荷物を減らすだけじゃ引越し料金は下がらない!料金を下げる3つのポイント

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本日は、みなさん注目の 引越し料金を下げるポイント を、引越しラクっとNAVIのサービスアドバイザーでもある、今村さん(元引越し会社勤務)に聞いてきました。

なぜ、荷物量を減らしても、料金がほとんど下がらのか?下げるためには、どうしたらいいのか?ご覧ください。

引っ越し見積もり料金 簡易シミュレーション

  • 1引っ越し時期
  • 2移動距離
  • 3引っ越し人数
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平均
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最安値
 円
最高値
 円
  • ※引越しラクっとNAVI ® の実際の引っ越しデータから算出しています。
    期間:2017年1月~2019年6月実績
  • ※引越し見積もり料金や、実際の引越し料金を保証するものではありません。
    お引っ越しの際には、見積もり取得をお願いします。

引越し料金の決まり方

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早速ですが、引越し料金ってどうやって決まりますか?

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引越し料金は、大まかに言うと、

・荷物量
・移動距離
・日時

で決まります。

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「荷物量」が少なくて、「移動距離」が短くて、「平日」なら安いということですか?

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そうですね(笑)だけど、みなさんの状況で、どうにもならない部分はあると思うので、少しでも安く手配するには、どうすればいいかをお伝えできればと思います。

Point1:荷物量

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良くある話で、見積りした後に、この荷物を減らしたから引越し代金を下げて欲しいという依頼があると思うのですが、実際下がらないって本当ですか?

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はい、正直なところ、残念ですが、ほとんど変わりません。

お客様の荷物量によって、トラックのサイズと台数が決まりますが、多少の荷物量を減らしたとしても、トラックのサイズや台数が変わらない限りは、ほとんど料金は変わりません。

逆を言うと、荷物量が増えたとしてもトラックのサイズが変わらない限り、料金は変わりません。

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なるほど、じゃあ、多少荷物量が増えても料金が変わらないのは安心ですね。

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ただし、個人の判断でちょっと増えても大丈夫だろうと考えるのは 非常に危険です。

引越し会社によって、どのサイズのトラックを手配するかは様々で、個人の判断で「これくらい追加しても、トラックに乗るだろう」と考えて、当日乗りきらないという事故が起こりうるからです。

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トラックに乗り切らない場合はどうなりますか?

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荷物が乗り切らない場合、別のトラックを手配するか、2往復するかという手段をとることになり、倍近くの料金と時間がかかります。
荷物量が増えた場合は、絶対に個人で判断しないで、引越し会社へ確認してください。

Point2:移動距離

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移動距離が短いと、お値段は安くなって、移動距離が長いと高くなるという認識であっていますか?

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そうですね。引越し会社はトラックごとに、その日の目標売上げが設定されており、例えば、お引越しが丸一日かかりそうなお客様の場合は、そのトラックの目標売上げ=お客様のお引越し代金となります。

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その場合は、値引き交渉が難しそうですね。

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そうなんです。お客様のお引越しが半日で終わりそうな場合、もう一件のお引越しが可能なのでお引越し代金は、目標売上げの半分くらいが相場となります。

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だいたい、1日で作業できる範囲はどのくらいでしょうか?

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引越し会社にもよりますが、移動距離が150kmくらいが当日の搬入搬出できるギリギリラインだと考えていいです。

(東京駅を起点とすると、茨城県日立市、栃木県日光市、群馬県沼田市、静岡県裾野市、山梨県韮崎市辺りが約150km範囲となります)

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Point3:日時

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いろいろなところで言われている通り、見積り金額は、繁忙期(1月~4月上旬)は高くて、閑散期は安い。
また土日は高く、平日は安い。これは知ってます。

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特に3月の最終の土日は、3月に入ってから手配しても、ほぼトラックが満車で 見積りすらでてきません。

1社だけでなく、複数の会社に見積りを依頼しないと、手配ができないという状況もありえるのが、3月の最終土日なのです。

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では、繁忙期に引越しをしなきゃいけない人は、あきらめるしかありませんか?

