同棲している恋人と別れた!部屋から出て行く引越しをするときに、気をつけたいポイント
入居したときは、これから始まる新生活にあんなに期待をしていたのに、出て行く引っ越しは、とてつもなく重苦しい。
それが、お別れの際の、お引っ越しです。
今日は、そんなお別れの際のお引っ越しで、最低限、気をつけたいポイントをお伝えしましょう。
えーと、本件、リアルタイムで個人的に起きている現象でもありまして、どこかのサイトから拾ってきた内容ではないので、ほんとう?って思うかもしれませんが、
安心してください。ほんとうですよ。
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同棲解消、女性は4割、男性は5割が経験
まずは同棲解消を決意しようとしている皆様の気が楽になる情報から。少し古い調査ですが、賃貸情報サービスのat homeさんが、2015年6月に20〜50代の男女500人を対象として「恋人と同棲したことはありますか?」というアンケートを行っています。
同棲カップルのゴールイン率は約5割 やっぱり同棲は結婚の参考になる?
上記記事ではタイトルの通り、同棲を経験した男女とも約5割は結婚に至っている点を強調していますが、裏を返せば残りの5割は結婚に至らなかったわけで、同調査における同棲後に別れた割合は、男性が49.3%、女性は38.2%に上っています。
この数字から読み取れるように、同棲解消は決して珍しいことではない、と言えるのでないでしょうか。
ついでに同棲を解消した人たちが、どんな理由で決断を下したのかも参考までに調べてみました。なかなか該当の調査がなかったのですが、恋愛・婚活サイト「愛カツ」が、2018年に同棲経験のある方を対象に「同棲を解消した理由は?」というアンケートを実地。 810人の女性から回答が寄せられていました。
上記記事によれば、同棲を解消した理由は以下の順です。
好きじゃなくなった(お互い) | 37% |
価値観の違い | 23% |
結婚してくれない | 17% |
お金の問題 | 13% |
仕事の問題 | 10% |
こちらは回答者が女性のみですので、男性の目線は反映されていない上に、これ以外にも個別の理由や事情がたくさんあると思いますが、正直なところ同棲経験者であれば「まあ、確かに…」と納得する部分もあるような気がします。
まず決めておくこと
前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本編です。お別れが決まって、引っ越しをする際に、やるべきことは、お部屋探しですね。一刻も早く、出て行きたい気持ちがあるのは理解できます。ですが、慌てず、落ち着いて探しましょう。
そして、お部屋探しを始める前にやっておくべきこと。それは、
もっていく家財を決めること
です。
二人でシェアしていた家財は、大きめのものが多いはず。
例えば、ベッドはシングルサイズではなく、クィーンやキングサイズの可能性もあります。このベッドをどちらが使うのか。
他にも、洗濯機や冷蔵庫。二人や三人分を見越したサイズになっているはずですから、どう分配するのかを、話し合いましょう。(ストレスがたまると思いますが。)
もし、どうしても、話し合いをしたくない場合、LINEなどのコミュニケーションツールを使って、話し合いましょう。
この棚はもっていきます。
とか
この布団は置いていきます。
とか、写真付きで伝えましょう。
そして、もっていくものが決まった段階で、お部屋探しを始めましょう。
2人や、3人(お子さんがいれば)で住んでいた部屋から、一人分の荷物が減りますので、部屋のサイズは小さくなるでしょう。
ですが、家具家電を小さく買い直すのは、初期費用が結構かかってしまうので、極力持って行きたいはず。ですから、前もって必要なもの、持ち出すものをしっかりと決めて、お部屋選びをしましょう。
例えば、1Kのお部屋にキングサイズのベッドは、厳しいですよね?そういうことです。
お部屋探しで重要なポイント
それは、
即入居可
かどうか、ということです。
早く出て行くためには、「来月には空きます。」という物件よりも、今すぐ契約して入居できる物件でないとダメなのです。例えば下記のような賃貸物件の情報サイトで、即入居可の物件を探すことができます。
そして、これから始まる、独り暮らしでは、相手方に譲った家財を買い直したり、そもそも初期費用がかかったりで、とにかく出費がかさみがちです。
離婚の場合で、慰謝料をもらう場合でも、慰謝料を払う場合でも、初期費用を抑える努力をしましょう。
ですから、離婚を含めた、お別れの際のお引っ越しは、「入居したいお部屋」ではなく、「入居できるお部屋」を探すことになります。
一般的なお部屋探しでは、入居は1ヶ月先なことも多いので、不動産屋さんには、しっかりと伝えておかないと、入居が先の物件ばかり紹介される可能性もありますよ。
ですから、しっかりと 相談 できる不動産会社がいいですね。単なる、手数料をもらえる客として、捕らえられてしまうと、幸先の悪いスタートになりかねません。
