ピアノの引越しは専門会社に依頼するより、”あえて”引越し会社を通した方がいいよという話

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(写真はシンセサイザー)

こんにちわ。引越しラクっとNAVIの横川です。ピアノの引越し、実は業界的には結構、様変わりをしていたりするので、今日はその辺をお伝えします。

通常、ピアノのお引越しには、ピアノ引越しの専門業者が担当することが多いのです。ピアノ業者を選ぶ際に、いろんな会社から見積もりをとって、サービスや料金を比較しましょう。なんて、いろんなサイトで書かれていますが、これ、そのまま鵜呑みにすると、痛い目にあうかもしれませんよ。

ピアノの引越しについて

ピアノの国内販売台数は、2000年に入って、横ばいのようです。(こちらのブログ参照)

ところが、売れているピアノは、9割が電子ピアノとなっており、昔ながらのグランドピアノや、アップライトといったピアノは販売台数がかなり低迷しています。

ピアノの引越しは専門業者が行うのですが、電子ピアノについては、ピアノ引越し専門業者でなくとも、移動させることが可能です。

グランドピアノやアップライトは、重量もありますし、調律も必要になるので、クレーンなどを使って、専門業者がピアノの引越しを行い、一般の引越し会社は手を出さないことが多いのです。

ですが、電子ピアノは本体と脚を外せば、それほど苦もなく運ぶことができますので、ピアノ専門業者へ任せる必要がありません。

その結果。

 

ピアノ引越し業者が減っています。

 

業界のパイが減っているわけで、生き残れる企業数が減るのは当然のことですが、とはいえ残っている会社が少ないので、引越しをする人から見ると、選択肢が減っています。

すると、残っているあくどいピアノ引越し会社からすると、料金が高くても業者は受注できますし、多少、サービスが悪くとも、受注できます。なぜなら、ピアノの引越しを受ける会社が少ないから。

料金が高いのは、お金で解決できますが、ピアノ引越し業者と料金以外のトラブルになるケースも多々見受けられます。それは、サービスという考えがない会社が少なからずいるからです。

そんな会社に当たってしまうと、せっかくの新生活が台無しになってしまいます。

そこで、今日はこんな状況を避ける方法をお伝えしましょう。

シンプルな解決策

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それは、引越し会社を通すこと です。

他のサイトでは、引越し会社を通すと面倒なだけですから、自分たちで見積もりを取りましょう。なんて書かれています。それはなぜだかわかりますか?

そのサイトはピアノ引越し専門の比較サイトの、アフィリエイトをしているからです。

残念ですが、前述の通り、サービスという考え方を持たないピアノ引越し業者が生き残りつつあります。憎まれっ子世に憚るです。

 

そんな中、まともなピアノ引越し業者を探し出すのは至難の技です。となれば、何かトラブルがあっても、引越し会社が間に入ってくれることで、最低限のサービスレベルは保つことができます。

引越し会社を通すことで、直接依頼をするよりも、高くなると思うかもしれませんが、比較サイト経由の場合でも、比較サイトへ情報料を支払っているので、比較サイトを通した料金には情報料を取り返す分の料金が乗っかっているので、結果的にそれほどの差はありません。

であれば、引越し会社を間に入れてしまうことで、トラブルが起こったとしても、引越し会社が窓口となって、対応してもらえますので、保険的な意味合いも込めて、 “あえて”引越し会社を通して依頼するのです。

最後に

いかがでしたでしょうか?引越し会社をあえて通すことが重要なことがわかりましたでしょうか?ちょっと前なら、こんな状況ではなかったので、ピアノの引越し会社だけを比較サイトなどを利用して、見積もり依頼をすることも、よかったと思います。

ですが、私たちも提携していたピアノの引越し会社が事業を撤退するなど、どんどん専門業者は減っていっている事実があります。どこの引越し会社に聞いても、ピアノの引越し会社は、依頼先が減っているといいます。

選択肢がなくなると、相手のいいなりになってしまうので、メーカーさんあたりが、引越し会社とタッグを組んで、ピアノの引越しを受けてくれると、メンテナンスなどを継続的に受注できて、いいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

国内のピアノメーカーは、上位3者で99%のシェアを取っているようなので、3社がピアノの引越しの取り組みをしてくれればいいだけなんですけどね。

そんなわけで、本日は、ピアノのお引越しは、比較サイトだと痛い目を見るかもしれませんよ。というお話でした。

また明日。

著者投稿者 横川
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