追加料金について
荷物の破損などと並んで、引越しのトラブルとして多いのが「追加料金」についての問題です。
まず、追加料金が発生してしまう代表的なケースを挙げておきましょう。
【追加料金が発生する代表的な事例】
◆当日になっても荷造りが終わっていなくて業者が手伝った。
◆荷物が多く、トラックに一度で積みきれなかった。
◆道路が工事中でトラックを遠くに停め、応援スタッフを手配した。
◆オプションのエアコン取り付けで配管を追加した。
このほかにも、大きな家具などが階段を通ることができず、急遽クレーン車などを用意して追加料金が発生してしまうこともあります。
荷造りが終わっていなかったり、見積料金を安くしたいからと荷物の量や大きさを過小に伝えたりしたようなケースでは、自分に非があるのですから納得して支払うしかないでしょう。
トラブルになってしまうのは、見積もり時に「言った、言わない」の水掛け論になってしまう場合がほとんどです。
新居の状況や荷物のサイズなど、引越しの準備段階でしっかりと確認して、見積もりを取る時にきちんと伝えておくことが大切です。つまり、追加料金に関するトラブルの多くは、準備と見積もりの段階で回避できることでもあるのです。
当日になって追加料金が発生した時に確認できるよう、当日も必ず見積書はもっておきましょう。