圧倒的な歴史ある企業の役員にお会いすると絶望しかない。

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(イメージと本文は関係ありません。)

 

こんにちわ。引越しラクっとNAVI(@hikkoshinavi)の横川です。

実は、今週、大先輩と一緒に企業を訪問していました。こちらの大先輩、今年70歳になるのですが、まだまだ現役でお仕事されていて、月に100社以上の企業を訪問をされています。僕はその訪問先について行って、いろんな方をご紹介して頂いているのですが、なんせ豪快。豪傑。

土日は全て、麻雀にゴルフ、平日も飲んだ後に彼女のお家に行くなど、世間でいう70歳とは全く違う70歳がいらっしゃいました。

たくさん稼いで、たくさん使う。バブルのような人ですが、豪快な人柄に皆さん惹かれているようです。そんな大先輩にご紹介いただくのは、大企業の役員クラスの皆様でして、全く規模感が違うので、感覚が違うことを改めて思い知らされました。

そこそこ大きくなると勘違いしちゃう

最近、当社においでくださる皆様が、口を揃えて、売り上げが伸びていてすごいね!とか、利益が伸びていてすごいね!とか、ビジネスモデルが面白いね!とか、上場しないんですか?とか、言ってくれるわけです。もちろん、ポジショントークであることは、ある程度理解はしていますが、気持ちが悪くはありません。

となると、人間の心理的には、少なからずおごりも出てきます。特に僕のような小さな人間にとっては、うちの会社すごいんだ!なんて勘違いしてしまいます。

ですが、世の中を見ると、数百億円の売り上げだったり、数十億円の利益だったりを出す企業が星の数ほどあるわけで、それに比べると当社の売り上げなんか、たかが知れているわけです。歴史のある会社の役員クラスの方々の落ち着きっぷりといったら、恐ろしいです。

そして、提案しても、コテンパンにやられるケースも多々あって、すごい!とおだてられる自分を叩きのめされます。

サービスは良くとも、見えない力だったり、これまでの歴史に打ち勝てないケースもあるんだなぁと。単純に、サービスの力だけではどうにもならない世界を味わっております。

歴史ある大企業のサラリーマン

また、大先輩からご紹介いただくだけでなく、歴史ある大企業の本社が立ち並ぶ、日本橋界隈にもお邪魔することが結構あります。こちらの界隈、午後17:30になると、飲み屋が埋まっていて21時前には、出来上がっている人たちが出始めるという街だったりします。

もちろん、僕たちの本社がある渋谷でも、同じ現象は起こりますが、とはいえ比率が違います。

渋谷は特にベンチャー企業が多いので、夜遅くまでお仕事をして、新しいサービスを作って、上場するぜ!みたいなギラギラした人たちがいますが、日本橋界隈の方々は、歴史ある会社に所属しているので、そう言った野心よりも社内政治や、社内の愚痴なんかが多い気がします。

別に、どっちがすごくて、どっちがいいという話ではないのですが、最近、外に出る機会が多く、日本橋界隈の企業さんに訪問することが多かったので、体感として書いてみました。

ああ、入社する会社によって、人生は大きく変わるんだなぁ。と、今更ながらに思います。こういう生活も、ある意味幸せなんだろうなぁ。

やっぱり打ちのめされた方がいい

ある意味、歴史ある企業で働いて、すごいですね!なんて言われながら、仕事しちゃうと、僕みたいな人間は勘違いしちゃいそうなので、外部の企業さんに、おたくはダメだ!なんていうダメ出しがあった方が、健全だなと感じます。

サービス自体を改善していくという意味でも、ダメだしや、クレームが原因でサービスを改善することって多いですよね。

自分を厳しく律することができる聖人君子以外は、定期的に外に出てダメだしを受けるべきだとすら、思ってしまうくらいです。

特に、営業マンはその辺りは大丈夫だと思うのですが、ある程度偉くなって、提案をしなくなったような人や、中の管理部門やシステム周りをしていて、外部からの影響を受けにくい人は、定期的に、意識をして、外に出て、打ちのめされましょう。

絶対に、役に立ちますから。イライラしますけどね(笑)。

というわけで、創業者ではなく、歴史ある企業で役員を務める方々は、絶対的な社内政治力が備わっているんだと思いますし、お会いさせていただく方々にも、そう言った力を感じました。もちろん、お仕事ができることは、前提にあります。

僕は、改めてそう言った政治的な動きが、苦手だなぁと感じて、歴史ある企業で勤務していなくてよかった(入社すら、できないでしょうが)と思う一週間でした。

本日は、以上です。

著者投稿者 横川
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