総務人事部や経営陣にはバレたくない!! 転勤者がこっそり引越代金に含めようとするオプション作業

こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。

今日は、iPhone7の発売日ですね。予約がうまくできなくって、今日のiPhone7は手に入らないのですが、今回のiPhoneは、plusにしてみようかと思っております。そんな中、もう一つのplusが販売されました。

そう、Pokémon GO Plus です!とりあえず、プライム会員なので本日届くようです。楽しみに待ってみようと思います。

 

さて、本日は、秋の転勤シーズンに伴って、引越しのオプション料金を、なんとか会社負担にさせようという、転勤者と総務人事部の攻防についてお伝えしたいと思います。

そもそもですが転勤のお引越しの場合、基本的には会社が引越し料金を負担します。ですが、会社が負担するのは、基本料金、車両代金、作業員代金、資材代など、荷物を運ぶことに関する料金のみというのが一般的です。

前述した項目以外の費用は個人負担となるケースが多いわけです。ですが転勤者は、会社が負担する引越し代金の中に、見えないように、個人が負担するべきオプション料金も含めて見積もりだしてね!と言われることがあります。それも、ちょっとではなく、本当に、よくあります。

まあ、そうですよね。引越し代金を会社が負担してくれるならば、いろいろと含めてお願いした方がいいわけです。僕も同じ立場なら、少しでもいろんなオプション含めてもらって引越しをしたいですし。

ですが、普通に見積もりに入れちゃうと、会社から怒られてしまうので、こっそり 見積もりに含めて下さい。と引越し会社にお願いするのです。当然、見積書には反映されないように。

気持ちはわかります。僕も以前はサラリーマンやってましたから。とはいえ、それを許してしまうと、会社全体でのルールがめちゃめちゃになってしまうので、基本的に総務人事部の皆さんは認めません。

ですが、見積もりの取り方によっては、提出された見積書に記載がなくても、こっそりと、オプションが追加されて、高い引越し料金になっている可能性はあります。今回は、そんな転勤者vs総務人事部の戦いについてまとめてみました。

不正のしやすい見積もり方法

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では一体、どのような方法で見積もりを取ると不正が発生しやすく、どのような方法だと、不正が発生しにくいのでしょうか?順に見ていきたいと思います。

1.転勤者が直接、引越し会社に見積もりを依頼するケース

一番不正の発生しやすい見積もりの方法は、転勤者が各引越し会社とやり取りをして、見積もりを取得後、総務人事部に提出するパターンです。

転勤者自身が、直接引越し会社に交渉できるので、かなりの頻度で不正が発生します。特に、法人契約をしている、していないにかかわらず、受ける引越し会社は、融通を利かせますので、不正がまかり通ります。

この方法、総務人事部は楽でいいのですが、不正を暴くのが大変なので、気をつけましょう。

たまに、料金の総額で、チェックしているよ。という企業もありますが、本来はもっと安かったにもかかわらず、特定の転勤者だけがオプションを申し込めていたとしたら、不平不満が出やすくなりますよ。

2.総務人事部が、転勤者に変わって引越し会社と交渉するケース

総務人事部が、引越し会社との窓口となるケースもあります。この場合、不正が起こりにくいとは思います。ですが、各転勤者の荷物量を事前に確認をして、引越し会社に伝えて、質問に答えてと、総務人事部の負担が大きくなります。

しかも、家族の引越しだと、荷物の下見が必要になるので、引越し会社と転勤者が直接、やりとりをしてしまいます。すると、不正が起こりやすくなります。

引越し会社から出てくる見積もりには、オプションが含まれていないように見えますが、その実、裏ではオプションが含まれていたりします。つまり、直接、引越し会社と転勤者にやりとりをさせることが、不正につながってしまうのです。

