Airbnbを駆逐せよ!管理会社は、こうやって感染物件を調べている。

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今日は、不動産会社(管理会社)の方から、ちょっとしたネタを教えてもらったので、ご紹介したいと思います。

教わったのは、不動産会社が、Airbnbに感染している物件を探す方法です。

一般的には、Airbnbをチェックして、自分たちが管理している物件かどうかをチェックすることになると思います。

ですが、マンションやアパート1棟まるまる管理している場合ならともかく、お部屋だけを管理するとなると、相当に手間暇がかかります。

そこで、自分たちが管理しているお部屋がAirbnbに感染しているかどうかをチェックする方法を見つけたようです。

Airbnbチェック代行業者へ委託

こんな会社があるってご存知でした?

お部屋のオーナーさん向けに、Airbnbの運営代行する会社はたくさんありますが、グレーな現在の状況で、管理会社側の立場に立って、管理物件が勝手にAirbnbで民泊させていないかどうかをチェックする会社があります。

管理会社は、20,000円〜30,000円/部屋の手数料がかかりますが、勝手に民泊をさせて、マンション価値を下げるような人たちを排除することができます。

この20,000円〜30,000円の手数料には、実際に旅行者がお部屋に入っていくところを写真に収めて、報告書形式で、提出するという部分までをやってもらえるので

管理会社としては、契約者に民泊の事実を突きつけるともに、契約解除を行うだけでいいのです。

最近は、民泊のためにお部屋を借りる人もいるようです(投資用に)から、こう言ったサービスが、成り立つのでしょうね。

ですから、こっそりAirbnbで転貸をしようとするユーザーは、初期費用を支払ってすぐに、契約解除されて、初期投資の費用すら回収することなく、撤退するケースも目立っているようです。

現在の法律上は、グレーゾーンで運用されているAirbnbをはじめとした民泊は、最低限、オーナーさんの理解を得ることができないと、難しいですよね。

Airbnbで転貸できる物件の見つけ方

ですから、Airbnbで収益を上げていきたいと考える人は、オーナーさんの理解を得て、転貸できる物件を見つける必要があります。

では、どうやって見つければいいのでしょうか?

 

一般的な物件検索サイトで出ているものを片っ端から、当たっても、ほとんどNGになります。

それはオーナーさんとあなたの間には、管理会社が入っており、管理会社は物件の価値を下げるようなこと(民泊)をオーナーさんへ提案することはありません。

つまり、民泊は、利用者や転貸オーナーにとってはいい話ですが、物件のオーナーにとっては、家賃を得ることができるかもしれませんが、ゴミ問題、騒音問題など、看過できない問題も抱えているので、物件の価値を下げてしまう可能性もあるのです。

ですから、管理会社も、オーナーも話し合いの場にすら、ついてもらえないのが現状です。

そこで、転貸物件の見つけ方ですが、困っているオーナーを見つけるところから、始めましょう。

 

つまり、物件が全然埋まっていない状態です。

そして、1部屋と言わず、2部屋、3部屋借りてあげましょう。すると、他の住人もAirbnbの旅行者になったりするので、住人からの苦情が減ります。

ゴミの問題も、3部屋まとめて掃除できるならば、外注業者にお願いして、単価を下げることができます。

ですから、不動産屋に行って、借りれる中からAirbnbの許可を出してもらえるところを探すのではなく、全然、入居者が集まらなくて困っている物件を管理している不動産会社に言って、オーナーさんを説得してもらいましょう。

ただし、その場合は1部屋だけでなく、複数のお部屋を借りるくらいでないと、受け付けてもらえないと思ってください。

実際の状況を聞いてみた

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実際に、Airbnbを行っているホストの方(貸主)にお話を聞いてみました。

 

1)都内に4部屋を転貸しているケース

この人は、オーナーさんが同じ建物内に住んでいるお部屋を選び、オーナーさんに直接、話す機会を作って、了承をもらいながら運用しています。

必ず、2LDK以上の間取りのお部屋を借り、そのお部屋に住人が住む+空いている部屋を貸す。という形式を取っているので、トラブルが起こりにくいです。

同じ建物内の、オーナーさんの許可も取っているので、オーナーさんとのトラブルもありません。

今現在の、運用方法の中では、イチバンうまいやり方ではないでしょうか?

 

2)千葉県に6部屋を転貸しているケース

こちらは、前述のように、オーナーさんと交渉して、アパートを1棟まるまる借りているケースです。

借り手のいない古い建物だったので、オーナーさんも受け入れてくれたようです。言わゆる”居住者”がいないので、同じ建物内のトラブルが起こりません。

ですが、1のケースのように、住人がいるわけではないので、鍵の受け渡しが大変だとおっしゃっていました。

まとめ

Airbnbは、グレーではあることから、冒頭に書いたように、管理会社側に余計な負担を強いています。

早く、法整備が進むことで、余計な負担はなくなると思いたいですが、今の方向性では、法整備が進んでも、すごく手間の増える仕組みになりそうな感じですね。

空き部屋を活用するという方向は、絶対的にいいと思うので、オーナーさんがもっと柔軟に対応してくれるといいんですけどね〜

本日は、以上です。

著者投稿者 横川
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