マイナンバーで引越しはこう変わる!

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ついにスタートしましたね!マイナンバー制度。今回は、引越しでマイナンバーを利用すると、引越しではこんなことが起こるよ。というお話をしたいと思います。マイナンバー制度がしっかり活用されると、便利な世界になりますよ。

マイナンバーとは?

まずは、マイナンバーについて。いろんなところで言われていますから、引越しに関係する部分を中心に説明します。

「現在の」マイナンバー制度は、
・社会保障
・税
・災害対策
の3分野しか対応していません。

それぞれ、内容を見ると

社会保障
・年金
・雇用保険
・医療保険
・介護保険
・生活保護
など


・確定申告
・税務上の申請
・届出
・調書
など

災害対策
・被災時の支援金の支給
・被災者台帳の作成
など

となっています。

つまり、「現在の」マイナンバーの仕組みでは、引越しに関しては特になにも影響はありません。あくまで「現在の」制度ではという但し書きとなりますが。

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マイナンバーの最初の利用は年末調整

ここ最近の、マイナンバーのニュースは、マイナンバーの通知書が発送開始されましたというニュースです。

このマイナンバー通知書ですが、「住民票」に記載されている住所に発送されますので、引越しをしたけど、住民票が前の住所のままになっていると、手元に届きません。

簡易書留で郵送されますので、全くの他人にマイナンバーが知られることはありませんが、学生などの単身者が住民票の住所変更を行わなかった結果、自身でマイナンバーを知らない。そもそも届いていない。という認識の人たちが出てくる可能性があります。

ほとんどの人がマイナンバーを初めて利用するであろうタイミングは、今年の年末調整です。就業中の方であれば、毎年恒例の名前と生命保険の控除を書く、あの書類にマイナンバーを記名する形になるはずです。

ですので、マイナンバーの通知書が届いていない人は、いますぐに必要になるわけではありませんが、遅くとも年末調整までにはナンバーを確認するように気をつけましょう。

ものすごいお金が動く、マイナンバー

このマイナンバー制度が始まることで、様々な業種、業界で特需が期待されています。例えば、簡易書留を日本全国に発送する、日本郵便はそれだけで特需ですよね。他にも、マイナンバーを管理するために社内システムを改修したり、新たにクラウドシステムを契約したりと、システム関係はわかりやすい特需業界です。

そんな中、やっぱりというか、こんなニュースが。

なんとも言えない。。。

マイナンバーで引越し後の手続きが楽になる未来

では、「現在の」話はわかったから、将来的にはどうなるの?ということですが、一番イメージしやすいのが、住所変更の一括システムです。
ざっと思いつくだけでも
・電気
・水道
・ガス
・電話
・インターネット
・銀行
・証券会社
・お役所(住民票の移動など)
・運転免許証
・パスポート
といったところへ、住所変更が一括で簡単にできちゃう可能性もあります。あくまで、可能性ですが。

前述の通り、現在のマイナンバー制度は、
・社会保障
・税
・災害対策
の3分野しか対応していません。

ですので、今すぐに民間会社が、マイナンバーを利用して住所変更の手続きや契約の手続きを行うことはできませんが、将来的には実現できるように、考えているようです。

さらに進んでいけば、銀行口座と連携して、引越しに関わる費用を自動で引き落とすことも可能になります。が、ぼくが生きているうちにそこまで進むかどうか。。。bitcoinのような、国の貨幣に頼らないインフラが整えば、簡単にできそうですけどね!

ですが、例えば銀行口座とマイナンバーを紐づけると、個人の財産を国に把握されるとか、いろいろ懸念事項もあって、せっかくの制度ですが引越しの分野での活用は、もうちょっと時間がかかりそうです。ですが、懸念事項ばかりを気にしていても、仕方がないと思いますし、マイナンバー制度が始まったのですから、受け入れてしっかり活用する方法を考えたいですよね。

あれ?あんまりマイナンバーで引越し自体は変わらないな?って思いました?でも、手続きが、簡素化されるだけで全然ちがうと思いますよ。東京電力さんが提供している、引越しれんらく帳というサービスがあります。これは、官民連携で作られていて、ものすごい金額が動いてそうですが、こちらも一般的な引越し一括見積もりと同じで、各電力会社やガス会社へ転居するよ!という情報が飛ぶという仕組みです。

これを進化させたのが、マイナンバー制度と言えます。1日も早く一括で転居届けが出せるようになってほしいですね。そうすれば、引越しする人も、今より増える!かもしれません。

本日は、以上です。

著者投稿者 横川
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