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諦めるのは、まだ早いです。

前述の通り、引越し会社は引越しトラック1台当たりの売上げ目標があり、1日でいくつもの引越しを担当する場合、スケジュールが非常に重要になります。

例えば、
①東京から千葉への引越し
②千葉から埼玉への引越し
③埼玉から東京への引越し
と3件の引越しが予定されていた場合、①→②→③の順番に引越しを行えれば非常に効率がいいのです。

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しかし、③のお客様が、13時からの引越しじゃなきゃヤダといった場合、②→③→①という組み方をするしかなくなります。

この場合、効率が悪くなり、スタッフの拘束時間や燃料費が増えることになります。このコスト増はどこに反映されるのでしょうか?そう、13時指定の③の引越し代金に反映されます。

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仮にこのトラックの目標売上げが15万円とした場合、①→②→③の順番だと、3つとも5万円のお引越し料金となりますが、②→③→①の場合、原価が上がります。3万円の原価アップとなった場合、①、②のお引越しは5万円ですが、③のお引越しは8万円かかることになります。(金額は分かりやすくする為の仮の金額です)

引越し料金の下げ方

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では、どうすれば引越し料金を下げることができますか?

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トラックのサイズを小さくすることは料金を下げるポイントになります。

ただし、多少、荷物量を減らしてもトラックサイズが変わらない限り、減額は見込めません。また、引越し会社が、当日どのサイズのトラックで来るかはわからないので、あなたの荷物量の調整で、どうにかなるポイントではありません。

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そうですよね。1日で2件の引越しをするときに、1件目は4tトラックが必要で、2件目は3tトラックで十分だとしても、4tトラック使うので、2件目の人がいくら荷物量を減らしても、4tトラック使わなきゃいけない状況だと、値段は下がらないですよね。

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次に、移動距離を減らすということは、新居を近くにするということですが、そもそも引越し代金を減らすために、近くに引越す人はいないので、どうにもなりません。

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そうなると、3つ目のポイントである、日時でいかに料金を減らすかが現実的な実行できるポイントとなります。

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平日に引越しをしよう!ってことでしょうか?

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もちろん、平日の方がお安くできますが、引越しをする人が気楽に考えて要望しがちな要因は、引越しの時間指定です。

入居や退去の日程を決めて、それに合わせての引越しをするのではなく家賃が1日分増えたとしても、引越しをする時間を余裕を持って確保しておき、引越しの作業時間を引越し会社に完全にお任せするというプランを立てるべきです。

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なるほど。自分で引越しの日時を決めるのではなく、引越し日時の幅を持つということですね。

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そうです。例えば、10万円の家賃に対しての1日あたりの家賃は約3,300円。引越しの時間指定をした場合、3,300円以内にするのは、かなり困難です。
なぜなら、引越しスタッフの時給1,500円として2名の拘束としても、時間指定で1時間の拘束時間追加で、引越し会社は3,000円の原価アップなのですから。

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ですので、引越し料金単体を安く抑えることを考えるのではなく、新居や、現在の住居の家賃も含めて、トータルで料金を抑える 方法を考えるべきです。

もし、引越しの作業日も幅をもたせることができるのならば、見積りを取得する際に、このフレーズを伝えてください。それぞれの引越し会社の最安値が出るはずです。

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「○月○日~○月○日の間で、時間もお任せするので、一番安い日程と料金をお願いします。」

言うなれば、引越し会社にとって”都合のいいお客さん”になることが、引越し料金を下げるポイントです!

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今お話した内容は、私もお手伝いした電子書籍の「引越しする前に絶対に読んでおきたい本」に詳しく書かれていますので、是非そちらもチェックしてください。今なら会員登録すれば、無料でプレゼントしてくれるキャンペーンを行っているので、よろしくお願いします。

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ありがとうございました。最後のフレーズを言えるような環境を作って、家賃も含めたトータルでの引越し代金を抑える工夫をしましょう!

引越し料金を下げる、引越しラクっとNAVI、無料で利用できるので、使ってみてはいかがでしょうか。

引っ越し料金を抑える術はこちらから

著者投稿者 横川
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