単身者向け!五分で分かる光コラボ。各社の徹底比較。

先日のエントリーでは、光コラボの概要をお伝えしました。
光回線事業者が80社増えたわけですが、結局ユーザーにとっては、どこがいいのか?が知りたいですよね。ですので、今回は各事業者が提供する、光コラボを徹底比較企画の第一弾です。

というのも、この比較、条件によって結果が変わりまして、このサービス1択でオッケー。という状況になりにくいのです。
ですので、第一弾では、以下の方法や条件にて比較しました。

比較方法

調査対象は、約80社のサービス提供会社のうち、個人向けにサービスを提供している企業をメインに、ある程度馴染みのありそうなところを独断と偏見で選抜しました。

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NTT東日本公式サイトより

まず前提として、コラボ元のフレッツ光(NTT東西が提供)は、集合住宅向け(マンションタイプ)と、戸建て向け(ファミリータイプ)という2種類のプランがあります。

集合住宅向けは、1つの回線を住民で分け合うタイプなので、料金がお安く、戸建て向けは、専用回線を引くので、料金は上がりますが、速度はかなり早いという特徴があります。

そして光コラボでは、契約の際に、

・新規契約
転用契約

という2種類の契約があります。中には、新規契約を行わずに、転用契約のみを受け付けているキャリアもあります。

新規契約は、その名の通り、今までネットを使っていない人が契約をする場合だったり、他の通信キャリアを使っていたが解約して、今回初めて利用する場合です。

もう一つの転用契約というのは、現在、NTT東西でフレッツ光を契約中の人が、光コラボへ移行する場合は、この転用契約となります。

この転用契約ですが、NTT東西がインフラ整備に注力するから、卸先の光コラボ事業者へ移行してくださいね。移行しやすいように、違約金などは発生しませんよ。という契約です。

NTT東西にすると、光コラボでも自社サービスでもどちらでもいいので使ってもらいたいということですよね。ですので、新規契約よりも、転用契約の方が初期費用が減額されるなど、条件はいいです。ただし、新規契約の人が転用契約で契約したくても、NTT東西のお客様番号などが必要になるので、転用契約はできません。注意してください。

で、前置きが長くなりましたが、まずは以下の条件にてどこがお得なのかを調べてみました。

光コラボ、料金比較2015年5月版

・新規契約
・単身者
・集合住宅(マンションタイプ、プラン1導入)
・NTT東日本エリア
・2年間の総額を比較する
※キャッシュバックなどのキャンペーンは、一切考慮してません。

結果は、ドン!
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すいません。わかりにくいですね。一応計算しましたよアピールです。上の画像をクリックすると、大きめのサイズでも見ることはできます。
下に結果だけをお伝えします。

サービス名初期費用月額工事費違約金2年総額契約縛り
IIJmioひかり03,62916,2005,000103,29624ヶ月
ドコモ光3,2403,62916,2008,640106,53624ヶ月
SoftBank光3,2402,58225,92010,77391,12824ヶ月
U-NEXT光3,2404,00725,92016,200125,32824ヶ月
TSUTAYA光2,1604,37416,20014,000123,32636ヶ月
AsahiNet 光04,40616,2000121,944なし
excite光03,6296,480093,576なし
OCN光3,2403,67216,20011,000107,56824ヶ月
ぷらら光3,2403,88816,2000112,752なし
So-net光コラボレーション8643,99625,9207,500122,68824ヶ月
光ギガ8644,53625,2729,975108,86436ヶ月
ビッグローブ光1,0804,19016,2009,500117,84024ヶ月
フレッツ光8644,37416,2004,500122,04024ヶ月

※IIJmioひかりの工事費は30ヶ月の利用で実質無料になる
※SoftBank光の工事費は24ヶ月の利用で実質無料になる
※プロバイダが標準でセットでない場合は、So-netを利用することとした
※IIJmioひかり、ドコモ光、SoftBank光、OCN光、ビッグローブ光、U-NEXT光は、それぞれの携帯(SIM、スマホ)を利用しているものとした
※docomo:光データMパック SoftBank:スマ放題標準プラン

まとめ

今回の条件においては、
softbank光は安いということがわかりました。24ヶ月使えば、工事費も実質無料なので、実質65,208(2,717円/月)という計算になります。安い!(※スマ放題が条件です)
また、ドコモは割引率が微妙ですが、安くはなっています。
IIJも、30ヶ月利用で工事費実質無料なので、実質87,096円(3,629円/月)となります。こちらもお得ですね。

また、スマホなどは一切考えず、光回線の料金だけを考えると、excite光は魅力的です。月額にすると、3,899円/月となります。さらに、excite光は最低利用期間などの縛りがありません。この縛りが無いのは、AsahiNet光、excite光、ぷらら光の3キャリアでした。

マイナス面を見ると、最低利用期間が長いのは、TSUTAYA光と、ギガ光の36ヶ月であることがわかりました。

逆に、フレッツ光よりも料金が上がるのは、U-NEXT光、TSUTAYA光、So-net光コラボレーションであることがわかりました。

また、2年間の総額の金額に違約金は含めていませんので、違約金が発生する前提で考えると、U-NEXT光(16,200円)やTSUTAYA光(14,000円)は選択肢から外れますね。

というわけで、自身の携帯キャリアをチェックした上で、光コラボを選べば、大概は安くなることがわかりました。

また、携帯を気にせずネットだけで考えると、excite光や、ぷらら光が条件的によさそうです。ただし、この2社は、ほとんど代理店が存在しないので、自分自身で工事の日程調整などの手配や、場合によってはマンションオーナーの許可の取得が必要です。

そういった面倒なことをやってくれるのが、代理店になります。インターネット業界では、代理店を通しても料金が変わらないので、手続きが面倒だと思う人は代理店を通した契約も選択肢に入れていいと思います。

あとは、代理店独自のキャンペーンなんかもやっていますので、キャンペーンを含めて考えると、その時その時でお得なキャリアは変わります。月額料金が下がるキャンペーンもあって、優良代理店のみ取り扱えたりもします。

今回は、単身者で新規契約のマンションタイプという条件でしたが、これが家族がいて(携帯が複数台ある)、今フレッツを使っているので転用をして、戸建てのプランになると、また別の結果になると思います。
あくまで、表にした数値は、一つの参考値として、お考えください。

また、某大手携帯キャリアが一切出てきていませんので、また別のエントリーでご紹介したいと思います。

Supported by Kazuya Sugiyama

著者投稿者 横川
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