電車の終電や混雑率から考察する、渋谷で働く人は、どこに住むのがいいのか?
僕は渋谷で働いています。渋谷で働く人にとって、どこに住めば、通勤が楽になるのでしょうか?終電は何時なのでしょうか?どのエリアが家賃がお安いのでしょうか?
今日は、そんな渋谷で働く人のために、いろいろと調べてみました。
渋谷発の終電を調べる
まだ上京していない人には、ピンとこないかもしれませんが、終電は、路線の途中で停車して、おしまいです。
例えば、京王井の頭線という路線があります。渋谷ー吉祥寺間を走っており、基本的に、渋谷行、吉祥寺行に乗って、目的の駅まで向かいます。
ところが、この京王井の頭線の渋谷発の終電は、吉祥寺まで行かずに、途中の富士見ケ丘駅で終了します。
つまり、井の頭線沿いに住もう!と思った場合、渋谷ー富士見ケ丘駅間に住めば、ギリギリまで、飲み歩けるのです(笑)
そんなわけで、各路線の平日の渋谷発の終電を一覧にしてみました。
(2016年4月9日時点)
京王井の頭線 :0:45発(各停)富士見ケ丘駅止
東急田園都市線 :0:42発(各停)鷺沼駅止
東急東横線 :0:47発(各停)元住吉駅止
JR山手線(新宿、池袋方面):0:52発(各停)池袋駅止
JR山手線(品川、東京方面):1:07発(各停)大崎駅止
東京メトロ銀座線 :0:13発(各停)上野駅止
東京メトロ半蔵門線 :0:15発(各停)清澄白河駅止
東京メトロ副都心線 :0:20発(各停)池袋駅止
土地勘がないと、あまり感じないかもしれませんが、上記のように終電はすべて、車庫のある駅で止まりますので、渋谷で最後まで飲もう!と考えている人は、車庫のある駅までの区間に住むという選択肢もありますよ。
混雑率で考える
渋谷に乗り入れる各路線の混雑率もチェックしてみましょう。国土交通省が毎年公表している、混雑率のデータがあります。これは、各路線の一番混雑している区間と時間、混雑率が発表されています。
渋谷まで通勤、通学する際に、この混雑率が高い駅間を通らなくてはならない場合、大変なことを心してくださいね!
京王井の頭線 :池の上駅→駒場東大前駅 7:45〜8:45 混雑率140%
東急田園都市線 :池尻大橋駅→渋谷駅 7:50〜8:50 混雑率185%
東急東横線 :祐天寺駅→中目黒駅 7:50〜8:50 混雑率168%
JR山手線(外回り):上野駅→御徒町駅 7:49〜8:49 混雑率199%
JR山手線(内回り):新大久保駅→新宿駅 7:51〜8:51 混雑率165%
東京メトロ銀座線 :赤坂見附駅→溜池山王駅 8:00〜9:00 混雑率156%
東京メトロ半蔵門線:渋谷駅→表参道駅 8:00〜9:00 混雑率172%
東京メトロ副都心線:要町駅→池袋駅 7:45〜8:45 混雑率146%
※東京メトロの3路線は、渋谷へ向かう方の混雑率データがありませんでした。ですが、混雑率は、それぞれの表記された数値よりも低いことは間違いありません。
こうやってみると、東京メトロは、渋谷へ向かう方は、若干、空いていそうな気がしますね。
逆に、東急線も、京王線も渋谷に向かう方が混雑率が高いので、ある程度、あきらめが必要です。
ですが、混雑のピークを通らなくてはならない、井の頭線でも東横線でも、少しだけ楽に乗車する方法があります。
それは、乗車する車両によって混雑率が変わるので、少しでも空いている車両に乗ることです。例えば、井の頭線は、渋谷に向かう方向とは逆方向(後ろの方の車両)の方が、改札から遠いので、乗車する人は若干少なめです。ですから、余裕を持った移動を心がけて、少しでも人の少ない車両に乗りましょう。
とにかく混雑が嫌な人は、時間帯を変更するか、車両を変更するなどして、混雑のピークを避けましょう。
オススメのエリアは、2路線に乗り入れる駅ではなく、2路線にアクセスできるエリア
お部屋のよくあるオススメ文句で、2路線利用可!と書いてある物件資料がありますが、1つの駅で2路線が利用できる場合、家賃は高くなりがちです。そこで、駅からは若干、離れてしまいますが、2つの駅にアクセスしやすいエリアを選べば、駅から離れているので、お安い上に、実質2路線を利用できるので、便利なわけです。
例えば、どんなエリアがあるのでしょうか?幾つかオススメエリアを出していますので、お部屋選びの参考にしてみてください。ちなみに、1本で渋谷へアクセスしやすい場所を選びました。
1.世田谷区、代田エリア
小田急線、井の頭線、田園都市線と、3路線を利用できるので、渋谷のみならず、新宿、吉祥寺、二子玉川などへ一本でアクセスできる立地です。渋谷で終電を逃しても、タクシーで帰ることができる範囲ですから、飲みすぎな人でも安心(笑)
ご飯を食べるところも、たくさんあって、非常に便利ですが、駅からの距離は遠いので、渋谷までの通勤を自転車通勤してみるのもアリだと思います。渋谷駅の近くには、12時間で100円のパーキングなどがありますから、自転車通勤、いいかもしれませんね。
2.江東区、清澄白河公園エリア
半蔵門線、東西線、大江戸線と、地下鉄が3路線利用できるエリア。下町で、落ち着いた雰囲気が好きな人にはぴったりかもしれません。江東区といえば、湾岸の豊洲をイメージするかもしれませんが、こう言った下町風情の溢れるエリアもありますよ。
また、このエリアは、深川丼も有名ですから、古き良き東京を感じつつ、新しい東京のシンボル、スカイツリーへも足を運べる、新旧の東京を味わうことができるエリアです。
3.北区、赤羽エリア
埼京線と三田線を利用できるこのエリア。他の2つに比べて、家賃がお安いのもメリットです。
参考:代田エリア(三軒茶屋として):9.46万円(1K)、清澄白河エリア:8.7万円(1K)、赤羽エリア:7.53万円(1K)
ホームズ家賃相場を参照
まとめ
というわけで、渋谷へアクセスしやすいエリアをご紹介してみました。実際に、お部屋探し中の僕が切実にどこにしようか悩んでいます。
それほど、飲み歩くわけじゃないので、ちょっと遠くてもいいかなーとか、昨日のエントリーでも書きましたが、家具を持っていくので、ある程度の広さのお部屋は欲しいなーとか考え中です。
今回は、渋谷へ1本でアクセスできるエリアを選んでいますが、もっとお安くする場合、どこかで乗り換えをすると、さらにお安いエリアも出てきます。
例えば、東急世田谷線沿線(三軒茶屋で乗り換え)であれば、賃料は抑えることができます。例えば、世田谷線松原駅であれば、平均家賃は7万円を切ることも可能です。(1Kの場合)三軒茶屋に比べると、約2万円以上も、お安くできるのです。
そんなわけで、乗り換えをするのであれば、さらにたくさんのエリアに広がりますが、僕は極力乗り換えをしたくないので、1本でアクセスできるエリアを探しています。
不動産屋さんには、この辺のエリアの提案も含めてやってもらえると嬉しいのですが、結構、ズレがあったりするので、結局自分で選んだほうが、早かったり。。。
そろそろ、不動産屋さんに、声をかけてみようかな。
本日は、以上です。