年間数万件の引越しを見てわかった!長距離引越しが安い引越し会社とその理由

こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。

長距離のお引越しは、スケジュールを組むにも、引越し会社との調整が近距離の引越しに比べて、大変だったり、自家用車を運んでもらう際も、思い通りの日程にならなかったり、とても大変。

しかも、料金だって、高くなります。宅配便だって、近距離よりも遠距離の方が高くなるので、引越しも同じ物流ですから、高くなっても仕方がありませんが。。。

とはいえ、高額になりがちな長距離の引越し、なんとか少しでも安くするためのポイントはあったりするんです。

まとめて見ましたので、ご覧ください。

ポイント1:引越しの日程は、お任せしよう

長距離と一口に言っても、人によって感じ方は違うと思います。100kmは長距離?200kmは長距離?人それぞれですよね。

このエントリーでは、1日で搬出作業〜搬入作業ができないお引越しを、長距離の引越しと定めてみたいと思います。

では、1日で搬出作業〜搬入作業ができる距離はどのくらいでしょうか?

これは、以前のエントリーでまとめた表ですが、だいたい200kmを超えると、翌日作業になることがわかります。東京から福岡だと、1,000kmくらいあるので、搬出日の翌々日に搬入となります。(土曜日に搬出すると、月曜日に搬入)

 

上記の表にて計算すると、翌々日作業となるはずが、前回は翌日に作業が完了したんだから、今回も同じ日程でやってほしい。という依頼を受けます。

ですが、よくヒアリングをすると、荷物が増えていたり、時期が閑散期の引越しだったりと、条件が違うのに、前回と同じ日程を希望する方がいらっしゃいます。

この希望、注意してください!料金高くなりますよ!

引越し会社は、いろんな人の引越しを組み合わせて、あなたの引越しの見積もりを出します。あなたの引越しありきでスケジュールを組む訳ではないので、料金を下げるならば、引越し会社のスケジュールに合わせるようにしましょう。

長距離引越しを安くするポイント1

  • ・引越し会社のスケジュールに合わせよう!

ポイント2:長距離ならではの積み方で

前述のスケジュールとも関わってきますが、引越し会社のスケジュールに合わせることで、とてもお安く引越しをすることができたりします。

それは、混載便という、他の人の荷物も合わせて、1台のトラックで運ぶ方法です。

 

他の人の荷物と一緒は、ちょっと嫌だな。と思うかもしれませんが、物流業界では、お安く荷物を運ぶためには当たり前の方法で、理由は簡単。あなたの荷物だけを運ぶ専用便と、いろんな人の荷物を積んで運ぶ共用便は、いうならば、タクシーとバスの違いです。

同時にたくさんの人を運ぶことができるバスの方が、数人しか運べないタクシーよりも、お安く移動できますよね?

ですから、混載便にて送ってもらうのです。ところがこの混載便、トラックが満載になる程、荷物がたくさんあればいいのですが、そうでない場合、満載に近くなるまで、1日待機したりします。

すると、日程が希望日よりも、1日遅れたりするんですね。ですが、その分、引越し費用に反映されているので、お安くなっているはずです。

 

これを、日程ありきで、ずらせないとなると、あなたの荷物のためだけに、長距離トラックを走らせる必要があるので、非常に高くなります。

法人の転勤の場合、会社のお金で引越しをするので、料金よりも日程だ。ということは起こりますが、個人のお引越しの場合、圧倒的に混載便でのお引越しをオススメします。

 

また、トラックではなく、JRのコンテナにて運ぶというケースもあります。これは、翌々日の作業になるような距離の際に登場します。条件によっては混載便よりも、さらにお安い価格を提示できることもあります。

まあ、この辺りは引越し会社ごとに、混載便が強いのか、コンテナに強みを持っているのかによって異なりますので、各社、自分たちが強い方法で提案してくると思います。

長距離引越しを安くするポイント2

  • ・混載便や、コンテナ便で価格を抑えよう!

ポイント3:荷物を減らそう

ちょっと身もふたもない話になりますが、引越し料金を下げるために、荷物を減らすというのは、非常に有効な手段です。あ、正しくいうならば、「トラックサイズが変わるほどの」荷物量の削減は、非常に有効な手段です。

これは間違いありませんが、長距離の引越しの場合は、トラックサイズが変わるほどの荷物量の削減でなくとも、有効だったりします。

それは、前述した、混載便やコンテナ便で輸送することが多いため、混載トラックやコンテナ内にたくさんのお客さんの荷物が積めた方がいいので、荷物が減ると、料金に反映しやすくなります。

 

さらに、単身の人限定ですが、荷物量を減らしていくことで、「単身パック」を利用できる可能性が高まります。

この単身パック、このブログでも何度かお伝えしていますが、引越しというよりも、物流に近いので、カーゴを混載便で運ぶというお引越しなんですね。

各社はカーゴをトラック内に効率よく配置できるようにしていますので、通常の混載便よりもトラックの稼働効率が上がるため、単身パックはお安く提供できるんですね。

 

ですから、過去に沖縄に移住した人にも聞きましたが、荷物を極力減らして、宅配便で送る+単身パック的なもので運ぶ。現地で購入できるものは、現地で購入する。という、運ぶ荷物を減らす工夫をしてみましょう。

長距離引越しを安くするポイント3

  • ・とにかく荷物を減らそう!

