ペットを飼う資格なし!引っ越しで、ペットを置いていく飼い主たち

こんにちは。今日は、引っ越しの際のペットのお話です。

とはいえ、世の中いいことだけではなく、ダークサイドのお話もあります。

残念ですが、お引越しを機にペットを置き去りにするという飼い主がいます。そんな人はペットを飼ってはいけない人間ですが、置き去りにされたペットにとっては、まさに死活問題。

日本の法律上、保護したペットを警察に連れて行っても、「拾得物」として扱われ、「持ち主」(飼い主)が現れない場合は、動物保護センターへ向かうことになります。

この動物保護センター、いわゆる昔の、保健所ですから、引き取り手がいない場合、「殺処分」 となってしまいます。

自分勝手な飼い主のせいで、ワンコやニャンコの命が失われる。そんな悲しい現実が、お引越しを機に起こっています。

動物保護センターでの殺処分の件数を調べてみました。

平成26年度は、約10万頭 の殺処分!もちろん、すべての殺処分が引越しの際に置き去りになった子たちという訳ではありません。

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出典:環境庁動態調査より

ですが、このグラフを見ると、毎年処分数は、減少傾向にありますが、無くなっているわけではありません。

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出典:環境庁動態調査より

今日は、そんなお引越しの際の、ペットを飼うことを放棄した事例をご紹介したいと思います。

昨日のエントリー同様、反面教師 としましょうね!

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引越し先がペット不可!だからドッグランに置き去りにしました事件

引っ越し理由に高齢犬置き去り 飼い主から謝罪文、持病薬 「捨て場でない」憤慨 東京ドイツ村で保護

2014年に起きた、東京ドイツ村のドッグランに、シーズーが置き去りにされた事件。

後日、飼い主から謝罪文や心臓の薬が送れられてくるが、引き取りには来ないという、残念な事件でした。

飼い主が手放した理由が、引越し先で犬を飼えないという理由だけで、置き去りにしたようです。これが本当ならば、全く意味がわかりません。ペット可の物件に住めばいいだけですしね。多分、心臓病のケアに疲れたのかと想像しますが、それでも、無責任すぎる!!

そして心苦しいのが、そんな飼い主を健気に飼い主を待つかの様に、駐車場を見つめる後ろ姿は、切なすぎます。

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出典:千葉日報より(画像はリンク先より拝借しました)

元飼い主がわかっていても、引き取りに来ない。悲しい置き去り事件

ニュースにはなっていませんが、塩村文夏さんという方のブログより拝借します。

迷い猫&引越し置き去りの子の運命。

正月早々、ハーネス、リード付きの2頭の猫を置き去り。

もちろん、元飼い猫ですよね。野良猫ではありません。

そんな、お家で飼われていたニャンコを、屋外に放置するなんて、残酷すぎる!

しかも、動物保護センターも閉まっているお正月に、置き去りにされた2頭は、運良く保護はされたものの、2日後に、飼い主が引き取りにこなければ、保護センターからの殺処分。

命のカウントダウンが始まった2頭は、そんなことも知らずに、スリスリと人にすり寄ってくるようです。

実家にニャンコがいる僕としては、この文章書いているだけで、涙が出そうなくらい辛いです。その後が無事だといいのですが・・・

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出典:塩村文夏さんオフィシャルサイトより

最後は、ちょっと明るい事件を

海外のお話ですが、あるヒドイ飼い主が、12年間も一緒に暮らしたワンコを置き去りに、引越しをしたお話です。

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出典:リンク先より

To The Man Who Left This Dog To Die: She’s Mine Now

(意訳なので、多少の間違いは、ご容赦ください!)

上記の写真のワンコは、12年間一緒に過ごした、家族が引越しをする際に、置き去りにされました。

体にいくつも障害を持つこのワンコは、飼い主を追いかけようにも、追いかけることができません。その結果、行くあてもないワンコは、殺処分の待つ、保健所へ収容されてしまいます。

ですが!!

偶然にも珍しい犬種のワンコだったので、飼い主が特定できたのです。

飼い主に連絡をすると、仕事が忙しいとか、いろいろと理由をつけて、引き取りを 拒否 しました。

12歳を超える老犬です。

さらに、長年、愛情を注いでもらえていなかったようで、ワンコの足腰は不自由で、耳や目にも障害がありました。

このままいけば、引き取り手が見つからずに、殺処分が待っています。

ところが、殺処分の直前に、動物愛護センターの方が引き取ってくれます!

新しい家族の元に来たワンコは、シャンプーをしてもらい、トリミングをしてもらい、新しい家族として、受け入れられたのでした。

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保護された時は、こんな毛むくじゃらだったのが、冒頭のスッキリきれいな姿に大変身!

すべてのワンコがこのように、殺処分を逃れることができるわけではありません。このワンちゃんは、運が良かったですね。

殺処分を減らすべく頑張っている人たちがいる

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糸井重里さんの、ほぼ日で知ったのですが、ワンコや、ニャンコを引き取って、里親を探している団体があります。

そんな保護団体のひとつである、ミグノンさんは、ペットサロンや、クリニック、物販を行い、生体販売は行っていません。

1頭でも多くの、ワンコやニャンコが愛してくれる家族とともに過ごせるように頑張っているようです。

僕も少なからずお力になれればと、Amazonのウィッシュリストから、提供させてもらいました。ウィッシュリスト、いいですね!

他にも、ミグノンさんが提供するカレンダーを購入するのも、一つの支援ですよね!

そんなわけで、今日は引越しの際のペットについて、考えてみました。

ちょっと重い話もありましたが、人も動物も楽しく過ごせる社会になるように、少しでも貢献できたらいいなぁーと思った週末でした。

アート引越センターさんの、ファミリーサルーンはペット同乗可

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実は、アート引越センターさんが提供している、ファミリーサルーンは、家族とともに、ペットも同乗 できます。

これなら、置き去りにすることもなく、みんなで引越し先に移動することができますね!

アート引越センターさんを含めた、見積りを取りたい人は、引越ラクっとNAVIに相談してみてくださいね!

本日は、以上です。

著者投稿者 横川
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