女性の引越しのポイント
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一人暮らしの女性が引越しをする場合、防犯上の観点からも気をつけておくべきポイントがあります。引越し業者選びから引越し後の心構えまで、いくつかの注意点を挙げておきます。
◆女性向け引越しパックなどを検討してみる
たとえば『アート引越センター』では、運搬作業などもすべて女性スタッフが担当する「レディースパック」が用意されています。下着など男性に見られたくない荷物も多い女性の引越し。業者の見積もり時などに不安な点を相談すれば、それぞれの業者の経験に基づいた対策を提案してくれるはずです。
◆業者スタッフが絶対に開けない箱を作る
引越し先での開梱まで業者に依頼する場合でも、男性スタッフに見られたくない荷物は段ボール箱を区別してまとめ「開梱不要」など、はっきりと開けてほしくない意思表示をしておきましょう。
◆予定のない訪問者には要注意!
引越しのトラックは思ったよりも目立っています。たとえば、新聞の勧誘など、引越しのトラックを目印に訪問してくることが多いもの。女性の一人暮らしの場合「強引な勧誘で断り切れず……」といったケースもあるようです。それ以外にも「ガスの使用開始手続き担当者を装って訪問する不審者が来た」という例もあります。
電気やガス、水道などの担当者がアポイントもなしに訪問することはありません。不用意にドアを開けないように注意しましょう。
◆カーテンの準備を忘れずに!
新居のインテリア。家具や家電のプランニングには思いを巡らせるだけでも楽しいものですが、意外と忘れがちなのが「カーテン」です。
うっかりしていると、夜になって外から丸見え! ということになってしまいます。新居の下見時にサイズなどをきちんと計測して、引越し当日には装着できるように準備をしておきましょう。
また、女性の一人暮らしなどで、カーテンレールに手が届かず取り付けが難しいような場合、引越し業者のスタッフが手伝ってくれることがあります。「10分間サービス」のようなサービスを用意している引越し業者も多いので、見積もり時などに確認しておくのがいいでしょう。
◆ご近所への挨拶も慎重に!
引越し後、ご近所への挨拶はスムーズな新生活のために大切なことではありますが、女性の一人暮らしの場合は少し慎重に考えましょう。ワンルームマンションなどの集合住宅の場合「挨拶するのは大家さんだけ」でもよいかもしれません。お願いできる人がいるのであれば、男性の家族や友人と一緒に挨拶に回るのもいいでしょう。
また、表札を出すとしても名字だけにしてフルネームは書かないようにしたり、カーテンはシンプルな色柄を選んだりするなど、外から見える部分で女性の一人暮らしであることがわからないように配慮しましょう。