荷造りの「ありがち」な注意点
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テクニックとはいえないようなことですが、荷造りには思いがけないハードルが潜んでいます。スムーズな荷造りを妨げる「ありがち」な注意点を紹介しておきましょう。
◆荷造り中は「思い出」を封印する!
家の中には思い出がいっぱい詰まっているはずです。机の引き出しから古い手紙を見つけたり、押し入れにしまいこんでいたアルバムを久しぶりに眺めたり。
「ああ、これは子どもが生まれて初めて温泉へ行った時の写真だわ」
「わあ。あなたもこんなにスマートだったのね!」
なんて、懐かしい気持ちはわかりますが、思い出にひたっていては荷造りはまったくはかどらなくなってしまいます。思い出にひたりたい気持ちは封印して、がんばって荷造りを進めましょう。
◆掃除や埃の拭き取りも荷造り作業!
引越しの荷造りって、実は徹底的な大掃除ともいえます。普段、きれいに掃除しているつもりでも、本棚やタンスなど収納家具の裏側や、家具の上に積んでおいたものなどに、びっくりするくらい埃がたまっていることがあります。
賃貸物件の場合、引き渡し前にはいずれにしても掃除をするのがマナーです。また、埃にまみれたままのものを、新居に持ち込むのは嫌なもの。雑巾は多めに用意しておいて、きちんときれいにしておきましょう。
◆初めての引越しよりも、二度目以降が大変!
一人暮らしを始める時が、人生で初めての引越しだったという人は多いのではないでしょうか。一人暮らしをスタートする時は、まだ家財道具も少なくて、意外と簡単に済ませることができたという人も多いでしょう。
でも、ひと通りの家財道具が揃い、数年間の生活でたまったものがある二度目の引越しは、初めての引越しよりも大変になっていることを忘れてはいけません。
また、結婚して夫婦2人の暮らしになったり、子どもができて家族が増えたり、人生を重ねるほどに引越し作業も大変になっていきます。
「引越しくらい……」などと甘く考えることなく、早めに準備を進めましょう。
◆玄関やベランダ、共有部分を忘れがち!
玄関まわりやベランダ、庭、マンションの場合の共有部分や外部収納スペースなどの荷造りは忘れがち。当日になって「しまった!」とあわてることがないようにしてくださいね。