引越し会社のオプションってどんなのがあるの?
こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。
昨日は、転勤者vs総務人事部の果てしなき戦いについて書いてみました。でもって、ある方から、質問を受けまして、
そもそも引越し会社のオプションって何?
ということ。なるほど。そうですよね。一生で何度も経験するわけじゃない、お引越し。しかも引越し業者を使うかどうかもわからないわけで、いきなりオプションと言われても、わからないですよね。
大変失礼いたしました。
というわけで、本日は、引越し会社のオプションについて書いてみたいと思います。
オプションとは
昨日も書きましたが、
・基本料金
・作業料金
・車両料金
・資材料金(ダンボールなど)
このあたりが、引越しの際に発生する料金です。これ以外は、オプションと言ってもいいと思います。
一番、皆さんがつけたいオプションといえば、
梱包作業。
と言いたいのですが、実は、ちょっと違っていて、
時間指定。
こちらが圧倒的に多いです。特に、朝一の作業指定が多いです。やはり、引越しの日の作業スケジュールを立てることができるので、時間の有効活用ができるというのが、時間指定のメリットですね。
当然、オプションなので、プラス料金は発生します。ざっくりとした金額ですが、
午前指定:+20,000円前後
午後指定:+10,000円前後
フリー便:+なし
となりますので、参考にしてください。
まだまだあるよ、オプション料金
オプションは、時間指定だけではありません。お客様が良く依頼されるオプションについて列挙してみます。
・梱包、開梱作業
ダンボールに荷物を詰めて、引越先で開封後、設置してくれます。これを頼めば、何もしなくてもお引越しが出来ます。
あなたがやるべきは、指示を出すだけ。もう、気分は王様、お姫様ですね!
・電気工事
洗濯機の取り付けや、エアコンの取り付け、取り外し、テレビの配線、オーディオセットの配線、DVDの配線、食器洗い洗濯機の取り付け、など電気工事会社がやる作業は、すべてオプションという扱いになります。
結構、作業内容が細かく分かれていますので、必要であればお願いしましょう。
・不用品処分
いらなくなったものを処分してもらう、不用品の処分ですが、こちらもオプションになります。
引越し会社によっては、不用品の処分を受け付けてくれない会社もありますので、事前に注意が必要です。
・荷物の留置、保管
荷物を引越し会社に一時的に預かってもらうことができます。例えば、土曜日に引越しですが、入居できるのが、火曜日だとします。(その間はホテル暮らし)
その際に、土曜日、日曜日、月曜日の3日間、引越し会社の倉庫に預かってもらうことができます。
荷物量と、日数に応じて料金は変わりますが、3月の繁忙期は、その対応をする余裕がない引越し会社が多いので、尋常じゃない金額が提示されるか、お断りされる可能性がありますので、ご注意ください。
ちなみに、今現在、うちの会社のスタッフが、引越し会社さんに、2か月の留置をしてもらっています。荷物量がそれほど多くないので、激安でやってもらっています。
そういうケースもありますから、相談してみてくださいね。
・車、バイクの輸送
長距離のお引越しの場合で、車やバイクを乗っていくのが大変な場合、引越し会社に言えば、運んでもらうことができます。
ですが、引越し会社自身ではなく、車両の陸送会社というところが運んでくれます。
退去する日に預かってもらって、入居する日に持ってきてもらう。ということが、ほぼできないので、注意が必要です。
陸送については、別のエントリーで詳しく説明していますのでそちらをご覧ください。
引越し料金を下げるなら、車両輸送料金にも気をつけよう!引越し会社じゃどうにもならない料金を下げる方法
・ピアノ運搬
楽器の中でもピアノだけは特別です。こちらも、車両の運搬同様、専門業者がピアノを運びます。
ピアノのサイズ次第では、クレーン車を使っての搬出搬入になることもあります。
そして、新居での調律もやってくれますので、専門業者が活躍するんですよ。とはいえ、最近はピアノが減ってきているので、業者自体も減ってきています。
・ペットの輸送
かわいい、かわいいペットもお願いすると、運んでくれます。
とはいえ、ペットにとって、いきなり知らない引越し業者がやってきて、家をぐちゃぐちゃにして、これからどうなるの?
という感じで、ものすごく不安になって、ストレスが増大します。
できるならば、飼い主さんと一緒に移動してあげてください。ペットと共に移動するにあたっては、こちらのエントリーで詳しく説明しています。
えっ、飛行機NGの犬種がある??引越しに役立つ!公共交通機関別、ペットの移動時のルールや料金一覧
・横持ち作業
引越しの際、お家の前にトラックを止めることができないと、ちょっと離れたところに停めたトラックまで、荷物を持って移動させる必要があります。
また、エレベーターがない場合、階段を上り下りする必要があります。
つまり、人が荷物を持って、歩く作業が多いと、別料金となります。作業が大変なので、別料金。という側面もありますが、荷物を持って、歩く作業が増えると、引越しの作業時間が増えるので、1日で処理できる件数が減るので、その分単価が上がると言った方が、正しいですね。
まとめ
というわけで、お引越しの際のオプションはどんなものがあるのか?を列挙してみました。意外と、たくさんありますよね。引越し会社のパンフレットを見れば、これ以外にも家具家電を販売していたり、ハウスクリーニングをしていたり、盗聴盗撮診断をしていたりと、さらに細かなオプションが存在します。
オプションと呼ばれるくらいですから、費用はかかりますが、快適な引越しになると思います。とはいえ、ピアノがあれば、ほぼ必然的にピアノの輸送か、不用品処分のオプションが発生しますし、洗濯機を持っていれば、洗濯機の設置か不用品処分のオプションが発生します。
(自分で不用品処分するならば、引越し会社へのオプションはありません)
ここに書かれていないことでも、こんなことやってもらえないかな〜ということがあれば、引越し会社に言ってみてください。マニアックなお願いも、もしかしたら対応してもらえるかもしれませんよ!