まだ、モノで消耗しているの?ミニマリストが優れている、たったひとつのこと

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昨今はやりの、ミニマリスト論争に加わってみたいと思います。その前に、ノマドって数年前にはやりましたが、あれはどこへいったのでしょうか。まあ、そんな話はおいておいて、ミニマリストとはなんぞや。から始めましょう。

本エントリーは、こちらの本に書かれている内容を中心にお伝えしたいと思います。

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ミニマリストとは

ミニマリストとは、整理整頓 >> 断捨離 >> ミニマリスト と、どんどん片付けていったら、断捨離レベルではなく、かなりのモノが少なくなるとミニマリストになるようです。つまり、

モノを極限まで減らして、シンプルライフを送る!

という、至極簡単な説明で事足りそうです。

ですが、なぜか論争になっているようで、その理由は、後述しますが、シンプルライフはいいですよね!

お部屋を見てみよう

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こちらは、Googleの画像検索で「ミニマリスト」と検索をした時のスクリーンショットです。

どうですか。

引越し前のお部屋ではなく、これが 完成形 のようです。

机も無くして、収納ボックスが机代わりだったり、髪も洗えるボディーソープでシャンプーを無くしたり、ソファーを無くして布団(マットレス)に座ったりするようです。

とにかく、無くてもいいモノをどんどん捨てて(売って)モノを減らす人々をミニマリストと呼びますが、このお部屋に住むとどんなメリットがあるのでしょうか?

本書の筆者がいうには、モノを捨てて自己と向き合う時間が増えることで、変化が起きたようです。

モノを捨てて変化したこと

自分にとって本当に必要なモノだけに絞った結果、得られる変化は、本書より抜粋したいと思います。

・時間ができる
・生活が楽しめる
・自由と解放感を感じられる
・人と比べなくなる
・人の目線を恐れなくなる
・行動的になれる
・集中力が高まる。自己に徹する
・節約だってできる。エコにもなる
・健康になれる。安全である
・人との関係が変わる
・今、ここを味わえる
・感謝できる・・・幸せを感じられる

ということのようです。

これを読んで、僕が感じたこと。

なんか、宗教っぽい。(あくまで、私見です)

モノ減らすことによって、こんな気づきがあるんですよ!は、いいのですが、逆にモノを無くさないと気付けないのか?という点と、モノを減らす=幸せを感じるという、幸福論がでてくると、一気に胡散臭く感じるのは僕だけでしょうか。

ミニマリストの本当のメリット

本書を読んでもらえればわかりますが、他にも突っ込みどころ満載です。

例えば、地震が起こると、モノで溢れている人は、本棚などの大型家具の下敷きになる可能性が高いのですが、ミニマリストはそんなモノがないから、安全だ。

とか、書いていますが、電気もガスも水道も止まる可能性のあるような地震で、防災グッズはミニマリストの方々は置いていないはずなので、どうやって救助までの数日間を過ごせますか?

服が少なくって、冬場の電気も通らない被災時に過ごせますか?地震=モノが倒れてくるだけではありません。

ですが、ミニマリストにとって本当のメリットは、これだと思います。もちろん、本書にも書かれていますが、

引越しが簡単

これは、間違いない。引越し業者も使わなくていいですし、お部屋に飽きたら、じゃあ次のお部屋に行こうか。なんてことも簡単にできます。

まあ、物理的に移動が楽というだけで、お部屋の初期費用や、転居の手続きが楽になるわけではないのですが・・・あ、でも人が好まない、狭い部屋でも大丈夫のようですから、家賃はぐっと抑えることができると思います。

ちなみに、単身の場合、1Kや1Rに住んでいる人は、ダンボールにするとだいたい、10〜15箱ほどが、一般的な荷物量と言えます。

これ以上のダンボール数が必要な場合、あなたの荷物量は、多めです。

逆に5箱程度でおさまる場合、あなたの荷物量は、少なめです。

まとめ

なんだか、かなりdisってしまった感がありますが、元々、モノをあまり持たない僕にとっては、結構、共感する部分も多く、本としては純粋に楽しめました。

僕が前回、1Kの部屋から引越しした時は、ダンボール5箱で15,000円で引越しできたくらい、モノがありませんでした。

ベッドもないし、机もない生活で、ダンボールに入らないものとしては、テレビ(パソコンのモニターとして利用)、パソコン(ハイタワーのデスクトップ好き)、冷蔵庫、洗濯機、電子レンジくらいでした。あとは、少々の本と、少々の服だけという、一般的な荷物量に比べて少ない荷物の生活を送っていました。

ですから、ミニマリストのみなさんが、家財をどこまで減らせるのか。といったチャレンジは、興味深いのですが、前述の通り、「幸福論」になってしまうと、ちょっと方向性がおかしいのでは?と感じます。

個人的にも、今年は引越しをする予定なので、ミニマリストに挑戦してみようかな(笑)

昨日のエントリーの「成功の定義」が難しいのと同様に、「幸せの定義」も難しいので、そのあたりを論じるつもりはありません。

ただ、モノを捨てることが苦手な人には、面白い本だと思います。

あとは、この生活、独身 でないと難しいと感じます。中には夫婦でミニマリスト生活を送っている人がいるようですが、子どもだったり配偶者が理解できないと、続けることは難しいでしょう。

例えば、本書では、タオルを複数枚持たず、手ぬぐいで賄うと記載されていました。その方が、すぐに乾くのだそうです。ですが、自分はよくても、あえて、子どもや配偶者が不自由な生活を送る必要はないわけで、タオルを使って、体を拭けばいいじゃないかと思ってしまうので。

ただ、この時に、普段手ぬぐいの人は、タオルを使うことに幸せを感じる!という幸福論であれば、それは、

ただ単に 生活水準を下げている だけの話です。

今よりいい生活をしよう!ではなく、今の生活がいい生活だと思えるようにしよう!という、ちょっと後ろ向きな感じに思えるのは、僕だけでしょうか。

あーあ、幸福論には触れないつもりが、若干、触れてしまった感がありますねー

本日は、以上です。

著者投稿者 横川
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