3.転勤ナビを利用する場合

最後に、僕たちが提供する、転勤ラクっとNAVIを利用している企業さんは、どうでしょうか。

まず、転勤者と引越し会社が直接やり取りをすることがないので、不正が働きにくいです。荷物の下見の場合も、1社が代表してお伺いするので、相見積もりを取った時に、1社だけオプションを追加すると、価格的に負けてしまうので、受注できません。

その結果、不正がほとんど発生しない仕組みとなっているのです。

ちなみに、私たちのコールセンターにも、よくオプションを含めた価格で出してくれ。と言われることがありますが、すべてお断りしております。もしくは、総務人事部さんに、確認を取るようにしております。従業員に同じルールを提供することで、円滑な組織運営ができるようになりますよ。

アウトソースをすると高くなるでしょ!という人がいますが、年間で数十万件の依頼を送っている会社と、数十件〜数百件の依頼を送っている会社とで、そもそも違いが出ると思いませんか?また、相見積もりを取っているので、一番安い会社を選べばいいですし、高いと思えば、自分たちで手配するだけでいいので、リスクはありません。

どんなオプションが多いのか

では、どのようなオプションをつける依頼が多いのでしょうか。

一番人気は、あの作業

圧倒的に多い依頼は、「梱包・開梱」作業になります。そうですよね。何にもしなくても、勝手にダンボールに詰めてくれて、新居に着いたらダンボールを開けて、指示したところに収納してくれる。最高ですよね!

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ですから、この作業をこっそりやってくれ。という依頼は、本当に多いです。

 

次に人気は、あれを捨てる?

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続きまして、多い依頼は、「不用品の処分」になります。こちらもほとんどの企業が、個人負担となっていますので、こっそり処分代金を引越し料金に足しておいてくれ。という依頼がくるんです。ですが、引越し会社によっては、不用品の廃棄を請け負ってもらえないケースがあります。

家族の引越しあるある

続いて、家族の引越しで良くあるオプションとしては、2か所積みです。単身赴任の旦那さんと、もともと住んでいた場所の奥さんが、転勤先で一緒に住む際の引越しです。まあこの場合は、会社に負担してもらいたいですよね。

ですが、こんなケースもあります。

転勤を機に、彼女と同棲することになった。彼女の引越し代金も含めてほしい。これは、NGがでます。ですので、一概に2か所積みは、負担すべきとも負担すべきとも言えないのですが、まあ、ほとんどの企業は後者の場合も、前者の場合も、費用負担はしてもらえません。

荷物が多い人にありがちなオプション

荷物が多い人は、引越し会社に荷物を預かってもらうオプション、いわゆる「留置料」が発生することがあります。ですが、この費用も、基本的には個人負担の会社が多いので、引越し費用に含めるように言われることがあります。

ただ、会社の命令で、入居日や退居日が決まっている人もいるので、その場合は、会社負担としてあげることがいいと思うんですけどね。。。まあ、いろんな会社があるということで。

その他

エアコン工事は、2台目以降は個人負担とか、車の陸送は2台目以降が個人負担とか、会社によってルールは様々ですが、個人負担がない会社はありません。ですから、少しでも会社負担にしようと、転勤者はあれこれ依頼してきます。

過去には、テレビを新たに購入して、その費用も引越し代金に含めろ。なんていう、トンデモ依頼が来たこともあったとか。

あなたの会社のお引越しのルール、大丈夫ですか?

まとめ

というわけで、あなたの会社の転勤の際の引越し料金には、オプション料金がこっそり含まれていないかをチェックするには、外部に委託するのが一番だと思います。

性善説で考える総務人事部の方もいらっしゃるのですが、今回のようなお話は、性悪説で考えないと、のちのち大変です。

うちの会社は大丈夫!なんて思っている役員さんの会社が、一番危ないという、あるあるネタで本日は締めたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

【2017.3.17 追記】
一部の方に対して、不快な表現がございましたので、削除いたしました。お詫びして訂正いたします。

著者投稿者 横川
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