ストーブの灯油などを抜く
石油ストーブやファンヒーターを使っている場合、器具の中に灯油が残っていたり、予備燃料のポリタンクなどがあったりするはずです。
灯油は危険物なので、引越し業者のトラックで運搬してもらうことはできません。引越しまでに使い切ってしまうか、残っている場合には器具から抜いて処分する必要があります。器具から灯油を抜く方法は、それぞれの器具のマニュアルに従って慎重に行ってください。取り外しができる灯油タンクだけでなく、本体の下部などにも灯油が残っている場合は、大きめのスポイトのような器具を使用したほうがいいケースもあります。
引越し当日ではあわただしいので、必ず前日までに作業しておきましょう。
抜き取った灯油を、安易に捨てるのも禁物です。近所にガソリンスタンドがあれば、残った灯油を引き取ってくれることがあるので、確認してみましょう。都合よく近くに引き取ってくれるガソリンスタンドがない場合は、ポリタンクごと親しいご近所の方に譲ってしまう手もあります。
灯油を抜いた後でも、器具にはかなり灯油のニオイが残ります。器具に付着した灯油は新聞紙などできちんと拭き取った上で、ほかの荷物にニオイが移らないよう、きちんと梱包するのがおすすめです。