名前に電話番号、新居の住所まで・・・引越しの個人情報を守るべき理由とその方法

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引越会社における個人情報の漏洩、というかコンプライアンスが大きな問題になっており、SNSで炎上する事態になっています。

SNSで公開されているものではありますが、本ブログでは画像+モザイクでご紹介したいと思います。

 

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(モザイクは、当サイトによる加工)

 

簡単にまとめると、引越しをした際の作業スタッフからLINEが来てナンパされたというお話で、LINEを送ってきた引越しスタッフが既婚者で現在奥さんが妊娠中ということで、不倫じゃん!と燃えております。

LINEが普及した世の中ですから、電話番号さえわかれば友達登録ができてしまいます。引越しの際は電話番号を引越会社に伝える必要があるため、簡単にメッセージが送られてくる可能性がありますよね。ナンパする方はダメ元で軽い気持ちでメッセージを送っているのかもしれませんが…

 

お引越しをされる女性の方にとって、この手の問題は本当に 恐怖です。

 

引越し屋さんはあなたが引越しをした新しい住所も電話番号も知っています。荷物の量から何人暮らしになるのかもだいたい把握できますし、作業スタッフであれば、新居の中にも入りますのでお部屋の間取りも知っています。

やっと引越しが終わってこれから新しい生活をスタートする、そんな時にこんなトラブルでまたすぐに引越しを検討しなければならなくなるなんて本当に嫌ですよね。

トラブルが発生した場合、作業を担当した引越会社へ苦情を言って会社からそのスタッフに処分が下り、そこから逆恨みをされてストーカーのようになるのも怖いですし、泣き寝入りするか、口コミに評価を載せるか、できたとしても引越会社の本社のお客様相談窓口へ伝えて謝罪をしてもらう程度で終わってしまう方が多いのではないでしょうか。

女性にとっては恐怖しかないこの手の問題。個人情報を取り扱う企業にとっては、かなり重要な問題であると言えます。

まずは今回のようなLINEやSNSでナンパされないような自己防衛の方法を考えてみましょう。

 

布石をうっておく

基本的に、この手のトラブルになる可能性があるのは、

・営業マン
・現場リーダー

この2名です。

それぞれの対策を考えましょう。

 

営業マン編

営業マンは、引越し元でお部屋の荷物量チェックのために会います。新居が遠い場合、会うこともないでしょうから、あまり心配はいらないと思いますが、新居も移動範囲内の場合は、ナンパしてくる可能性はあります。

そこで、お見積り作業が終了した後に、過去に営業マンにナンパされたお話をしましょう。その結果、キャンセルしてトラブルが発生したことを伝えておけば、この人は声をかけると、トラブる可能性があるな。と認識させることが重要です。

 

そして、この場合のポイントは、お見積りが出た後に伝えることです。

そうしないと、面倒くさい相手だな。と思われて、見積もり自体が高めの料金を提示される可能性がありますよ!

こんな時、女性の営業マンがいれば、このようなトラブルは発生しないのではないかと思いますよね。残念ながら、引越しの営業マンは、ほとんどが男性です。

お客様のお部屋に入るわけですから、男性の単身のお部屋に女性の営業マンがひとりで入室するのは、いろいろとトラブルが発生する可能性があるので、営業マンは男性がほとんどなのです。

現場リーダー編

近距離のお引越しの場合、作業スタッフは引越し元も引越し先も同じスタッフが対応します。

遠距離の場合は、作業スタッフはそれぞれの地域の支店に所属している人が来るので、別々のチームとなります。そのため、最大2名の現場リーダーがあなたのお引越しを担当します。
それぞれの現場リーダーをケアする必要がありますよ!

 

こちらも、両方の現場リーダーには、過去に引越し会社のスタッフにLINEでナンパされたことを伝えてみましょう。そして、引越しの作業風景をTwitterにあげるので、写真とってもいいですか?と、聞いてみましょう。

変なことをした時に、顔写真を撮られていると、心理的に悪いことはできませんよね?実際に、写真を撮らせてくれなくても、「この人は、Twitterをしている人だ。」ということを認識させるだけでも、心理的にプレッシャーをかけることができると思います。

とにかく、プレッシャーをかけることが大事です。

 

女性スタッフのみの引越しを依頼する

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アート引越センターさんには、女性スタッフのみのお引越しプランが存在します。

作業スタッフは全員、女性スタッフのみですから、安心ですね!

 

え?重たい荷物も女性だけで運ぶのかって?

以前、女性スタッフの作業現場を拝見したことがありますが、そんじょそこらの男性よりも軽がると荷物を運ぶスタッフさんもいらっしゃいます。それでも体力的には男性には劣る部分もあるかもしれません。しかし、基本的にこのプランをお願いするのは、単身の女性がメインだと思います。それほど重たい荷物は少ないはず。(あるとしても、ドラム式洗濯機くらいではないでしょうか。)

エレベーターが無い建物の4階での作業や、長い横持ち作業(荷物を手持ちで運ぶ作業)が発生する場合など、とにかく体力勝負になりそうな時は、力作業のところだけを男性スタッフを投入して、リーダーをはじめとしたお客様対応の部分を女性スタッフだけで対応することもできます。

男性スタッフだけの対応に不安を覚える方はこういうプランを利用するのも良いと思います。

 

まとめ

今回の引越しスタッフも悪気があったわけでは無いのかもしれませんが、SNSで情報が急速に伝播する時代ですから企業としてのコンプライアンスの徹底は必要です。

“お引越し”という人のプライベート空間に入り込む仕事をする人は、特に気を使う必要があります。

過去にも芸能人の引越しをツイートした作業員、芸能人の写真を流出させた引越会社、芸能人の荷物をツイートした作業員など、かなりのトラブルが起きていますが、まだまだ改善されたとは言い切れません。

私たちも自衛が必要な時代になったと考えるべきではないでしょうか?

LINEの場合、友だちの設定のところから「友達への追加を許可」のチェックを外しておけば電話番号で友達への追加を拒否できます。引越しの前後だけこのチェックを外しておくという自衛手段もありますので、良ければ使ってみてください!

 

またそろそろ、引越し見積もりを取るために自分の個人情報をばらまくことも考え直してみてはどうでしょうか? あなたの大切な個人情報が、登録したサイトを通じて「どこへ提供」されて「どんな目的」で使われるのか、登録の前にサービスの利用約款等へきちんと目を通すことをおすすめします。

ちなみに私たちの引越しラクっとNAVIでは、電話(一部エリアでは訪問)でのお見積もりの場合、

 

あなたが、引越しを発注するまでは引越会社へ個人情報が開示されません。

 

こちらも自衛策のひとつとして考えてもいい時代に入っていると思います。

私たちもたくさんの方々の個人情報を取り扱う企業として、個人情報の管理はもちろん、コンプライアンスについても、細心の注意を払い続けたいと思います。

本日は、以上です。

著者投稿者 横川
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