引越し料金を下げるなら、車両輸送料金にも気をつけよう!引越し会社じゃどうにもならない料金を下げる方法

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今回は意外とトラブルの多い「車、バイクの車両輸送」についてです。
そもそも、自家用車を引越しの荷物と 一緒に、搬出・搬入できません。
車両輸送の仕組みを理解して、トラブルなく作業完了するべく、車両輸送のポイントをまとめてみました。

車両輸送とは

自身で車やバイクに乗って移動するのではなく、専門の輸送会社スタッフがお客様の代わりに、車、バイクを運んでもらうことです。長距離の移動や、複数台の車を自身で移動させるのが難しい場合などに活躍します。会社の社用車を自宅に乗っている人も、よく利用される引越しのオプションになります。

どこに車両輸送を頼めばいいの?

最初に言ってしまうと、オススメは引越し会社に頼むことです。厳密には「引越し会社」から「提携の輸送会社」に頼んでもらう仕組みです。

引越し会社経由での車両陸送依頼は業界でとても一般的なため、元々の値段設定が安くなっています。車両輸送業者に直接依頼することもできますが、その輸送会社の信用性だったり値段の高低といった一般的な部分が見えづらい為、不安が残ります。

さらに、インターネットで車両輸送会社を調べると、依頼を承っている会社のほとんどが「代金の入金完了を確認」してから「詳細スケジュール調整」といった具合に前入金制度を取っています。そのため、振込したけどスケジュールが合わない。キャンセル料金が発生した・・・といったことにならないように、自身で輸送会社を探す場合は十分注意しましょう。

その点、引越し会社に頼んでもらえば、信用に欠ける業者を紹介されることも、わざわざ高い輸送業者を紹介される可能性も低くなります。引越し会社から、車両輸送代金などもまとめて引越し当日に合算請求されるので支払についても引越し会社経由で管理できて安心です。

時間はどのくらいかかるの?

車両輸送の流れは
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この図の様なリレー形式で行われます。

現在地をスタートしてから、ゴールの目的地までは 1週間~2週間前後 はかかります。

「うちは3日でやります!」や「いやいやもうちょっとお時間がかかりますけどその分値段は安くしますよ・・・」などなど、輸送会社により、最短日程や作業条件には違いがでてくるので、希望の条件(金額重視なのか、スケジュール重視なのか)を引越し会社を通して輸送会社へ相談してもらうのがいいでしょう。

料金はどのくらいかかるの?

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引越し会社へ車種、排気量、希望条件、輸送スケジュールを伝え、見積を依頼します。

前述の通り、引越し会社は外部の車両輸送会社へ依頼をするので、車両輸送代金を下げたくても引越し会社では どうにもなりません。 では、どうやって料金を下げればいいのでしょうか?

例えば、東京、大阪間の車両輸送を「来週から新居ですぐに車が使いたい」という理由で日時指定のできるプランで手配した場合を考えます。

上記で述べたように、通常のリレー形式の輸送方法には、途中「船便」が含まれています。船便を挟むと、船の出航日に合わせる必要があったり、各種手続きに時間もかかるため、日時指定が絶対の場合は船便を使わずに積載車と自走のみでゴールを目指すこともあります。

途中で大量の車両を一度に運べる船便を挟む場合と、少数の車両しか運べない積載車でゴールする場合ではコストの差は歴然です。

短距離の引越しでも、船便を挟める場合はコスト削減になりますので、お客様の支払う料金にも影響がでてきます。

「料金を抑えたい」という場合は、日時指定や、輸送方法の指定をせずに、とにかく輸送会社へお任せプランで依頼し、なおかつ「料金を抑えたい」旨を明確に伝えるのがポイントとなります。

具体的な料金については、車種や移動距離によって大きくかわるため、複数の引越し会社に相見積を依頼して確認を取りましょう。

ただし、別々の引越し会社に見積を依頼しても、結局、輸送会社は同じというパターンも多いので、ある程度は輸送会社のスケジュールに合わせなくてはならないことは、心構えとして持っておいた方がいいです。

決定後の流れは?

利用する引越し会社を決定した後は引越し会社経由で、車両輸送会社とコンタクトを取り、車両輸送の詳細スケジュール等を改めて打ち合わせをします。
ここで注意しなくてはいけないのは、引越日=車両輸送日ではありません。 車両輸送日は引越日とは、別のスケジュールとなります。

車両の輸送スケジュールの搬出日に簡易点検を行い、ゴールの目的地へ数日かけて向かいます。

ポイント

まず、理解しておくべきは、「引越作業日」と「車両輸送日」はまったくの 別物 であることです。輸送会社としっかり打ち合わせをし、うっかり待ちぼうけしないように注意しましょう。

料金を抑えたい場合、以前のエントリー「荷物を減らすだけじゃ引越し料金は下がらない!料金を下げる3つのポイント」でも紹介した「あのフレーズ」を使うのが効果的。

「○月○日~○月○日の間で、時間もお任せするので、一番安い日程と料金をお願いします」

引越し見積もり同様、車両輸送の料金を下げたい場合も「輸送会社にとって都合のいいお客さん」になることが最大のポイントとなります。

上手に相談をして、スムーズかつお得に車両輸送をしましょう!

Supported by Yachiyo Morita

著者投稿者 横川
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