引越しで、トランクルームを上手に使う方法
こんにちわ。今日は、引越しの際のトランクルームの使い方について考えてみましょう。
そもそも、トランクルームってご存知ですか?
トランクルームをWikipediaで調べますと、ちょっと長いのですが、
個人においては衣類や趣味・レジャー用品などの日常使用しないもの、企業においては日常使用しない事務機器や書類などを収納するための貸し倉庫を指す。 広義では、倉庫業法に基づき業者に収納物の管理責任があるものと、賃貸借契約(不動産賃貸)に基づき利用者に管理責任があるものとの2種類があり、市場への供給量は後者の方が多い。狭義では前者のみを指して用いる場合もある。実態に基づいてさらに詳しく分類すると、「認定トランクルーム」「営業倉庫の標準寄託約款に基づくトランクルーム」「不動産賃貸のレンタル収納スペース」「野積みコンテナ」の4つのカテゴリーに分けられる。
利用客は法人と、富裕層の個人客が多かったが、住宅地付近を中心に一般層の利用が増加しており、主な利用者の9割は個人である。
と定義されています。コンテナボックスのようなスペースを想像する人もいるでしょうし、都心部だと、ロッカールームのような区切られたスペースを想像する人もいると思います。
このようなトランクルーム、まずはどんな使い方をしているのか確認してみましょう。
トランクルームの使い方
Wikipediaにもありますが、多くの人は、お部屋に入りきらない荷物を預けるスペースとして、利用しているのではないでしょうか?
特に、夏にしか使わないもの、冬にしか使わないもの。など、季節ものを収納するスペースとして、利用されていますね。
そして、引越しのタイミングで、このトランクルーム内のものも、持ってくために、トランクルームへも寄ってほしいという依頼がよくあります。
もちろん、引越し会社はその依頼に対応しますが、料金が上がることは覚悟してください。
トランクルームに立ち寄ると、発生する立寄料金
そうなんです。トランクルームと、引越し元が違う場所だと、立寄料金というものが発生します。家のすぐ近くだから、距離は遠く無い場合でも、トラックを移動して、積み込みの準備をして、内容によっては、一度、荷物を降ろして積み直して。という作業が発生します。
例えば、冬用タイヤがトランクルームにあって、新居へ持っていく場合、先に荷物をトラックに積んでいると、タイヤを上の方に積むことはできませんので、一度、荷物を外に下ろして、重たいタイヤを下の方に積み込んで、その上に荷物を積み上げていくという作業になります。
ですから、どうしても作業費用が発生しますので、覚悟が必要です。距離やトランクルームで積み込むものによっても各引越し会社の見積もり方が違いますので、正確に伝えましょう。
お家を建てている間の荷物の避難所に
お家を建てる場合、一度荷物を出して、仮住まいに全部いれてもいいのですが、仮住まいは、あくまで仮住まいですから、仮住まいの間には使わないものをトランクルームに預ける人は多いです。
預ける期間が短い場合は、引越し会社にお願いして、預かってもらうこともできます。もちろん、預かり料金がかかりますので、トランクルームの方が安いのか、引越し会社に任せた方が安いのかを比較して判断しましょう。
ちなみに、この比較の仕方で、よくありがちな失敗が、引越し会社に預ける場合は全部まとめて荷積をしてくれますが、トランクルームだと立寄料金が発生するので、引越し代金はトランクルームの方が高くなることです。
ですから、前もって、引越し会社に預ける期間と金額を確認するのがベターですよ!
(引越し会社に預ける料金+引越し代金)と(トランクルームに預ける料金+引越し代金)という考え方ですが、左右の引越し代金が同じ金額ではなく、右の引越し代金の方が高いことに注意してください。ということです。
大切な思い出の品を、トランクルームに
引越しとはちょっと違う使い方なのですが、大切な思い出のアイテムを、あえてトランクルームに預けるという手もあります。
でも、倉庫に預けるのは、ちょっと不安。
という方もいらっしゃると思います。ですが、その場合でも空調が完備されて、有人管理されているトランクルームもあります。
温度だけでなく、湿度も管理されているトランクルームは、お家で保管するよりも、保管状態は良くなります。もちろん、日焼けもありませんしね。
東日本大震災を機に、大事なものの保管場所としても、注目を集めるようになりました。
ワインもトランクルームへ
空調が管理されているのならば、ワインもトランクルームに預けてしまいましょう。でも、ワインの保管は高度な空調管理が必要になりますよね?トランクルームに任せちゃって、大丈夫?
そう、大丈夫なんです。
もう、トランクルームがワインセラーになっているんです。何を言っているのか、わからないと思いますが、寺田倉庫さんが提供しているサービスでは、ウォークインタイプのワインセラー(トランクルームですよ)や、ロッカータイプのワインセラー(トランクルームですよ)がありまして、月額6,000円〜で借りることができます。
もう画像を見ても、トランクルームというよりは、あなた専用のワインセラーという感じがあります。
引越しで、ワインを運ぶのは大変ですから、こういったトランクルームに、預けてしまって、必要な時にだけ、取り出すという形も、いいのかもしれません。
まとめ
今回は、トランクルームについて考えてみました。最近は、預かるのはもちろん、空調管理されていたり、ワインセラーがあったり、倉庫やスペース貸しというイメージからは、ちょっと違いますよね。
引越しの際のトランクルームは、荷物の預かり場所としてになるとは思いますが、うまく使うことで、預かり料金を抑えることができます。
まあ、流行りのミニマリストの人たちからすると、お部屋以外に収納スペースを持つなんて、考えられないことかもしれませんが、生活スタイルは、人それぞれですから、外部の収納スペースをうまく利用しながら、引越しや、普段の生活を便利に過ごしましょう!
あ、実はもうすぐ、トランクルーム関係の面白いエントリーをご紹介できると思いますので、今しばらくお待ちください。
本日は、以上です。