長距離引越しが安い会社

 

ここまでをご覧いただければ、引越し会社にスケジュールを任せて、荷物量を減らすことで、料金を安くしやすくなることは、ご理解いただけると思います。

とはいえ、極力、自分の希望する日程で引越しをしたいですよね。自分の希望と引越し会社のトラックやコンテナの配送スケジュールが一致するのが最高の形ですよね。この最高の形を見つけるために、どうしたらいいのでしょうか?

引越しマエストロとして、以下の結論を導き出しました。

全国にトラックやコンテナを配送している 物流系の引越し会社最強説

これです。

具体的な社名で言えば、日本通運、ヤマトホームコンビニエンス(クロネコヤマト系)、SGムービング(佐川系)の3択です。とは言え、SGムービングは法人向けの様相が強く、個人向けとなると、日本通運、ヤマトホームコンビニエンスの2択と言えそうです。

両社ともに、単身パックのようなプランを持っていますので、荷物量に応じて、単身パックを提案してもらえるでしょう。

 

とは言え、全国に展開する引越し会社も、ほぼ毎日のように都市間トラック便を持っています。東京ー大阪、東京ー名古屋、などの移動であれば、大手引越し専業会社も、物流系に引けを取らない価格がでやすいです。

ですが、地方部の場合は、物流系の引越し会社の方がトラックやコンテナを持っているので、物流系を最優先で検討すべきです。

長距離引越しを安くするポイント4

  • ・物流系引越し会社をメインで考えよう!

中小の引越し会社はどうか?

では、中小の引越し会社はどうでしょうか?正直、繁忙期などは大手に依頼が集中するので、中小企業でも長距離の引越しを行いますが、そうでない時期ならば、避けた方がいいと考えます。

前述の通り、都市間トラックなどの定期便を持たない中小の引越し会社はどうしても混載便でも価格面で大手に負ける傾向にあります。さらに価格面とは別の理由でも、避けた方がいいと考えます。

それは

搬出の引越し会社と搬入の引越し会社が違うこと。

です。あなたのお部屋に訪問見積もりに来て、見積もりを出した感じのいい中小企業の引越し会社は、搬出作業を担当しますが、遠く離れた新居での搬入作業は、その引越し会社の提携引越し会社が搬入作業を行います。

もちろん、作業はしっかりとしてくれて、何かあれば受注した引越し会社が間に入ってトラブル対応などを行ってくれますが、同じ会社でないことは、トラブルが起こった時に、責任のなすりつけあいが始まります。

そこに巻き込まれるのは、新生活の大きなつまづきになってしまうので、価格面でも、万が一のトラブル面でも、大手の方がいいと僕は考えます。

長距離引越しで揉めないポイント

  • ・搬出搬入を同じ引越し会社に対応してもらう

まとめ

というわけで、長距離の引越しをお安くするポイントと引越し会社を考えてみました。

おさらいすると、

・引越し会社のスケジュールに合わせよう!
・混載便や、コンテナ便で価格を抑えよう!
・とにかく荷物を減らそう!
・物流系引越し会社をメインで考えよう!

以上4点が長距離のお引越しをお安くするポイントと言えます。

 

とは言え、大前提としては、相見積もりが大事ですよ。ということですから、物流系の引越し会社と、大手引越し会社を組み合わせて、相見積もりをとる。これが最強です。

相見積もりをするということは、複数の引越し会社とのやりとりが必要になります。個別に交渉するのが好きな人ならば、多くの引越し会社に依頼をかけて、交渉してもいいと思いますが、交渉するのはちょっと苦手。という人は、サポートセンターが引越し会社と、引越しをする人の間に入って、見積もりの取得や、日程について対応してくれるサービスをオススメします。

見積もりをとった引越し会社へのお断りも、ボタン一つでできちゃうので、非常に簡単です。

嵐のような電話攻撃を受けない引越し見積もりサイト【引越しラクっとNAVI】

 

サポートセンターに依頼をして、長距離の引越しでもお安い引越し会社を探してもらいましょう。

著者投稿者 横川
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