受付ストップの引越し会社が続出!それでも、繁忙期に引越し会社を手配する方法
こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。
今日は、本編とは外れますが、とあるお取引先様から、伺ったお話をご紹介します。
「引越し会社から打ち合わせで決まった時間に不在の場合、5,000円/10分の待機料金がかかります。と言われたのですが、どういうことでしょうか?」
とのお問い合わせをいただきました。1時間待たせると、30,000円!!!果たして、こんなことが起こるのでしょうか?
個人的な意見ですが、アリエナイ対応。だと思います。僕たちが紹介した引越し会社だったので、本当に申し訳ないと感じております。
念のため、当該引越し会社に事実確認を行いましたところ、
「打ち合わせで決まった時間に無断で不在だと、スタッフが何もすることなく待機してしまう。ですが、事前に言ってくれれば、大丈夫です。過去にそう言ったトラブルがあったので、無断で不在にしないでください。という意味合いでお伝えしました。」
と言いたかったそうです。
その真偽はどこにあるのか?本当に待機させたら待機料金を徴収していたのか?は、ともかくとして、結果としてお客様に、5,000円/10分の待機料金がかかると思わせている時点で、ダメな対応です。
該当の S引越し会社さんですが、大手ではありませんが、中小の引越し会社さんの中では、気持ちのいい対応をしてもらえる引越し会社として、認識していました。
過去にも僕たちの会社のお引越しもお願いしましたし、ユーザーさんからのクレームもなく、しっかりと対応していただいている引越し会社だと思っていたので、とても残念な気持ちになりました。
全部、繁忙期のせいだ
先日も、某引越し会社の対応がまずくて、ネット上で炎上していました。
引越しで、家財が破壊されたのに、自分たちは知らないよ。最初から壊れていたんじゃないの?というやつです。多分、最近のニュースを見てもらえれば、すぐに見つかるかと。
どちらも原因を考えると、やっぱり忙しい結果、心を亡くして、ひどい対応になってしまっていることが、原因だと思います。繁忙期に関係なく、対応がまずい人や会社もいるでしょうが。。。
とはいえ、忙しいと対応がおざなりになってしまいがちなのは、人間ですから致し方がないけど、そのあたりはプロなんだから、しっかり対応してよ!という気持ちですよね。
そして、これからお引越しをしよう!と動いている方、ちょうど、企業の新卒の人たちが三月の後半に入居&引越しを行います。これに加えて、企業の新年度が始まると同時の人事異動がたくさん出ていますので、とにかく引越し料金が高くなっています。
先日もお伝えしましたが、今年の引越し料金はとにかく高い。
今年は本気でやばいかも。2017年の3月は、引越し難民が出る予想。
毎年、言ってますが、今年はとにかくやばいです。あと2週間で受付のピークが来ますが、実際の引越し作業はあと1ヶ月間ずっとピークが続きます。
多分、ヘトヘトな状態であなたのお引越しを請け負っていると思うので、きたスタッフさんには、優しくしてあげてくださいね。
現状について
そして、絶賛繁忙期中のお引越し会社に変わって、状況をお伝えします。
まず、大手の引越し会社を中心に、ほぼ 受付ストップ しています。
受付ストップとは、見積もりの依頼もストップする状況で、引越し会社としてはこれ以上対応できないよ。という意味を持ちます。
大手の引越し会社へ連絡をしても、
・全然電話が繋がらない
・折り返しの連絡がこない
・引越し日の作業開始時間の連絡がこない
・ダンボールが配達されてこない
など、ストレスが溜まることも多いと思いますが、どこの引越し会社もパンクしています。もしくは、パンクしていなくても、引越しの作業件数を絞っているので、見積もりを出してもらえなかったりします。
今年は、前述のリンク先でも書きましたが、引越し会社が、対応する引越し件数を絞っていることから、引越し難民が出るかも?と書いていますが、現実味を帯びてきました。
今、ズバリ対応が難しいエリアをお伝えします。
・東海地方
・東北地方
・関東地方
現住所でも、新住所でも、この3つの地域に関わるお引越しは、かなり厳しいと思ってください。あと、地方部の中の地方も、対応できる引越し会社の数が少ないので、同じく厳しい状況になっています。
この状況は、例年だと、3月の中旬から下旬にかけて起こる現状なのですが、今年は2月下旬〜3月上旬に受付ストップされているので、かなりやばいことがわかると思います。
それでも引越し会社が見つからない人のために
とはいえ、厳しい地域と言われても、現住所を変更することはできませんので、最後に、厳しい地域だったり、日程が合わずに、引越し会社が見つからない人に向けて、攻略法をお伝えしたいと思います。
・中小の引越し会社を探す
この時期、引越しの依頼は、大手に寄ります。皆さん、CMをしている引越し会社や、名前を聞いたことのある引越し会社から見積もりを取ろうとするので、どうしても大手引越し会社に依頼が集中して、料金は高い、対応もゴテゴテ見たいな形になりがちです。
こんな時こそ、中小の引越し会社を探して、ほかの人が大手引越し会社に依頼をかけている間に、中小の引越し会社のトラックを抑えましょう。価格的にも、大手よりも安くなるケースが多いのは、この時期ですよ。
・地域のセンターに直接連絡してみる
大手の引越し会社は、受付センターを集約させています。すると、情報数が増えると、一律受付ストップしがちです。実際には、現場のトラックは空いているのに、日本全国の情報が集まりすぎて、とりあえず全部ストップされてしまうケースがあるんです。
そんな場合は、地域のセンターへ直接連絡してみると、現場のトラックが空いていることが確認できるので、お見積もりも出してもらえます。各地域のセンターへの連絡は、
「引越し会社名 + 地域名 + 電話番号」で検索して見てください。
例えば、
サカイ引越センター 金沢 電話番号
アート引越センター 仙台 電話番号
などで検索すると、該当のセンターが出てきますよ!
まあ、これをやると、本部の集約センターを飛ばす形になるので、引越し会社によっては、受付してくれないということもありますが、本部で受付ストップされているのであれば、こうやって引越し会社を探すしかありません。
というわけで、これまで10年近く、引越しの繁忙シーズンをチェックしてきていますが、今年は、間違いなく過去最高の混雑状況です。
一応、トラック協会からもお達しが出ています。
トラック協会、引越し繁忙期チラシ(pdfで表示されます)
あと、1ヶ月の繁忙シーズン、まだ手配をしていない人は、心してくださいね。