もし、どこの不動産会社に相談していいか、わからない場合は、私たちの引っ越しラクっとNAVIで提携している不動産会社をご紹介をすることもできます。
こちらはお客様の選任コンシェルジュがお部屋のご希望などをお伺いして、信頼のおける全国約3,000店舗のネットワークから、物件情報をメール等でお届けするサービスです。
一軒一軒不動産にあたるよりも確実に時間が節約できる上に、ネット未掲載の物件もご案内可能ですので、これから物件を探される方はぜひお気軽にお問い合わせください。
お引っ越しで重要なポイント
ひとりでお部屋を出て行く場合、単身者扱いとなり、電話での見積もりが可能です。
ですが、もっていくものが大きいサイズの場合は、お部屋まで訪問に来てもらうことが好ましいでしょう。
また、離婚でのお別れの場合は、ご近所に引っ越し会社が来ていることを悟られたくないという人もいるはずです。そんなときは、各社、シークレットの引っ越しサービス があります。
シークレットの引っ越しサービスとは、引っ越し会社の社名の入ったトラックでなく、社名の入っていないトラックで来てくれたり、引っ越しとわからないような気遣いをしてくれるものです。
実際のお引っ越しの際も、社名の入っていないダンボールを用意してくれたり、社名の入っていないダンボールを用意してくれたりします。
また、どうしても相手のいない時間帯に、作業をしたいこともありますよね。例えば、ある日曜日の昼の13時~18時の間で引っ越しをしたいとか。
そんなときの融通も聞いてもらえます。
ただし、時間指定は料金が高くなってしまいますが。。。
そんな、特注 のお引っ越しが、お別れの際のお引っ越しなのです。
正直、引っ越し会社は慣れたものです。
少なからず、お別れの引っ越しは少なくないお話ですから。
もしこうした引っ越しをご希望される場合は、ぜひ下記フォームから弊社のコンサルタントにその旨をお申し付けください。ご要望に沿った引っ越し会社をご案内させていただきます。
でないと、指定時間を過ぎて、お相手が帰ってきて、鉢合わせ。なんて惨劇が起こってしまいますよ。
捨てにくいものを捨てるポイント
ありますよね。捨てにくいもの。
例えば、彼氏・彼女と2人で撮った写真とか、一緒にデートした時のペアグッズとか、お誕生日に買ってもらったものとか。
既婚者ならば、結婚式の祝電や、DVDなども、捨てにくいですよね。
どちらか一方が、引き取るならば、それでいいと思いますが、どちらも引き取りに積極的ではない場合、
第三者に捨ててもらいましょう。
そんな時は、不用品回収会社に任せるのが一番です。お人形さんだと、御霊抜き(みたまぬき)など、やってくれますから、安心です。なんせ、捨てるプロ。思い出という、形のないものに縛られません。
で、不用品回収会社に頼む場合は、「引っ越しの後」をオススメします。
それは、引っ越し作業を行っていると、必ず発生する、「あ、これどうしよう」を、引っ越し後に処分することができるからです。
ほんとうに、モノが少ない人なら、そんなことはないかもしれませんが、99%の人は、 思いがけず、いろんなところからいろんなモノが「こんにちわ!」と現れます。
ですから、まずは引っ越しをして、その後に不要になったものを、まとめて処分してもらいましょう。
過去に、こんなエントリーで不用品を高く売る方法や、処分できるもの、できないものなどをプロに聞いていますので、買取や処分の依頼を検討されている方は、ぜひご覧ください。
まとめ
僕の場合は、相手が出て行く方だったので、特に引っ越し会社を用意することはありませんでしたが、この時間からこの時間まで、家にいないようにしてほしいと言われて、モヤモヤしました。
とにかく、トラブルにならないように、お互いの所有物を認識し、最後は相手に敬意を払って、お別れしましょう。
泣きたくなっても、グッとこらえてくださいね!
あと、転居届 は、しっかりとやっておいてもらいましょう。SALEのDMが届くくらいならいいのですが、税金の支払い用紙など、重要な書類が届くと、否が応でも連絡を取らなくてはなりません。転居届については下記の記事でも解説していますので、よろしければご覧ください。
最後になりますが、もしお引っ越しの際に、引っ越し会社探しが面倒だと感じたら、ぜひ一度弊社の「引越しラクっとNAVI」へご相談ください。
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こちらは弊社のコンシェルジュにお電話で引っ越しのご希望条件をお伝えいただくだけで、複数社の見積もりを一括で簡単に取ることができる便利なサービスです。
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面倒な引っ越し手続きは弊社にお任せいただいて、その分の時間を人間関係の整理など、もっと大事なことにお使いいただければ幸いです!
それにしても、部屋が広くなると、寂しい限りですね!
本日は、以上です。