赤帽で引越ししようと思ったときに読むエントリー
引越し料金を抑えるために、「赤帽いいよ。」と話を聞くこともあると思います。結論から言います、赤帽は安いです!ただし、安い理由もしっかりあるので、チェックしましょう。
引っ越し見積もり料金 簡易シミュレーション
赤帽は引越しじゃない!?
出典:赤帽
赤帽に引越しをお願いして、当日お金を払えば、全部やってくれません。赤帽は、お安い代わりに、スタッフが1名+軽トラックが基本的なセットになります。赤帽さんのサイトのトップ画像のキャプチャですが、コピーがまさに言いえてますね!「赤帽は荷物のタクシーです」
つまり、作業員は1名しかいません。ですが、2人で持った方がいいもの、ありますよね?冷蔵庫とか、洗濯機とか、テレビとか。でも、作業員は1名です。どうしましょうか?でも、もう一人いるじゃないですか!そう、あなたですよ!ではお手伝いしましょう。これが赤帽です。
そして、赤帽さんはいろんな個人事業主の集合体です。同じ赤帽という看板を背負っていますが、それぞれが独立した人たちの集まりです。ですので、作業のクオリティは担保されませんし、共有もされません。前回の赤帽さんよかった!って思う人は、前回頼んだ赤帽さんを呼びましょう。
そして、ダンボールなどの資材はもらえませんので、赤帽さんから買うか、自分で手配する必要があります。引越しラクっとNAVIでは、自分でダンボールを手配する方法を述べてきました。ぜひ、参考にしてみてください。
引越し見積り前にチェック!引越し用ダンボールを安く入手する4つの方法を試してみた(前編)
引越し見積り前にチェック!引越し用ダンボールを安く入手する4つの方法を試してみた(後編)
そして、これは偏見と言われてしまいますが、赤帽さんは平均年齢が高い傾向にあると思われます!おじちゃんが来たら、ラッキーと思ってください。おいおい大丈夫か?という方も中にはいらっしゃいます。当たり外れがありますので、十分にご注意ください。(偏見ですが、いい線いってると思うですよね〜)
余談、入ります
ちなみに、これは完全に余談ですが、某引越し会社(日の丸系)は作業員の平均年齢が高いと業界内では有名です。あと10年したら、どうなるんだ?なんて言われています。
ある大手引越し会社の現場スタッフの平均年齢が20代後半〜30代前半であるのに対して、某引越し会社は+15歳程度と言われています。平均ですよ。平均年齢。管理職の平均年齢ではなく、作業するスタッフの平均年齢ですよ。
まあ、その分ベテランの味が出るとは思います。あまりにベテランすぎて、他の引越し会社では見られないような特殊な工具をもってたりするらしいです(笑)。もう、謎すぎますが、引越し作業を突き詰めるとそういった自作の工具が出てくるようです。平均年齢が高いので、軽い荷物ばかりの人はいいかもしれませんが、重量物あると、心配ですね。余談でした。
赤帽を利用しちゃダメな人
ここで、ある女性の方の、赤帽さんの体験談をご紹介します。当時はブラウン管のテレビの時代で、運んでもらおうとすると、赤帽のおじいちゃんが「俺は無理!」と触れることもなく拒否されたので、女性は泣く泣く2階のお部屋まで自分で運んだそうです。
持ち上げることもできず、無理やり引きずってテレビはボロボロ。自分の手も怪我をしてしまいました。
この事例のように、赤帽さんを利用しない方がいい人は、まずは女性です。そして、大型家具をもっている人も避けるべきです。
軽トラックしかないので、単身者以外の引越しの人は必然的に選択肢から外れます。あと、お手伝いが必要なので、荷物を運ぶのは任せたい。という人も選択肢から外れます。
逆に、どんな人なら赤帽さんにお願いしたらいいのでしょうか?
1)お手伝いOKな、荷物が少ない単身男性
2)・・・
3)お手伝いOKな、荷物が少ない、マッチョな女性
すいません。実質、1つしか思いつきませんでした。(汗)
メリットもあるんだよ!
ここまで、赤帽さんにクレームをもらいそうなことばかり書いてきましたが、もちろんメリットもあります。それは、圧倒的な低価格!
近距離であれば、1万円程度で引越しできます。(お手伝いはしなくてはいけませんが)引越し専業の会社で1万円程度で引越しをすることは、ありえません。ですので、これは本当にお安いです。だてに、2015年度オリコン顧客満足度調査、引越し会社「コストパフォーマンス部門」で3年連続第1位じゃありません。さらに、「現場スタッフの接客対応部門」で第1位とのことです。
上記のようにダメダメだから、赤帽やめておいた方がいいよ。ということじゃないんです。やっぱり、なんでもそうですが、ある程度の選択肢がないとダメですよね。お引越しにも選択肢が必要なんです。というわけで、手段別、引越し料金マトリックスをつくってみました。完全に主観ですので、クレームは受け付けません(笑)。
レンタカーを借りて自分たちで引越しをするというのは、正直まったく割りに合わないと考えていますが、これはまた別のエントリーでお伝えします。これでみると、右下がベストなわけですが、これは結構難しい。ですが!某ラクっとNAVIが、ここをなんとかするサービスができるかもしれませんよ!期待して待ちましょう。
また、単身パックについては、まだ触れたことがないので、近々エントリーをあげてみようかと思います。
そんなわけで、この表をみると、赤帽さんだって悪いわけじゃないんです。ただ単に、ある程度、条件が限られた人にしかメリットが出にくいだけなんです。ですから、引越しの料金比較と言っても、それぞれ条件が違うので、引越し屋さんなのか?単身パックなのか?赤帽などの軽トラック引越しなのか?自分で引越しをするのか?でまずは比較をして、その中から、さらにどこの業者を選ぶのか?という流れになると思います。
本日は、以上です。