長距離の引越しのポイント
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引越しの距離が長距離になると、荷物を運搬する距離が長くなるのですから、当然費用も高くなります。とはいえ、だからこそサービスの形態などによって、業者に払う費用にも大きな違いが生じることにもなるのです。
長距離の引越しを計画する時の留意点をまとめておきましょう。
◆相見積もりは不可欠!
長距離の引越しへの対応は、引越し業者でもさまざまなメニューを用意しています。専用のトラックを完全チャーターして荷物を運搬するスタイル。途中、鉄道のコンテナ便などを併用するケース。あるいは、さまざまな荷物を混載する便を併用して運搬するサービスもあります。
当然、チャーター便を利用すると運搬日数や安心感の面では有利でも費用は高くなりますし、混載便などを利用すれば料金が安いかわりに運搬日数が余計にかかったりします。また、同じ混載便でも、到着日が指定できる場合と、業者におまかせになってしまう場合があります。
到着日がおまかせの場合、「到着日が決まるのはいつなのか」や「連絡はいつもらえるのか」を必ず確認しておきましょう。到着日に関するトラブルは非常に多く(荷物がいつ届くか分からない。引越し業者から連絡がこないなど)、クレームにつながることが少なくありません。
費用が高額になる長距離の引越しだからこそ、金額はもちろん、さまざまな条件を相見積もりできちんと確認しておきましょう。しっかりと相見積もりを取り、さまざまなサービスの長所と短所を比較しながら、自分が求めるサービスの質と料金のバランスを取って、依頼する業者を決定することが大切です。
◆新居ですぐに必要なものは自分で運ぶ
長距離引越しの場合、運び出した荷物が新居に到着するのは翌日以降になることが多くなります。新居に到着してすぐに使いたいものを引越し業者が運搬する荷物に梱包してしまうと、生活に支障が出てしまいます。
新居ですぐに必要になるものは、自分が手持ちで運ぶようにするのがいいでしょう。