単身者はこれで決まり?「東急でんき」をチェックしてみた。
iTSCOMを擁する東急グループの電力サービス、「東急でんき」について、調べてみました。
これまでの通信キャリアでもない、エネルギー企業でもない、新しいサービスが生まれそうな予感がしますよ!
東急でんきの特徴
東急でんきは、東京電力管内であれば、東急沿線でなくとも、提供可能です。
タイトルでも、東急線沿線と言っていますが、別に沿線でなくとも大丈夫なのです。ですが、東急線沿線だと、さらにお得なサービスがあります。
TOKYU CARD
東急でんきを、TOKYU CARDで支払うと、電気料金の1%がTOKYU POINTとして貯まります。
東急沿線だと使いやすいカードですが、渋谷の駅付近でも使えるお店、結構ありますので、持っている人は多そうですね。
ただ、この辺りのポイント還元は、Tポイントと提携する企業や、Pontaと提携する企業や、マイルで還元する企業もあるので、あまり驚きはありません。
還元率をみると、ソフトバンクでんきや、エネオスでんきは、Tポイントが0.5%分貯まります。TOKYU POINTは1%なので、TOKYU POINTを有効活用できる人は、いいですよね。
イッツコム
現在、東急線沿線で、イッツコミュニケーションの提供する、イッツコムサービスを使った、映像サービス、インターネットサービス、電話サービスを利用している人は、さらにお得になるプランです。
イッツコムの料金が割引になります。エネルギー企業がガソリン代を割引くのと同じイメージですね。
これは、結構プランによって割引額が様々なので、イツコムのサイトから拝借しました。
月額が最大350円割引なので、今現在、イツコムを契約している人にとっては、メリットがでます。
東急線定期券
これが新しい!
なんと、東急線の定期券を持っている人は、さらに特典が付与されるようです。
ただし、まだこの特典は発表されていませんので、今後に期待ですが、東急グループというリソースを全面に活かしたパワープレイですね。
2016年1月頃の発表とのことですが、残り4日しか1月はありませんが、発表はあるのでしょうか?
料金をチェックしてみる
東急でんきの料金体系をチェックしてみます。
東京電力の料金体系から、割引を効かせるプランになっているので、東京電力よりは絶対に安くなりますね!
しかも、他社と違い、基本料金が割引されています!
つまり、電気料金がそれほど高くない単身者にとっても、メリットが出やすいプラン担っているわけですね!
電気料金の割引については、300kWhまでは、-0.1%の割引で、300kWh以降は、-3%か、-5%の割引です。
となると、それほど大きな割引ではないので、過度な期待はしないでおきましょう。
毎度毎度ですが、電気料金の表と、グラフを以下に示します。
ぱっと見、それほど東京電力との差が大きくありません。電気料金だけで、東急でんきを選択する必要はなさそうです。
まとめ
今日は、東急でんきをチェックしてみました。
・東急エリアでなくとも、申し込みはできる。
・東急でんき自体は、特別安いわけではない。
・ただし、基本料金の割引があるので、電気量金が安い人は、他社に比べてメリットが出やすい。
・イツコムユーザーはメリットがある。
・TOKYU POINTを使える人は、メリットがある。
・定期券とのセット特典が全く未知の世界で楽しみ!
というまとめになるかと思います。
でんきで新規ユーザーを取りに行くというよりも、既存ユーザーをでんきでも取り込む戦略なのではないかと予想できます。また、東急でんきは基本料金が安くなるという、他社にはない特徴がありますので、電気料金がそれほど、高くない人にもメリットが出やすい設計になっていますよ!
プロモーションは、東急の各駅ということで、東急グループ全社での取り組みということが、わかりますね!
本日は、以上です。