価が通常の3倍〜5倍と聞いたこともあるので、ちょっとやりすぎじゃないか?と思う部分はあります。

 

ーー 川村さんがお引越し料金を下げてあげたいな。と思えるようなお客様はどんなお客様ですか?

川村 そうですね。あくまで私のお話ですが、例えば旦那さんの暴力で子供を連れて離婚する人なんかは、できる限りのお値段を出したくなります。これまでに約30,000件のお引越しの見積もりをしているので、やっぱりいろんな人がいますよね。

まあ、離婚する人以外でも、営業マンと仲良くなることは重要だと思います。ビジネスとはいえ、やはり人と人のやり取りのなかで、料金が決まるので、営業マンと仲良くなれば、お値段もおやすくなると思います。

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ーー やはり、最後は人と人なんですね!本日は、ありがとうございました!

川村 ありがとうございました。

まとめ

東北のお引越しは、近年、非常に売り手市場になっており、サービスの低下の話を聞くことが非常に多いのですが、くらうど引越センターさんは、前回のエントリーのように、サービスを提供して、口コミサイトの評価がNo1という実績があります。

また、家庭に事情がある方は、川村さんにお見積をお願いすると、お安くしてくれるかもしれません(笑)

川村さん、お忙しい中、ありがとうございました!

次は、どこへいこうかな〜

くらうど引越センター:http://www.cloud-hikkoshi.com/

著者投稿者 横川
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