転勤の際のお引越しは、相見積もりがいいのか?専任契約がいいのか?メリットとデメリットを考えてみる。
こんにちわ。引越しラクっとNAVIの横川です。今日は、昨日のお部屋探しに続いて、転勤の際の「お引越し」について、考えてみましょう。
年間で引越し件数がある程度の件数が見込める場合、引越し会社と割引契約をしていることが多いです。例えば、20%割引をします!とか、30%割引をします!とか、そう言った類の条件が多いです。
この時、引越しの合計金額から20%や30%の割引を受けている気がしますが、本当にそうなのでしょうか?引越し会社の担当者さんへ聞いてみてください。「基本料金」からの割引だったりします。
ちなみに、この基本料金、引越し会社でどうにでもなる部分なので、例えば、10万円のお引越しのうち、基本料金は1万円です。という設定にしちゃえば、割引は20%割引で2,000円の割引となります。
10万円に対する、20%ではなかったりするので、その辺り、注意が必要です。
また、中には20%引いた状態で、10万円の引越し料金なんです。と言われることがあります。某楽天さんではありませんが、元の価格ってなんなの?と思えなくもない、状況なんですね。
あ、書き忘れましたが、ここまでのお話は、法人だけでなく、個人向けにも同じことが言えますよ。
専任契約について考える
さて、ここまで引越しの法人割引について、見てきました。続いて、専任契約についてみていきましょう。
専任契約とは、相見積もりを取ることもなく、「この会社!」と決めてしまう契約です。
引越し会社としては、相見積もりがなく、100%受注できるのであの手この手で、専任契約を結ぶために必死に動きます。
専任契約のメリットとデメリットを見てみます。
メリット
専任契約の場合、多少の無理は聞いてもらえることが多いです。なぜなら、1件くらいは赤字でも、他の引越しで取り返せるので、多少の融通がきくという点がメリットに挙げられます。
また、相見積もりがないので、引越し用のダンボールの手配がスムーズに行うことができます。辞令の発令から、着任までの期間が短い場合、ダンボールを手早く手配することは、かなり重要です。
デメリット
専任契約のデメリットは、まずは価格面。特別割引ではあるのは間違いないと思いますが、果たしてそれが本当に安いのか?という検証ができません。例えば、転勤者の希望の日時に、専任契約の引越し会社のトラックが満車の場合、別の会社からトラックを借りて、お引越しの手配をすることになります。
ですが、他社からトラックを借りると、当然ですがコストはかさみます。他の引越し会社がトラックが空いていれば、もっとお安い価格が出るにもかかわらず、専任契約をしているがために、引越し料金が上がってしまうのです。専任契約の引越し会社が、決して高い金額を提示しているわけではないのですが、仕組み上、引越し料金が上がってしまうのです。
また、転勤者の側に立って考えると、転勤者自身で、引越し会社を選ぶことができないので、転勤者にとっては、嫌いな引越し会社だとしても、しぶしぶ会社の決定に従わざるを得ません。
これが、法人のお引越しの専任契約のパターンです。
相見積もりについて考える
では続いて、相見積もりについて考えてみましょう。法人の場合、引越しに限らず、何かお金を使う場合に、相見積もりを必須にしている会社は珍しくありません。それは、つまり
相見積もりはコストダウンに有効である
ということの裏返しでもあります。ですから、この法則は引越しにも当てはまります。でも相見積もりをとるにあたって、メリットもデメリットもあるので、注意が必要です。
メリット
メリットは、何と言っても、コストダウンです。引越しはそのサービスの特性上、激安引越しに当たる可能性があります。
例えば、東京から大阪へのお引越しを依頼する場合、
A社:東京から大阪 10万円
B社:東京から大阪 9万円
C社:東京から大阪 5万円
と見積もりが出ることがあります。これは、C社が、半分の労力で東京から大阪へ行けるわけではありません。
C社は、大阪から東京への戻りの際に、別のお客様の引越しの依頼を持っていれば、空車で帰るよりはマシと考え、破格の料金が出ることがあるのです。
これは、いろんな人のお引越しを組み合わせて、スケジュールを組む引越し会社だからこそ、できる現象で、1社専任でのお引越しでは、こんな金額は出ることはありません。と、相見積もりの最大のメリットは、コストダウンということが、わかると思います。
また、専任ではないので、ある程度好きな引越し会社を選ぶこともできます。最終的には価格で選ぶことになるのでしょうが、嫌いな引越し会社を外して、相見積もりを取れば、気分良く引越しを迎えることができますよね。
デメリット
相見積もりのデメリットは、何と言っても手間が増えることでしょう。
1社に荷物量や、転居先住所などを伝えて、見積もりをもらって、それを2回、3回と行うことは、決して楽な作業ではありません。しかも、この作業、基本的には通常業務を行いながら並行して見積もりを取ります。転勤が発令されたからといって、通常業務を一切しなくてもいい人は、ほとんどいないはずです。
転勤が発令された後は、今の業務の引き継ぎ、新しい赴任先への挨拶、転勤関係の社内書類などを行いながら、引越しの手配を行うのは、手間でしかありません。
これを総務部が行うのか、転勤者自身が行うのかは、会社によって分かれますが、どちらにせよ、会社全体で工数が増えていることには変わりありません。
どちらも一長一短
いかがでしょうか。専任契約と、相見積もり、どちらが優れているというわけでもなく、会社の規模や状況に応じて、使い分けているのが今の転勤時の引越しの手配という感じでしょうか。でも、できればどちらのデメリットをなくして、メリットを享受できるような仕組みが欲しいですよね。
つまり、相見積もりの面倒な手間をなくしつつ、引越し会社のいいなりの金額を避けることができるのが、理想ですよね。
そんな都合のいい仕組みがあるのでしょうか? あります!
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というわけで、法人の転勤のお引越しについて考えてみました。
サービスとして提供している引越しのシステムでは、日本で一番企業に優しい仕組みだと思いますので、経営者の皆さん、総務人事の皆さん、東京ビッグサイトでお待ちしております(笑)