タウンページを見てわかった、紙の電話帳での集客に成功している業種をチェックしてみた。
会社にタウンページが送られてきました。これを見て、電話をするなんて、個人的には考えられないのですが、裏表紙を見ると、大きく引越しの広告が。。。
そうか、引越しのユーザーは、まだまだ電話帳からの依頼が多そうな感じが臭ってきました。
そこで、タウンページをじっくりと読み漁って広告が出稿されているページの特徴をチェックしてみました。
今時、こんなにタウンページをじっくり読む人は、いないだろうな。
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タウンページに広告を出す企業はどんな企業が多いのか?
電話帳に広告を出すということは、いわゆるネットに強くない人たち向けのサービスが多いと予想されます。特に、利益率が高く、緊急トラブル時のサービスが本命と言える気がします。
個人的な予想としては、
・消費者金融
・弁護士事務所(過払い金請求)
・探偵
・生活トラブル
このあたりの業種の広告が多くなりそうな気がしますが、どうでしょうか?
チェックしてみましょう。
引越し会社を探すときは、「運送業」です
引越し屋さんを探す場合、「ひ」で探すのではなく、「う」で探すことになります。
最初に、「ひ」で探して、見つからずに驚きました。(笑)
目次のページでも、引越しが書いてあるだけ(引越し会社を探す人が見るであろうページ)で、広告が出ていました。
すごいな。
運送業(引越し)のページを見ると、
ドン。
ドン。
ドン。
ドン。
運送業の引越しじゃないページにも、広告出していますし、1ページ全面広告の業者があったり、大きく表示する業者があったりと、かなり賑やかなページとなっています。
これは、まだまだ電話帳が集客の現役となっていることが予想できます。
消費者金融
では、消費者金融はどうでしょうか?
ドン。
意外や意外、広告は1ページ分のみで、終了となりました。あまり、消費者金融を電話帳で探す人は多くないようです。
ちょっと意外でした。
弁護士事務所
続いて弁護士事務所をチェックしてみましょう。
ドン。ドン。
と、2ページに渡って広告が掲載されていますが、この程度で終わりました。
まあ、2ページあるだけでも多い業種なんですけどね。
もうちょっとあるかなーと思ったので、これも期待ハズレでした。
探偵
続いて、探偵はどうでしょうか?
見てみると、
ドン。ド。
1ページと半ページ、都合、1.5ページ分の広告となりました。
では、どんどん行きましょう。
生活トラブル系
緊急駆けつけで、足元を見てくる生活トラブル系のサービスは、利益率も高いので、広告費もかけているような気がします。
特に、電話帳との相性は良さそうなきがするので、今回の本命と考えていますが、どうでしょう。
ドン。
ドン。
っと、それほど広告に予算をかけている風ではないのですが、よく見ると、有料オプションのように、目立つように表示されています。
さらに、この生活トラブル系のサービスは、
・カギのトラブル
・水回りのトラブル
・ガラスのトラブル
など、電話帳の中でも複数回登場してきます。
ですので、トータルで考えると、かかっている金額はかなりの金額と推定できます。
その他
他にも広告が出ている業種がいくつかありましたので、まとめてご紹介します。
・葬儀屋
確かに、事前に準備をするようなことでもなく、突然起こりうることですから、電話帳との相性も良さそうです。
・質屋
質屋を含めた、買取系のサービスの広告が結構出ています。金の買取、ブランドバックの買取など、確かにどこの駅でも駅近に質屋ありますもんね。盲点でした。
とはいえ
目次や裏表紙、1社で全面広告など、引越しに関する広告が一番多いことは間違いありません。
今回の、タウンページ(渋谷・新宿版)では、
・引越し(約4ページ)
・生活トラブル系(約3ページ)
・弁護士(約2.5ページ)
・探偵(約1.5ページ)
・質屋(約1.5ページ)
・葬儀屋(約1.5ページ)
という順番になりました。
なんでもネットで完結する時代の中で、まだまだ残る、紙の文化。
そんな紙ユーザー向けにも広告の効果があるのが、「引越し」という業種なんだということがわかりました。
たまには、ネットじゃなく紙をチェックするのも、おもしろい発見がありますよ!
ちなみに、飲食店や、美容室は、渋谷区内にたくさんありますし、タウンページにもたくさん掲載されていますが、全くと言っていいほど、広告はありません。(笑)
おもしろいですね。
今回は、渋谷新宿版ですから、別の地域の場合は、別の結果になるかもしれませんね。
本日は、以上です。